こんにちは。hanakoです。
今日浮世絵のことを調べていて、
木版画の販売や注文をしているサイトにたどり着きました。
そんなサイトがあるなんて知らなかった!
木版画には、図案を考える絵師と、
それを元に色ごとに版木を彫る彫師、
版木を摺って仕上げる摺師がいます。
美大時代、校外学習で摺師さんの工房に通い、
多版多色刷りを学び、実際に工房で版画を作りました。
たった2週間という短い期間でしたが
絵を考え、版を作り、工房にある本格的な道具で摺り・・・、
そのままその工房に弟子入りしたいと思うくらい
充実した時間を過ごさせていただきました。
木版画は奥が深い。
摺師さんには、複数の版をずれずに摺る技術はもちろん、
和紙に絵の具が定着するように
和紙を湿らしたり、顔料と膠を調合したりといった下準備があり、
それらは分量がデータ化されているわけではなく、
代々受け継がれた技術のひとつなのです。
木版画、木版印刷が日本に伝来したのは飛鳥時代。
最初はお経を摺るために
木の板に文字を彫って墨一色で摺る「文字木版」から始まり、
経典を大量に作ろうという目的になったり、
文字だけでなく仏様の姿を描いたりと、
絵画としての木版画に発展していったようです。
そして800年の時を経て、時代は江戸。
大衆文化の発展とともに本屋さんが誕生し、出版文化が急発展。
単色刷りが多色刷りへと移り栄えたのは18世紀後半、
浮世絵師 鈴木春信が描いた作品が流行し、
一気に北版画の表現性が花開いたそうです。
(参考サイト:竹中木版 竹笹堂)
京都の伝統工芸でもある木版画、
お教室や通信教育もあるそうです。
我が家には新しいもの好きのやんちゃ坊主がいるので
今は木版画を作ったり摺ったりすることはできませんが
いつかまた作りたいと思います^^
では
hanako