「美容で人を笑顔にする人」を増やす、エステ講師の永松麻美です。
最近エステスクールの生徒さんと話していて・・・
「初めてマッサージが気持ちいいって
知ったきっかけはいつ？」
みたいな話で盛り上がりました。
部活でお互いにマッサージしたよとか
大人になって整体に行ってみてとか
親が受験勉強のときに少しやってくれたとか・・・
その場はわーっと盛り上がり
終わったんですが・・・
帰り道、じっくり過去を思い起こして・・・
「これを考えるのって
結構大事なのでは？」
と思えたので、シェアします。
同業者の方にぜひ読んで欲しいです。
私たちって、子供の頃に
誰もが家族に触れられた経験をしています。
子供のうちは
お母さんだったり、
お父さんだったり、
保護者、祖父母や兄弟、
ペットなど
大人になってからはそこに
恋人やパートナーなど
家族や信頼するひとの
体温や温もりと触れることで
愛情ホルモンと言われる神経伝達物質
「オキシトシン」を分泌します。
これはストレスを和らげたり
人への信頼感、安心感など情緒の安定や
心の健康や幸せ感を育みます。
とくに小さいうちは
心身の成長やその後のメンタルなどに
大きく影響すると言われています。
「皮膚は露出した脳」であるとも
言われているくらいですから・・・。
私は小さいときの幸せや
安心感を感じた記憶を辿ると
そこにはやっぱり「ふれあい」が
あったように思います。
寒い冬の帰り道に
母と手を繋いだこと。
高熱を出して何日も
お風呂に入れなかったときに
父が足を洗ってくれたこと。
おばあちゃんに
抱きついた時のこと。
おじいちゃんを馬にして（ひどい笑）
遊んだ時に背中があったかかったこと。
日本一ピンク似合わない赤ちゃんでした・・・剃り込みが笑
そこには体温と感触を介して、
やっぱり相手を大事に思う気持ち
みたいなのが伝わって
きたように思えます。
だから、マッサージじゃなくても
家族や信頼関係のある人との
「触れあい」は
癒されたり
落ち着いたり
ホッとしたり
痛みや苦痛が和らいだり
人にとって癒しや健康の
原点なは信頼する人との
ふれあいなのかもしれません。
私はエステのプロだから
解剖学や皮膚理論、
技術のテクニックを学んでいて・・・
それは非常に大事なことで
仕事にするなら絶対に必要なことですが
相手を想う気持ちや体温っていう
原点の部分もやっぱり
忘れちゃいけない要素だと
改めて思ったのでした。
お客様の家族や恋人には
なれないけれど
プロとしての知識と技術と経験をもって
そして、お客様の心身への
敬意の気持ちを忘れずに
「触れる」ことをしていこうと思います。
プロは愛情だけじゃダメです！笑
でも、テクニックや技術力だけでもやっぱり
ダメなんだと思うから・・・。
触れるって仕事は本当に奥深く
面白いですね。
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