脳死から生還した13歳の少年「天国に行ってた」
スティーブ・ワーレン/CBN News
彼は、「モビールの奇跡」と言われている。バギー事故で脳を損傷して、数日間脳死状態だったアラバマ州在住の少年は奇跡的に回復した。
WALA Fox 10によると、事故当時、13歳のトレントン・マッキンリー君は、バギーに牽引された小型トレーラーに乗っていたそうだ。
バギーを運転していたトレントン君の友人が急ブレーキを踏んだところ、トレーラーが横転してしまった。
トレントン君はテレビインタビューで、4歳の姪っ子をつかんで安全な所に投げた、と語っている。
しかしそのことによって、彼自身はトレーラーの下敷きになって身動きがとれなくなった。
「僕はコンクリートに激突しました。そしてトレーラーが僕の頭のてっぺんに落ちて来ました。その後のことは何も覚えていません。」と、トレントン君はFox 10に語った。
トレントンが救急搬送された病院の医師達は、彼の頭蓋骨が7か所粉砕骨折していると診断した。
両親は、ひどい悪夢を体験しなければならなかった。
「ストレッチャーから垂れ下がった息子の足だけ見えました。彼は、全部で15分間死んでいたんです。」と、母親のジェニファー・レインドルさんはFox 10に語った。
「もう一度、心臓が動き始めた時、医師達は、息子が普通の状態に戻ることはもう二度とないだろうと言いました。一時的に呼吸が止まったので、脳にかなりの影響がある。だから、仮に一命を取り留めたとしても植物人間になるだろうと。」
医師達は、トレントン君が脳死状態で、呼吸が浅くなっていると判断した。彼の両親は、難しい決断をしなければならなかった。トレントン君の臓器を提供すれば、5人の子ども達を助けることができる。それなので、2人は必要書類にサインした。
「医師達からは、今度心臓が止まったら、死なせるしかない、と言われました。それは土曜日のことだったのですが、もう1つの選択肢がありました。それは、他の5人の子ども達を救うために、彼の臓器を提供するという書類にサインすることでした。もしサインすれば、息子に月曜日までアドレナリンを打ち続けると。・・・それなのでサインをしました。」とレインドルさんはFacebookに書いている。
「彼の目は、真っ黒で乾燥していました。私は、息子なら躊躇せずに5人の子ども達を救うはずだと思いました。」
そして奇跡が起きた。
医師達が、生命維持装置を外すはずだった1日前に、脳の活動が再開した兆候をトレントン君が示し始めたのだ。
「次の日、電話が来ました。医師達が脳波検査をする直前に、トレントンが手を、次に足を動かしたので、脳波検査をキャンセルしたと。目を確認してみると、元に戻っていました。トレントンの目は事故前は青色でしたが、今は緑色で、グリッターのような小さな白い点があります。神様を見ると、色素が変わると言われています。・・・私のベイビーは天国に丸一日いました。・・・彼は奇跡です。」と、レインドルさんはFacebookに書いている。
Fox 10は、トレントン君が「自分は天国に行った。」と信じていると伝えている。
「広々とした野原を、真っ直ぐ歩いていました。神様と言う以外、説明のしようがありません。それ以外、説明できる方法がないんです。お医者さん達もそう言っていました。」と、トレントン君は言っている。
トレントン君は、ほぼ毎日、神経痛と発作に対処しているが回復し続けている。
事故後、脳の手術を3回受け、現在は頭蓋骨が半分しかない。手術で外した残り半分の頭蓋骨は、次の手術で元の位置に戻す予定だ。
Reprinted with permission from Charisma.
Copyright Charisma Media, USA. All rights reserved. http://www.charismanews.com/
Copyright Charisma Media, USA. All rights reserved. http://www.charismanews.com/

