伝道することの驚くばかりの単純さ 後編
ダニエル・コレンダ
福音を伝えるための5つの秘訣
恐れに打ち勝って、聖霊様に用いられる準備ができていたとしても、福音の使者となると、私達全員まだまだ成長できる面があるのです。
あなたをさらに福音を伝えるために備える5つの秘訣はこれです。
1.周りにいる人達に目をとめる
誰かの必要について聖霊様が知恵のことばを与えてくださる時は、最高です。
力強いツールであり、ものすごい「アイスブレイカ―」だからです。(もしまだ体験したことがないなら、聖霊様に求めてください。)
しかし、本当のところ、誰かの必要を見分けるために知識のことばがいつも必要なわけではありません。ほとんどの時、私達は忙しすぎるか、自分のことに没頭していて、周りにいる人達の目に見える必要に気がつかないだけです。
周りにいる人達に心を留めようと、私達が意識的に決心するなら、「時期にかなったことば」を伝えたり、人々のために祈ったり、キリストに導く機会が沢山あることに気がつくようになるはずです。
実践していけばいくほど、私達はより敏感になり、さらには私達が気がついていた以上にもっと聖霊様が導いてくださっていることを発見するかもしれません。
2.自ら進んで始める
ほとんどの教会が用いている魂を勝ち取るためのモデルを、私は「クモの巣伝道」と呼んでいます。
美しい会堂を建て、沢山のプログラムを提供し、そして未信者が来るのを待っている。
しかし、それはイエス様が教えたことではありません。イエス様は言われました。
「出て行って、…福音を宣べ伝えなさい。」(マルコ16:15)
また、「わたしは、あなたがたを人間をとる漁師にしてあげよう。」(マタイ4:19)
これは能動的な言葉です。実際に魂を勝ち取る者達となるために、私達は率先して、周りにいる人達に関わっていく必要があります。
実は、あなたが思っているより簡単なのです。笑顔であいさつし、質問し、話しをきく。
私は、福音を伝えたことによって迫害されたことは沢山ありますが、フレンドリーに会話を始めたことによって迫害されたことは一回もありません。
3.あなたの証を用いる
しばしば私達は、福音を語って反論された時にどう対処したらいいか分からない、備えができてないと感じています。
そしてそれこそが、私達の多くに福音を語らせなくしているものです。
しかし実際のところ、科学や歴史、哲学、また宗教のことさえ、私達より知っている人が必ずいます。
心配する必要はありません。
かつてある人がこう言いました。「神を体験した人は、絶対に議論をふっかけてくる人の意のままになることはない。」
誰もあなたから取り去ることができないものが1つあります。あなたの証です。そして驚くべきことに、皆、1つ持っているのです!
あなたが神の子どもであるなら、神様があなたの人生を変えてくださったのです。あなたには語ることがあります!あなたの証は唯一無二です。たとえ、自分の証は興味深いものではないと思っていたとしても、それは神様を賛美するものであり、神の力があります。福音があなたに触れたのであるなら、知ってください。福音はあなたを通して、他の人達に触れるのです。
4.議論しない
誰かと宗教について議論となることを恐れていますか?
私は、完璧な解決策を持っています。
少したりとも議論をしないことです!
ヤコブの井戸の女性の話しを覚えていますか?彼女はイエス様に議論を吹っ掛けようとしていました。
こう言いました。「私たちの父祖たちはこの山で礼拝しましたが、あなたがたユダヤ人は、礼拝すべき場所はエルサレムだと言われます。」(ヨハネ4:20)
彼女はイエス様を議論に誘い込もうとしましたが、イエス様は宗教についての議論にそらされることを拒否しました。主は、彼女に永遠の命を与えるために来たからです。
最近、私の友人が、大学生のグループに福音を伝え始めたところ、その中の1人の女の子が敵対的な態度を取り始めました。
彼女は生物学を学んでいて、神の存在を否定するために進化論を持ち出してきました。友人は、彼女の敵意にびくともせずに言いました。「ワォ!君は頭がいいね。神様が君のような頭を僕にも与えてくれたら良かったな。質問してもいい?どこか痛いところないかな?」
「ありますけど。」と、この女の子は言いました。
彼が祈ると、彼女はその場で癒されました。そして彼は、彼女をイエス様に導いたのです。
最後に友人はこう尋ねました。「さて、たった今起こったことを君は説明できる?」
「できません。」
もし友人が、創造論vs進化論の議論をしようとしたら、おそらく、この大学生はグループの皆の前で彼を笑い者にしていたはずです。友人はまた同じ目にあうかもしれないと恐れて、伝道をやめることになったかもしれません。
しかし神様の愛と力は、さまざまな議論を打ち砕き、そして議論に勝つよりはむしろ滅びゆく魂を勝ち取るために私達に力を与えてくださるのです。
5.質問する!
私は、未信者が素晴らしい預言やさらには肉体的な癒しを受けたのにも関わらず、イエス様に従う決心をするようにとは促されなかった、そのようなシーンを個人伝道の中で見てきました。何と悲惨なことでしょうか!
D.L.ムーディーはよくこの話しをしていました。
ある教会の集会で福音を語った後、人々に家に帰って、聞いたことについて考えるようにと彼は言いました。
その週、1871年のシカゴ大火が街を荒廃させました。そして集会に来ていた人達の多くが、キリストに従う決心をする前に命を落としたのです。
その時から、ムーディーは説教をする時にはいつでも救いの招きをするようになり、緊急性を強調しながら、人々にその場でキリストに従う決心をするようにと強く促しました。
救いの招きは集会では効果的だと思いますが、1対1の伝道においては、どのようにして人をイエス様を信じる決心にまで導くのでしょうか?
簡単です。
「神様と正しい関係になる必要がありますか?」とか「あなたがイエス様に人生を明け渡すのをとどめているものは何ですか?」とか「今、あなたと祈ってもいいですか?」といったような質問をしてください。
これが会話を、決心の段階に持って行きます。そしてこの段階で救いが起こるのです。
これこそ、救いの証人として、私達が求めていることです。
イエス様を信じる決心をするように、また「今、一緒に祈りましょう」と言うことを恐れてはいけません。
忘れないでください。もしかしたら、その人にとってはそれが最後のチャンスかもしれないのです。
今が救いの日です!
ダニエル・コレンダ
最も危険、困難、そして人里離れた地域での野外伝道集会で、1000万人以上をキリストに導いた若き福音伝道者。
Christ for All Nationsの総裁であり、国際放送テレビ番組の司会者。
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