⑦子どものような信仰

〜あなたの口の言葉を神のみことばと一致させる〜
(写真はYouTubeより)

TJ·マッカンジー


7番目。

子どもは、父親と母親が言った言葉を繰り返す


それはつまり、告白の言葉です。

原文のギリシャ語では、告白は「ホモロギア」と言います。

それは文字通り、「同じ言葉を言う」です。

同じ言葉を言う。


聖書は言っています。

「約束された方は真実な方ですから、私たちは動揺しないで、しっかりと希望を告白しようではありませんか。」


聖書はここで、私達に、神様が言われた事と同じ事を言う、告白することをやめてはならない、揺れ動いてはならないと諭しています。


告白とは、つまり、あなたの口を神様に合わせるということです。


子どもは、父親や母親の言葉の真似をします。


ある時、私はついうっかり悪い言葉を口走ってしまいました。

するとなんとそれからしばらくして、息子がまったく同じ言葉を言いました。


「おい!誰がそんな悪い言葉を教えたの!?」と、好きなだけ息子のことを叱ることもできましたが、人を指さして非難する時って、3本の指は自分の方を向いているんですね(苦笑)


子どもたちは、本当に親のまねをします。

ある意味、お猿さんのようです。


あなたが語ること全て、そしてあなたの全ての行動をまねます。


それが子どものような信仰の特徴の一つです。

神様がされることをまねるだけではなく、神様が言われることをまねる。



神様が「同じことを繰り返しなさい、言いなさい。」と言われることを、繰り返し、言ってください。


聖書は、私達は「私達の神様のために、王、また祭司とされた。」と言っています。


しかし、イエス様は、私達の告白する大祭司です。

祭司は何をするでしょうか?

祭司は、人々の必要のために奉仕をします。


イエス様は、私達の告白にしたがって助けてくださるのです。

ですから告白は大切なんです。


そして、神のみことばを告白するなら間違うことはありません!

人生で、多くの間違った事を、必ずしも真実ではないことを沢山言うこともできます。


しかしあなたが、聖書のみことばを言うなら、あなたは真実を言っているのです。

あなたが聖書のみことばを語るなら、あなたは正しいことを言っているのです。


だからこそ聖書は言っています。

「悪者はおのれの道を捨て、不法者はおのれのはかりごとを捨て去れ。…そのように、わたしの口から出るわたしのことばも、むなしく、わたしのところには帰っては来ない。」


イザヤ55章は、私達の思い、私達の言葉、私達の方法、やり方を捨てて、神様の思い、神様のことば、神様の方法、やり方を受け入れなさい、身につけなさいと言っているのです。



新約聖書で「告白」と訳されている「ホモロギア」について、もっと詳しく調べてみました。

そうすると分かったのは、ただたんに「同じことを言う」という意味だけではなく、もう少し深い意味があったのです。


降伏、明け渡しの言葉です。

これはすごく良いですね。降伏の言葉なんです。


聖書は「あなたの信仰の告白を堅く保ちなさい(告白しつづけなさい。)」と言っています。


つまりへブル書の著者は、「あなたの口の言葉、意見を、あなたの口にある神のみことばに明け渡しなさい、降伏しなさい。」と言っているのです。


告白とは文字通り、あなたの口から出るあなたの意見が、あなたの口にある神のみことばに降伏することを意味します。



「私は、自分が本当は口に出して言いたいことを、神のみことばに服従させる。」


「私は本当はこう言うべきだと思っているけれど、神様が私に言いなさいと言われることを私は言う。」

それが告白です。


神様にたいする子どものような信仰は、聖書のことばを言いたい、身につけたいという願いをあなたの内に抱かせます。


私は聖書のことばを語りたいです。


聖書が、私の告白の導き手となってほしい。


パウロが言ったように、私は聖書に書かれている以外のことを語りたくないんです。

それが子どものような信仰です。


神様は、私に自分の意見を持つ権利を与えてくださっています。

私達はみな、語る自由があります。それは神様が与えてくださったものです。

しかしだからといって、私達が語るすべてのことが、私達の益となるわけではありません。


「すべてのことが私には許されたことです。しかし、すべてが益になるわけではありません。」


あなたの口の告白が神のみことばと一致する時のみ、あなたにとって益となるのです。


聖書ははっきりと示しています。

神様にたいする子どものような信仰はいつも、神のみことばを語りたいという願いをあなたの内に生み出す、と。


神様のことばをまねる。神様のことばを繰り返すんです。繰り返す。


子どものような信仰の7つの特徴についてここまで語ってきました。


これからあなたのためにお祈りします。

主が、あなたに恵みを与えてくださるようにと。

聖書は「全ての恵みに満ちた神が、ご自身のみことばによって、あなたを強くし、堅く立たせ、不動の者としてくださる。」と言っています。


ですから、今の私達のすべて、私達ができるすべてのこと、そしてこれから私達がなるすべては、神様の恵みの産物なのです。


私達が試行錯誤したり、無理やり自分でなんとかしたり、自分で作り上げたり、もがき苦しんだり、歯を食いしばってもっと頑張って、もっと努力してではないのです。


自分自身を、神の御霊の力と恵みに明け渡すことなのです。

それによって、神様のみこころと喜びが成し遂げられるために、あなたの中で、またあなたを通して神様が働いてくださるのです。


あなたのためにお祈りして、今日のメッセージを終わりにします。


「お父様。あなたの御霊を感謝します。

主よ、聖書のみことばを通して、あなたのみこころを明確に示してくださっていることを感謝します。


主よ、あなたのみこころは、私達が知ることができないような何か遠いものではないことを感謝します。


聖書は、信仰のことばは、私達の心にあり、私達の口にあると言っています。

みことばは、私達にとって、あまりにも謎すぎて理解できないものではありません。


あなたが申命記で言われているとおり、みことばは私達の近くにあり、私達の心と口にあります。


あなたはそのようにはっきりと示してくださり、あなたのみことばによって私達に啓示を与えてくださり、私達が新たな次元で働くことができるようにしてくださっています。


ですからお父様、私は祈ります。

あなたは『子どものような信仰で、神様に近づかないかぎり、神の御国のどんなものにも与ることはできない。』と言われました。


今日、子どものような信仰の特徴について学びましたが、本当に子どものような信仰は私達になくてはならないものです。


お父様、私は祈ります。

子どもが頑張って子どものようにならなくても、子どもであるように、またりんごの木がりんごの実をならせるために頑張らなくても、りんごの実を自然にならせるように、私達を通して働く、主よ、あなたの恵みによって、私達が何か自分の力で頑張ってではなく、私達の中で、また私達を通して働かれるあなたの恵みが、私達に子どものような信仰を与えてくださいますように。


私達の考え方、精神構造をつくり変えてくださり、私達のうちに子どものような信仰の特徴を埋め込んでください。

イエス様の御名によって祈ります、アーメン。」


みなさん、このライブ放送に参加してくださりありがとうございました。

神様の祝福がありますように。

良い一日をお過ごしください。



https://www.youtube.com/live/xgMgfhEcggs?si=CtBUvZ-r1gyRa81W