スタジオをやっていると、いろんなことに遭遇します。

 

今日お伝えしたいのは、お子さん向けのお教室選びの上で注意したいことです。

昨今毎日のように子供が犠牲になるようなことが起こっていますよね。

安心に思える世の中ではなくなりました。

保護者が真剣に考えなくてはいけません。

 

うちのスタジオで以前こんなことがありました。

会社が経営する子供向けのお教室にレンタルしておりました。

担当のインストラクターは時間にやってくることはほぼありません。

親御さんは、スタジオのもの、すなわち私がいるので、お子さんを連れてきて置いていってしまいます。

私は、お子さんに何があっても連絡取れません。3、4歳のお子さんたちに何があっても。

 

あまりに先生が遅いので、仕方なく私がダンスらしきものを教えて時間潰したこともありました。

 

また、インストラクター業は、代行、代講が蔓延しています。

今風の働き方とも言えますが、

ことお子さんの教室では代行になるとどういうことかと言いますと、、、

 

ヒップホップ系のいかつい男性が代行でいらっしゃいました。

生徒は4歳くらいの女の子1人でした。

保護者はスタジオに置いて行っているので、今日はどんな人は代行で来るのかなど知りません。

 

ここで問題なのは、

会社の場合、代行を探すのはインストラクター自身だったりすると、経営側はその代行の先生の人となりを全く知らないまま教授させること、

何かがあっても、保護者にすぐに連絡が取れないこと。会社からインストラクターに保護者の連絡先が渡されているでしょうか。渡されていたら良いですが、渡されたくもない気もします。。。

子供は、ぴょんぴょん跳ねただけで口を切ったり、歯をぶつけたり、おもらしも一年生くらいまではしますし、昨今熱中症もあります。

インストラクターから会社にすぐに連絡がとれればよいですが、そういう会社ほど、

連絡が取れないし、責任者はすぐに来れません。

 

他には、

インストラクター自身が土足で入室していたり、

子供達と一緒にお菓子を食べて散らかして帰る、など。

私たちがレッスンを行っているバレエや体操界ではあり得ない礼儀もあります。

 

インストラクターたちは保険には入っているでしょうか。

会社側も保険に入っているかどうかは最初に調べたほうが良いかもしれないです。

 

カルチャーセンターのように会社が持っている施設で提供されるレッスンであれば、

その場に経営側の人がいるでしょうし、施設自体が保険に入っていると思うので、オッケーです。

経営側が全く来ることなく、インストラクターだけがやってくる、

レンタルスタジオを借りての教室運営のところが注意、ということです。

 

今の時代、習い事もどっぷり浸からず手軽な感覚の方が好まれるのかもしれません。

辞めたい時に、さっと辞めれる感じとか。

 

しかし、せっかく貴重な時間やお金を費やして、大事な子供に物を教えてもらうのでしたら、

もう少し吟味して選び、信頼して預けるのが良いのではないでしょうか。

習い事は学校と違って自分で先生を選べて、

長い期間人生を併走します。

 

個人でスタジオを借りてやっている場合は大丈夫でしょう。

個人の先生の名前でやっている教室は、先生が責任者であり、全てを行っているので、

当然保護者にもすぐ連絡がつくからです。

 

私のスタジオでは、このような理由から、

個人の先生にはお貸しする

会社の場合、経営側の人が毎回来るという条件の場合

のみお貸しすることにしております。