幼稚園の年少から小学2年の1学期までは、前橋に住んでいた。
1年の途中から、絵の教室に通わされた。
すでに書道に通っていたので二つ目の習い事だ。
ちなみにどちらも、自分からやりたいと言った記憶はない。
ただ絵の方は、たまたま遠足を描いた自分の絵が、校長室に飾られたことから、親が勘違いして通わせたのではと考えられる。
絵の教室までは、前橋駅からバスで20分程かかった。
行きは1人、帰りは母親が教室まで迎えに来た。
バス停の前の売店で『少年キング』が売られていた。
ある日母親が『少年キング』を買ってくれた。何かの褒美だったのかもしれない。
多分初めての漫画本だ。
その中にあったのが、楳図かずおの『猫目小僧』である。
当時はテレビで『ゲゲゲの鬼太郎』を見ており、妖怪ものにハマっていたのかもしれない。
それからは毎週買ってもらえるようになった。
友達と家で読みながら、自分たちで真似したりした。
よく考えたら、ゲゲゲの鬼太郎も子供が主人公。
『悪魔くん』『河童の三平』『狼少年ケン』『怪獣王子』『怪物くん』『パーマン』など、当時は子供が主人公の番組が多かった。
楳図作品はその後も時折読んだ。
学校によく持ってくる奴がいて、皆で借りて回し読みした。
『漂流教室』は感動して、大人になってから文庫版を買った。
怖いもの見たさを満たしてくれるだけでなく、しっかりしたテーマとストーリーを示してくれた漫画家。
そのリアリティーに、知らぬ間に惹きつけられていたのかもしれない。
小学校の40周年式典に臨席。
驚いたのは来賓の数。
56人もの人が招待されていた。
市長、教育長、議会議長、歴代の校長と副校長、市内の他校の校長、副校長、市議会議員、教育委員会委員、そして地域の委員。
皆、忙しいだろうに。
約1時間半の式典を見守った。
記念品として、学校の沿革や、現役児童が載っている冊子をもらった。
教え子の1人がめあてとして、「バレーボールのスパイクとサーブ」と書いていた。
やる気を感じ、少し嬉しく思った。
グッと気温が下がり、走るにはいい季節になった。
ある1年生が、体育の12分タイムディスタンスで、全校4位でしたと報告してくれた。
3年生を混じえての4位は凄い。
立派だぞと褒めてあげた。
持久走は自分との戦い。
ゆっくり走るのは簡単だ。どこまで頑張れるか、自分に課した目標に向かって頑張るのみ。
メンタルの鍛錬にもなる。
チームが始動した頃に比べて、皆、格段に持久力がついた。
通過するスピード、足音のリズムが違う。
継続は力なりか。





































