GPFを終わって、もらった羽生くんの沢山の言葉の中から、今日は2つ。

 

12月9日の報道ステーションで放送された修造さんとのインタビューの中から。

羽生くんの覚悟の程を更に思い知らされた言葉。

 

4Aの試合への投入について、

 

「やるべき時が来たな」と思ってます。

 

今、だから、ロウソクの、一番下の、あの、ロウソクって一番下が一番燃えるんですよ、ぶわあって。

その状態が、なんか、ずうっと続いている感じです。

でもなんか、そこに油を注がれた感じですけど。

「まだやれよ!」みたいな。

 

ただ、それが燃え尽きた後がちょっと怖いなとは思うんですけど。

ほんとに、あしたのジョーみたくなったりして。

 

羽生くん、燃え尽きないで(涙)、燃え尽きたらいやじゃー、と、腰抜けの私なんかは思うわけです。

でも、最後まで完全燃焼するのが羽生くんにとっての美学なんだろうなとも思う。

 

あと、あしたのジョーは、白く燃え尽きるけれど、それは「死」を意味したわけではないとちばてつやさんがインタビューで語っていたというのを教えてもらったので引用しておく。

 

ちば氏は「全部力を出し尽くして何も残っていない。そこで満足しているジョーの姿。ああ、俺はやったぞっていう感じで力がスーッと抜けていくという姿を描いたわけで。死んでたら笑えないと思うんですよ。膝に肘を乗せて、もたれてますけど、あれも(死んでいたら)崩れてしまうと思うので、だから私は死を一切考えていないです」と断言した。

https://www.sanspo.com/geino/news/20171227/geo17122717000020-n1.html

 

 

エキシでノッテステラータを滑った後のインタビュー。

 

今日、この場所で、このノッテステラータを滑らせて頂いたときに、

やっぱりとても幸せを感じながら滑らせて頂き、

また、何か、ちょっとでも、なんですかね、うん、

何かに触れる喜びだとか、

何かと(を?)ともにする、僕の場合はスケートなんですけど、

このスケートの感覚とか、またみなさんと一緒にいる空間だとか、

そういったものがこんなにも、えー、なんか、愛おしく思えた瞬間ってなかったと思うので、そういったものを、またみなさんが感じてくれるようなプログラムだったらいいなと思っています。

 

羽生くんのスケート、ファン、氷への愛が語られている。

何かに触れる喜び、スケートを共にする感覚、みなさんと一緒にいる空間、

こんなにも愛おしい、

みなさんがそれを感じてくれるといい

 

自分の思いを、丁寧に丁寧に、言葉につなぎ止めようとしている様子が愛おしい、

全てのファンが、ファン冥利に尽きると思ったことだろう。