http://www.bloomberg.co.jp/apps/news?pid=90920012&sid=aMKAGtdMR5cE
(全文引用)
8月9日(ブルームバーグ):格付け会社スタンダード・アンド・プアーズ(S&P)は、エストニアの信用格付けを東欧で2番目に高い水準に引き上げた。同国の力強い経済成長と堅実な財政状況を理由に挙げた。
S&Pは9日に電子メールで、エストニアの長期外貨建てと自国通貨建て債務の格付けを2段階引き上げ「AA-(ダブルAマイナス)」とし、投資適格級で4番目に高い水準に設定したと発表した。従来は「A」だった。アウトルック(見通し)は「ステーブル(安定的)」に引き下げた。S&Pはスロベニアの格付けを「AA」、スロバキアについては「A+」としている。
エストニアの1-3月(第1四半期)の経済成長率は前年同期比で8.5%のプラス成長と、欧州連合(EU)加盟27カ国の中で最も高い成長だった。エストニアは2008年と09年はEU域内で2番目に深刻なリセッション(景気後退)に陥った後、今年1月にユーロを導入し、スウェーデンとフィンランド向け輸出が好調となっている。
フィッチ・レーティングスは先月5日、エストニアの格付けを投資適格級で上から5番目の「A+」に引き上げた。ムーディーズ・インベスターズ・サービスは「A1」と、同社で5番目に高い投資適格級に設定。エストニアはEU加盟国で2010年に唯一、財政黒字を計上し、同国の公的債務は最も小さい水準を維持している。