先日、5年ぶりとなるフラメンコ教室の発表会と、自身のリサイタルを無事に終えました。

 

発表会は、2日間に渡り4部構成で行い、

一部を終えた時に、

 

これを4回繰り返すのか、

 

と気が遠くなる思いがしましたが、

部ごとにそれぞれ特徴もあって、お客様もノリのちがいもあり、

結果的に主催者としては非常に楽しめる会になったと思います。

 

自分のリサイタルも10年ぶりで、10年前も、このレベルのものはもうできない、と思いましたが、

もう一度できました。しかし、もう一度はできないと思います。

それだけ、一回一回に注ぐ力が大きいのです。

 

発表会で大変な時にリサイタルまで!?とよく言われるのですが、

発表会も、皆さん大人なので、ガミガミ言わなくても自分たちでやることはやってくれます。

言わないほうが、不安になって自分で動くのかもしれません。

ここは絶対に押さえておきたい、というところは言いますし、

気が付いていないようなことはアドバイスしたりしますが。

 

衣装も、群舞はそろえるほうが素敵に見えるものですが、

そろえる必要なし、と。それよりも、質の良いものを。できれば一張羅で舞台に立ってください、と。

みなさん、自分の思い思いに準備して、気持ちよく舞台に乗っていたと思います。

 

フラメンコの場合、普通はチケットノルマというものがあります。

会場、参加人数によりますが、5,6枚から20枚くらいまで、ケースケースにより違いはあります。

今回、その業界の掟を無しにしまして、ノルマ無しとしました。

蓋を開けてみれば、ほとんどの皆さんがたくさんのお客様を呼べていました。

 

ほんとうに晴れやかで、いままで閉じこもらなくてはいけなかった日々の思いから解放され、

それぞれの心に残る記念すべき発表会になったと思います。

 

大仕事を終えましたが、スタジオのほうには、あまり影響しない、

体操教室を一週休講にさせていただいただけとなりました。

私はほんとに淡々と進めていくタイプなので、

レンタルや子供教室のかたには、気が付かれないくらいだったと思います(笑)