これは自分の夢なのか、それとも神様の夢なのか？

これは自分の夢なのか、それとも神様の夢なのか？

ロシリンド・ジュキック

あなたには夢がありますか？

何年も何年も過ぎ去り、夢は実現しそうどころか、その気配さえないので、落胆していないでしょうか？

疲れ果て、今まさに全てを諦めようとしてはいませんか？

以前、私はクロアチアに行く夢についてビデオでシェアしました。

しかし、私が抱いていた夢はそれだけではありませんでした。他にも沢山の夢がありました。

実現するとは思っていなかったある夢がありました。

といっても、その夢にたいしては、絶対に実現させなければ！とは感じていなかったのですが。

もし私達が抱いた夢がすべて実現したら、人生がどれほど退屈か想像してみてください。

一体どんな夢を持てばいいのでしょうか？

2012年に、夫と私は小さな黄色いカントリーハウスを下見しに出かけました。

庭は子ども達が走り回ったり、遊んだりするのに十分な大きさでした。

私は常々、こんな家に住みたいなと思っていましたが、本当に住めるとは一度も思ったことがありませんでした。

けれど、この家を見た瞬間、心が奪われました。

それは6月のことで、9月の終わりに、私達は鍵を回し、扉を開き、自分達の持ち物を中に運び込んだのです。

夢を生み出すプロセスは、心が浮き立つだけではなく、激しい痛みが伴うことがあります。

しかしそれを通して、私は夢について幾つかのことを学びました。

夢について私が学んだ5つの事

1．神様が夢を与えたのなら、神様が実現させます

私は、まさかあの小さな黄色いカントリーハウスが神様の心から出た夢だとは思ってもいませんでした。

自分が思いついたものだとばかりに思っていたのです。

しかしあらゆる段階で、あたかも扉自らが開いたと思うほど、奇跡的に扉が開きました。

けれどこの全てのことのために自分達で準備していたことは全て、失敗に終わったのです。

事実、自分達が家を所有するなんて出来過ぎた話だと思っていました。

けれども今、私達は自分達が所有しているリフォームされたばかりの家に住んでいるのです。しかも4年前に私が初めて見た時よりも、もっと素敵になっています！

神様がこの夢を実現されたと言う以外、他になんと結論づけることができるでしょうか！

2．夢は軽く握ること

この夢は私の夢なんだ、実現するかしないかは自分にかかっていると思い込んで、夢をきつく握りしめてしまうことはいともたやすいのです。

しかしそれによってもたらされるのは、根深い不満だけです。

私達は、夢が実現したらどれほど満ち足りた気持ちになるのだろうかと想像します。しかし、心の満たしと充実感は私達の夢にあるのではなく、いかなる状況でも満足するという私達の決断にあることを理解していないのです。

これは私が自分の心で育てようと、最も努力していることです。これについては、「満足する5つの秘訣」というブログをシリーズで書きました。

この領域ではいまだゴールに到達していなくて、失敗を繰り返していますが、自分が少しづつ満ち足りた心を持ち始めていることを発見しています。

私達が初めて、家について問い合わせをしはじめた時に、そしてまた購入するまでの全てのプロセスにおいてずっと、私は夫に言ってました。

「どうなったとしても、私は満足よ。今、住んでいるこのアパート気に入っているし、ここには友人達もいる。それに何だって近くにあるから。」

私は、今持っている良いものに目を向けることによって、自分の夢を軽く握りました。

万が一、家が購入できなかった場合に助けになるようにと黄色い家と住んでいたアパート両方の「良い点」を沢山リストしました。

購入できなかったとしても、それでもなお幸せでいられると分かっていたのです。多分、私は諦めずにいまだに夢を抱き続けていたはずです。

3.夢のために戦う時と手放す時を知る必要があります

一つ私達にはっきりと分かっていたのは、この家のために戦う必要はないということでした。

今までの中で、本当に一番楽で、痛みのないプロセスだったのです！

ある種の夢は、それ自身で勝手に実現していくかのように見えます。

一方で、実現するために私達が勇気と根気をもって戦うことが要求される夢があります。

しかし私達は見分ける必要があるのです。

時に、私達は実現されることのない、あるいは本来実現されるべきではない夢を実現させようと必死になって戦ってしまいます。

私達が実現させようと戦っている夢が、この夢が実現すれば、自分を高めてくれる、自分に自信を持つことができる、自分を昇進してくれると思ってしまっている、私達の自我をくすぐる利己的な夢である場合があります。

そのような夢は、絶対に神様から来たものではありません。

このことに気がつき、それらの夢を手放すには謙遜さが必要です。

しかし私達がそうする時、大きな自由を見出すのです。

なぜなら、このような夢は、神様が私達のために用意してくださっている夢を監禁してしまうからです。

自由になって、神様が与えて下さった夢を実現するために自分自身の利己的な夢を手放すとともに、神様から与えられた夢のために戦うことを学んでください！

4．夢が生きるために、死なせなければならない時がある

混乱させてしまいましたか？

これは矛盾語法のような感じなのでしょうか？

いいえ、違います。

イエス様は、一粒の種が地に蒔かれると、それが生きるために（豊かな実を結ぶために）その種は死ぬと言われました。

時に神様は私達の心に夢を植え付けられます。私達はその夢を耕し、水を撒き、さらにはそのために祈ることさえします。

しかし、その夢が死んでいくのを私達は目にするのです。

本当に幻滅するはずです！

そのような時、落胆したり、怒ってしまわないでください。

時に、私達が所有意識を持たなくなるために、神様は夢を死なせるのです。

それは結局のところ、私達の夢ではなく、神様の夢なのです!！

神様の計画なのです。

私達が手放すために、神様がその夢を死なせる場合があります。

それによって、本来神様が意図された方法でその夢を実現させる自由を、私達は神様に与えるのです。

夢を実現させようと私達が選んだ道が間違った道であったり、もしくは神様の時ではない可能性が大いにあります。

もしかしたら、他のものを加える必要があるのかもしれません。

神様から与えられた夢が死んでしまいましたか？

諦めないでください。

そのことについて祈り続けてください。

その間、あなたがあなた自身のではなく神様の夢を実現するために神様に助けてもらってください。

そして、神様が本来計画された方法であなたがその夢を抱くことができるように、神様にビジョンを一新してもらってください。

5．夢を抱き続けて

夢を抱くことをやめないでください。絶対に。

たとえそれらの夢がばかげていて、取るに足りないように思えてもです。

実現することはないと分かり切っているばかげた夢であってもです。

夢は情熱と動機を刺激してくれます。

時にばかげた夢は、その先にある「本物」の夢に土台を与えるものなのです。

夢を抱くことをやめないでください。

あなたの想像力を無くさないでください。

創造力を殺してしまわないでください。

神様がそれらを用い、磨き、成長させるようにするのです。

ロシリンド・ジュキック

宣教師。ボスニア人の夫と2人の元気いっぱいの息子達と共にクロアチア在住。

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あなたは、イエス様を信じ救われていますか?

イエス様を信じることは難しいことではありません!

今日、イエス様を信じてください

「わたし(イエス・キリスト)が道であり、真理であり、いのちです。わたしを通してでなければ、だれひとり父のみもとに来ることはありません。」(ヨハネ14:16)

「この方(イエス・キリスト)以外には、だれによっても救いはありません。天の下でこの御名のほかには、私たちが救われるべき名は人に与えられていないからです。」(使徒4:12)

「あなたがたは、恵みのゆえに、信仰によって救われたのです。それは、自分自身から出たことではなく、神からの賜物です。行いによるのではありません。だれも誇ることのないためです。」(エペソ2:8-9)