タイムリーな明るい話題。

うたしんが、ユースオリンピック混合団体で優勝しました!

 

最初、この情報を知ったとき、混合団体とは何かも知らないものだから、男子シングルの鍵山君がいい成績を取ってくれたのかな? なんてとんちんかんなことを思いました。

 

そうしたら、うたしんがアイスダンスで1位になり、8ポイント獲得したそうではないですか。

国際大会で日本のアイスダンスチームが1位って、初めてではないですか?

少なくとも私は知らないです。

 

ちなみに、ユースオリンピックの混合団体とは、

異なる国の男子1名、女子1名、ペア1組、アイスダンス1組の4カテゴリーでチームが構成されます。

競技は各カテゴリーともフリーを1本滑ります。

4カテゴリーの合計順位ポイントで競います。

というもの。

8つのチームが作られ闘われました。

 

そしてうたしんがメンバーだった、Team Courageが優勝しました。

チームの名前は、Focus、Discovery、Courage、Determination、Motivation, Future, Vision, Hope。なんか、可愛いですね。

鍵山くんはTeam Focusで、準優勝でした。

 

個人戦に対する団体戦。オリンピックと異なるのは、個人戦の後に団体戦があること(この方がいいと思うなあ)。異なる国のメンバーでチームが作られること。

 

でも、1番すごいと思ったのは、やはりうたしんが、アイスダンスカテゴリーで8チームの中で1位になったこと。

 

ちなみに、他のチームのアイスダンスメンバーが個人戦でどんな成績だったか比較すると、

1位 うたしん 日本    個人戦6位

2位      ロシア   個人戦2位

3位      カナダ   個人戦4位

4位      アメリカ  個人戦3位

5位      カナダ   個人戦5位

6位      ウクライナ   個人戦7位

 

1位のロシアのチームが抽選にはずれて団体戦での出場がなかったのですね。

1位のロシアのチームの個人戦でのフリーの点数は、101.11。

2位のロシアのチームの個人戦でのフリーの点数は、 96.51。

 

団体戦でのうたしんの点数は、99.21ですから、1位のチームが入っていたら、もしかしたら2位だったかもしれない。でも試合は時の運がありますから、わかりませんよ。

 

他の国のメンバーの名前を書いていないのは、長すぎて大変だったので(笑)。

お知りになりたい方はこちらを参照してください。


そして今回のうたしんの素晴らしい演技動画は、こちらのツイッターから見られます。英ユロスポの解説者クリスさんによる解説です。

Youtubeに上がっている動画(ロシア語解説)もありますが画質が今一です。

https://www.youtube.com/watch?v=8ijM0_tlhso

 

明るくて陽の気に溢れているドンキホーテ。見事なツイズル。何回も観たいと思わせてくれる質の良さと幸せのオーラ。

 

「うたしん」とはご存じの通り、吉田唄菜さん(16歳)と西山真瑚くん(17歳)。

 

デビューしてまだ一年。

西山くんは、シングルとの二刀流。吉田さんとアイスダンスを組んでから1年2ヶ月。

羽生くんが大好きで、尊敬しすぎて2017年、15歳で単身クリケットに行ってしまった。

でも羽生くんとプーさんとのスリーショットは2019年のNHK杯で初めて撮らせてもらえたとか。

真瑚君のインスタより

今春から早稲田大学の1年生。羽生くんと同じ人間科学部(ソース)。

 

羽生くんを崇拝する少年が真摯にスケートに打ち込んで、トレーシーにアイスダンスに誘われ、どんどん実力をつけている。これは応援するしかないです。

 

彼らの演技は三笠の宮杯、サマーミント、ジュニアグランプリ、と見てきましたが、今回のユース五輪の混合団体の演技は、プレゼンテーションレベルが格段に上がったように思います。

今までは、わあツイズルがよく揃っている、上手い上手い、あ、転んだ、大丈夫がんばれ、という感じでしたが、今回の演技は魅せられました。

 

うたしんが大好きな方のブログ「うたしん、それは滑るディズニーランド」はとてもおもしろかったです。二人のエレメンツの質の良さなど、的確に教えてくれます。

 

今回のフリーの99.21点は、もちろん彼らのパーソナルベストでパーソナルベストランキングの54位、日本のトップアイスダンスチーム小松原コレト組99.31点、53位に肉薄しています。

これからも楽しみです。

 

ところで、キスクラでの西山真瑚くんの喜び方に既視感。

誰かに似てる。

神木隆之介君?

じゃなくて、両手を握ってぶんぶん振っているとこ。

羽生くん?

羽生くんの2014ワールドで優勝が決まった瞬間。少し似てません?