誰かがあなたのために祈ってくれている



カレン・ジェンセン・サリスバリ


長年、外国で伝道していたある宣教師からこんな証を聞いたことがあります。
当時、彼と彼の宣教チームは主に、ろばに乗って非常に険しい道を通り、人里離れた村へと旅していたそうです。
これらの村に住んでいるほとんどの先住民の人達は、福音を聞いたことが一回もなく、白人を見た事さえありませんでした。


宣教チームは互いに、チームの誰かが病気になったり、その他の理由で旅することができなくなったら、その人だけ置いて旅を続けて行く。と誓約していました。
それほど、この地域に福音を伝えることが重要であると感じていたのです。


さて、ある日、先ほどの宣教師は具合が悪くなりました。


ろばに乗ることができなかったので、チームと一緒に旅を続けることができなくなりました。それなので、チームは何の医療もほどこさず彼を人里離れた村に置いて行きました。


チームが行ってしまってから、彼の健康状態はますます悪化していきました。神様の介入がなければ自分は死んでしまうと分かっていました。そしてますます、癒しを祈り求めることが難しくなっていきました。ついに三日目の晩には、ただ「天のお父さん、助けてください。」と祈ることしかできなくなりました。
そして、自分はこの晩生き抜くことができるのだろうかと思い巡らしていました。
しかし次の朝、太陽が上って来た時に、彼は、自分が生きているだけではなく、良くなっていることに気がついたのです!
ずっと横たわっていたマットから起き上がり、食事をしました。次の日には、ろばに乗ることができるようになり、ついには宣教チームに追いついたのです。


証の続き


それから2年後、彼は休暇でアメリカに帰って来ていました。ある教会で説教している時に、彼はあの奇跡的な癒しの証をしました。
礼拝後、1人の女性が彼のもとに来て、「兄弟。あなたの奇跡のいやしが起こったのはいつですか?」と、尋ねてきました。


宣教師が旅の日記を調べて日にちを告げると、彼女は自分の祈りの日記を広げました。お互いに確認してみると、2年前の全く同じ日、彼が死の床に着いている時に、主が真夜中、彼女に外国にいる誰かのために祈りなさいという切迫感を与えて起こしたことを発見しました。


主に従順することに熱心だったので、 彼女は数時間熱心に祈り続けました。重荷から解放されて祈りが答えられたことが分かるまで一度も止まることなく。
宣教師が自分の教会で説教をするまで、誰がとりなしの祈りを必要としていたのか彼女は知りませんでした。


彼が自分では祈ることができないほど弱っていた時に、神様は彼を祈りによって支える人を用意してくださったのです。


考えてみてください。たった今、あなたのために祈るようにと神様は誰かに指示することができるんですよ!あなたは一人ではありません。あらゆる状況の中で、神様はあなたとともにいて力づけ、助けてくださるだけではなく、あなたのために祈るようにと他の誰かに協力を求めてくださっているのです。たとえあなたがその人達のことをまったく知らなくても。


私にも同じ事が起こりました


夫が亡くなった時、多くの人達がそのことを聞き、その中の多くの人達が私と息子達のために祈ってくれたことを知っています。
私達は彼らの祈りを必要としており、その効果を感じていました。それから数年後、驚くような話しを聞きました。


2003年(ブレントが亡くなった5年後)、タルサの私の教会が企画したルーマニアへの宣教旅行に参加しました。その宣教チームには15人ほどがいました。飛行機で、私はそれまで一度も会ったことのないチームメンバーの隣に座りました。


 飛行機に乗っている最中に、彼がこう言ってきました。
「実は、私は、あなたとあなたの息子さん達のことをかなり前から知っているんです。」
5年前に、奥さんと一緒に隣の州のある教会に出席した時に、ブレントの死について聞いたのだと彼は説明してくれました。
主は、この男性と家族の心に、私達のために祈るようにという重荷を与えられたのです。3年間も!


想像できますか?見知らぬ家族が、私と息子達のために3年間も祈ってくれていたのです。そして私はそのことを5年後に知ったんですよ。


あなたが最も弱い時に、神様は他の人達をそなえてあなたを助けるようにされます。その助け手は、同じ町に住んでいるかもしれないし、外国に住んでいるかもしれません。でもどこに住んでいようと関係ないんです。大事なのは、彼らがあなたのために祈ってくれていることです。あなたは一人ぼっちではありません。神様があなたと共におられます。そして他の人達もあなたと共にいるのです。
この記事はカレンの''Why God Why: What To Do When Life Doesn't Make Sense'' からの抜粋。

*この記事はKaren Jensen Salisbury Ministriesから許可をもらって翻訳しました。