アッサラーム・アレイコム!再び汎トルコ主義に迫る漢、星餓です!
PICK UP:
①旧ソ連の国に見る汎トルコ主義
②久々のトルコ×ウズベク料理のアロヒディン
③店員さんはトルコ人?ウズベク人?それとも・・・?
今回もテーマはトルコ×トルコ民族の店から汎トルコ主義に迫ります。
詳しい歴史的経緯はこのサイトが一番分かり易いですかね~。
平たく言うと、近代のトルコにとっては激動の時代で、
国を一つにまとめる為のアイデンティティでもあったらしい。
また、旧ソ連圏や現在のロシアの中にも沢山トルコ民族がいるので、
それを味方につけるという外交的な狙いもあったと見られます。
そして、旧ソ連圏の国からしても、
ソ連崩壊後に独立した苦しい頃にトルコに助けてもらった恩があるそう。
そんな訳で、今度は旧ソ連国の料理×トルコ料理を食べに行きましたよ!
ババ━━━m9(`・ω・´)━━━ン!!!
・・・ってな訳で、久々茅場町の「アロヒディン」に行ってきました。
いや~、このビル久しぶりに来ましたわ。ここはトルコ×ウズベク料理ですからね。
今度のウリは「肉料理×ワイン」ですか~。
それにしても行く度に看板やPOPが増えて派手になっている様な。
上の階のマレーカンポンが心配になってしまいます。(´・ω・`)
さて、久々の店内はこんな感じ。
写真にはウズベクの光景、だけどBGMはクールなジャズ。
かと思いきや、厨房からはトルコ?のミュージックが聞こえて来るし、
壁にはソ連を思わせるPOPの宴会募集のポスター。
何だか世俗的&色々合わさってシルクロードだなぁ~って気がします。
さて、お店の方は・・・一見日本人っぽいけど、分からんぞ?
ウイグル~ウスベク辺りには我々に似たモンゴロイドな人もいますからね。
ここは敢えて日本語で聞いてみるか・・・。
星:「貴方は何人ですか?」
店:「私は日本人です。コックさんはトルコ人で、
社長はウズベク人です。」
ちょwwwまさかの普通に日本人でした。(ノ∀`*)タハー
そんな訳でまずは「ナン」。
これは前にも頼みましたよね。
フカフカのピザの縁みたいな感じですが、
前回みたいに焼き立てでは無かったので、
前ほど美味しいとは思えなかった。
本日のスープはトルコの定番「ドマテス・チョルバス」でした。
あ!ここでもスープは日替わりなのね・・・。∑(゚Д゚)
Bu Türk yemeği.
「これはトルコ料理です。」
味は・・・ん~、酸っぱしょっぱいトマト味!ヽ(゚◇゚ )ノ
底にはとろりんチーズと角切り生トマトが沈んでいます。
味が濃いので、パンに浸してやるのが正しい食べ方な気がします。
少し時間を置いて羊タンのサラダが来ました。
羊タンはメニューにあり、これをスライスして和えてあるみたい。
Bu salata Özbekistan yemeği.
「このサラダはウズベク料理です。」
そのお味は・・・うんうん、野菜たっぷりだしバランス良いですね!
シンプルな味付け&羊のタンがIYI!(イイィ=イイ!)(・∀・)
タンはこってりしていて柔らかい。
とろっと口の中ですぐ消える様だ。(´∀`)
野菜の切り方がそれぞれ独特、ニンジン、ピーマンは細切りで、
トマトやキュウリは小さく斜めに。レタスはパプリカは食感を特に感じました。
ドレッシングはレモンや粉チリ中心と思われるシンプルな物でサッパリと。
野菜にしろラムにしろ、何を食べてるかハッキリ分かるサラダでした。φ(.. ) メモメモ
最後に「サモサ」。
サモサはトルコ民族全土であるしょうが、
このお店ではウズベク料理の扱い。
味は・・・うん、外はパイ生地で中は餃子に似てますね。
皮はいわゆる冷凍のバター風味が豊かなパイシート。
しかし、中は滑らかに練られた牛肉で、
質感が餃子みたいで美味し!(ただし、具は肉のみ)
更にお皿に入っていたのは・・・。
Sirke!∑(゚Д゚)
「お酢!」
まさかの酢!ほんの少し油やチリが入っているけど、
基本酸っぱいですね~。まさか、パイ生地に酢を付けて食べるとは・・・。
ちなみに、トルコ語でSU(ス)といえば水の事なのですよ。
トルコにせよウズベクにせよ羊は大切。
遊牧民族であるトルコ系は「ノーミート・ノーライフ」!
でも・・・
Üzgün görünüyor.
「彼は悲しそうです。」
何だか切ない眼差しを向けられている様な。
お、俺をそんな目で見るなって・・・。(´・ω・`)
まとめ・感想
★ウズベク料理もあるけど、
ポロやラグメンといった定番のメインデッシュは要予約。
★サモサはパイシートに酢、日本とトルコの店員さん、
ロシアのメニューやPOP・・・多国籍&世俗的!
柔軟な世界観はまさにシルクロード!
★スープやメゼには日替わりがある。コックさんがトルコ人だから、
ここはトルコ料理になる可能性が高いと思われます。
今回のお店