1時間以上死んでいた息子がよみがえる
CBN
電話
「息子さんは死んでから45分間経っています。」
これはジョイスが息子を見た時に言われた言葉だ。
2015年1月19日月曜日、前の晩に接戦の末にバスケットボールの試合で勝利した14歳のジョン・スミスは、2人の友人、ジョシュ・リーガーとジョシュ・サンダーと一夜を過ごしていた。この試合で決勝点を決めたのはジョンだった。
ジョンと電話で話しを終え、数分後、迎えに行く準備をしていたジョイスのもとに友人のシンディーから背筋が凍るような電話がかかってきた。
「事故があったの」
凍り付いたセント・ルイス湖の氷が割れて、ジョンが水中へと落ちてしまったのだ。第一発見者達が彼を引き上げたが、心拍がなかった。
呆然としながら夫のブラインと妹に連絡した後、ジョイスは病院までの道すがらずっと祈りながら車を走らせた。
ERで医師達が懸命にジョンの死んだ体を生き返らせようとしている時に、ジョイスが飛び込んで来た。
ほとんど望みがないと感じたスタタラー医師はついに彼女に「息子さんのところに行って、話していいですよ」と語った。
「その瞬間、必死に主に求めなければならないと悟りました。私は神様と息子をしっかりとつかまなければならなかったのです。」
ベス・ムーアのバイブルスタディーを思い出しながら、彼女は聖霊様がキリスト・イエスを死から蘇らせたこと、そして私達イエス・キリストを信じる者達もその聖霊様の力を得ることができると知っていた。
「突然、部屋の全ての物、全ての人が私の視界から消えて行き、私とジョンと神様だけになったのです。
自分では小さな声だと思ったのですが、実際は病室を突き抜け、廊下に響き渡る程の大声で、私は宣言しました。
『私は奇跡を行うことができる神様を信じている!聖霊様、今、あなたが必要です。来て、私の息子に命を戻してください!』」
彼女は目を閉じて、泣いた。そしてその瞬間に、奇跡の音を耳にした。
ジョンの心臓モニターが復活したのだ。ジョンはゆっくりだが、でも確実に回復していった。
医師達は、ジョンは脳に大きなダメージを受けているだろうと予測し、家族に心の準備をさせておきたかったのだが、どの検査も驚くべき癒しを示していた。
彼の回復はありとあらゆる医学的、そして科学的予測を退け、16日後、完全に癒されて、自分の足で歩いて退院したのだ。
祈りの力
ジョイスは、祈りが本当に働くことを知っている。
ジョンが病院で横たわっている時、彼女は、多くの親達が子育てを終える頃に主が予期せぬ形でジョンを自分とブライアンの人生に連れて来てくれたことを思い、驚嘆していた。
振り返ってみて、自分が17歳の時に2人の子供がいる6歳年上のバツイチの男性と恋に落ちたことを思い出した。
強情だった彼女は、両親の忠告に耳を貸さず、高校卒業後妊娠した。
子ども授かった事を知った彼女は嬉しかった。チャーリーが子どもを諦めるようにと言うまでは。
ぶかぶかの服を着るなどして妊娠を隠し、結婚するだろうと思ったので、大学で音楽を学ぶための奨学金を辞退した。
チャーリーの決心が変わらなかったので、ついに彼女は養子に出す事に同意した。
両親には妊娠したことを話さなかった。チャーリーは彼女を病院に連れて行き、医師が陣痛誘発剤を打った。
「丸い、ぽっちゃりした顔で大きな青い目をした、明るい金髪の男の赤ちゃんを産みました。」
彼女はその赤ん坊を心から愛した。3日目に目を覚ますと、彼女の赤ん坊はすでに連れて行かれていて、いなくなっていた。
「私は死を願い、枕につっぷして泣きました。」
彼女が出産し、それを隠していたことを両親が知り呆然としたのは4日後のことだった。
ジョイスはチャーリーと同棲し、再び妊娠した。その妊娠が2人を結婚へと導いた。
この結婚生活の困難な時期に、ジョイスは再び神様に立ち返った。
神様は彼女の祈りに答え、彼女は息子のトムを流産せずに無事に出産することができた。
教会に戻ったが、やがてチャーリーとは離婚した。
2人の息子を持つシングルマザーだったジョイスは、自分の息子達を愛してくれるブライアンと出会い、結婚した。
映像作家であるブライアンは、宣教に重荷があり、幾度か宣教旅行に出かけた。
子供達にたいする彼の心が、養子縁組へと2人を導いた。
2000年2月、夫妻は小さな5カ月半の男の赤ちゃんをガテマラから養子として迎え、ジョンと名付けた。
その時、ジョイスは49歳、ブライアンは46歳だった!
なんとういう喜び!
不思議なことにジョイスは最初の息子を養子に出したことをブライアンに話していなかった。
彼がどう受け止めるか分からなったからだ。
しかしジョンが3歳だったある日、デボーションをしている最中に神様が「わたしはあなたにあなたの息子を探し出してほしい」と彼女の心に語られた。
彼女はパソコンに向かい、主が彼女を一歩ずつ導びかれたので、奇跡的に10日以内に息子を探し出し、話すことができた。
2週間もしないうちに-彼女はこのように語っている「私の大切な息子ジョーと再び会う事ができたのです。彼は、私がなってほしいと願い祈っていた通りの大人になっていました。」
ブライアンが彼女の長男の話しを聞いて、長男の事を非常に歓迎していることが分かった。
完全な回復
ジョイスは神様の良さと恵みに驚き続けている。
神様は彼女の長男と家族を完全に取り戻してくださった。
ジョンは驚くほど健康で、完全に回復している。またGPAが3.5の優秀な学生であり非常に雄弁だ。
私達にほんの少しの信仰があるなら、神様は奇跡を行ってくださる。
彼女は、神様がジョンを2週間強で癒されたのは、人の全ての努力が使い尽くされ、頼るのは神様しかいないという状況にするためだったのかもしれないと語っている。
神様は希望を回復してくださる。
人々は、自分のことを気にかけ、そして全てに勝っている偉大な神様を見たいのだ。
彼女は、自分の人生に養子縁組という任務を与えて下さったこと、そしてジョーを取り戻してくださり、ジョンを連れて来てくれたことを神様に感謝している。
神様は絶望し、さまよった者達を慈しみ、私達を神の家族へと養子として迎い入れてくださる。
ジョイスは、神様が不可能な事をされる事を人々に知って欲しいと願っている。
彼女と彼女の家族の話しは、デボン・フランクリンと20th Century Foxによって映画化される予定だ。
映画『ブレイクスルー』予告編
