『あんたの奥さんは、キリストについて語るんじゃなくて、俺にキリストの愛を示してくれたんだ』
ジェシリン・ジャスティス
彼は、妻は気が狂っていると思った。
デビー・ホールは夫に、自分達の住んでいるテキサスシティーを変えるであろう貧しい知恵ある者を夢で見たと告げたのだ。
それからしばらくして、ロン・ホールが、妻が夢で見た男性に出会った時、どうしたらいいのか分からなかった。
デンバー・ムーアーは、殺してやる!と皆を脅していたので、ロンはなぜ神がこの男性を選ばれたのか理解することができなかった。
ロンは、このようにカリスマ・ニュースに語った。
「今だかつて持ったことがないような最高に素晴らしい友人を、神様が与えてくださろとしていたなんて、その時の私はまったく分かっていませんでした。」
「彼は、私の人生を完全に変えてくれた人でした。
彼は、デビーが夢で見た男性で、彼女の愛と粘り強さによって、私と彼は出会い、お互いのことを救ったんです。」
2人の友情は、9月19日に再出版されたSame Kind of Different as Meで描かれている。
また、ホールとムーアの全く縁のなさそうな関係は来月から映画館で上映される。(日本語の題名は『奇跡の絆』Amazonで配信している。)
出演はグレッグ・キニア、レネー・ゼルウィガー、ジャイモン・フンスー。
ゼルウィンガーは、精一杯キリストを追い掛けた情熱的で、御霊に満たされた女性デビーを演じている。
デビーの強い信念と行動は、周囲の人達に劇的な影響を与え、彼女はキリストの手、足として積極的に生きた。
グレッグ・キニアは、貧しい人達に仕える事になると妻ほど熱心ではなかったロンを演じている。
「正直言って、この話しをするのは私にとってともて恥ずかしいことなんです。」ロンは、涙で声を詰まらせながら語った。
デビーが初めてムーアと出会った時、彼女とロンは結婚生活を回復しようと努力している最中だった。
デビーがよりいっそう神に近づくにつれて、ロンは身を引くようになり、やがて浮気に走った。
「大スクリーンで自分がしたことが映し出されるのは気まずかったです。
子ども達と一緒にこの映画を観ました。
子ども達は、妻が亡くなるまで私がしたことを知らなかったんです。
私は彼らに全てを告白し、妻とデンバーの話しを本に書き、他の人達に語って、彼らの母親を称讃するつもりだと伝えました。
この映画の上映終了後、私は人々の前に立たなければいけませんでした。
ちょうど今さっき、自分がどれだけ卑劣な男だったかが暴露されたばかりなのに。
きつかったですね。
しかし、彼女も神様も私を赦してくれました。私がしたことを持ち出してくる人は誰もいません。
ある人達は、今まで観た中で、これは最も癒しをもたらすものの1つですと言ってくれます。
女性達は、私達の本を読んで、結婚生活が救われたと私に伝えてくれました。
結婚生活で私達夫婦と同じような問題に直面すると、選択があるからなんです。
「夫を追い出そうか?
それとも彼のことを赦して、一生涯この事で彼を責めることをしないで、私達の家族を元の状態に回復しようか。」
このような事をしたのは私だけではないんです。
私がこの話しをするようになってから、他の女性達も自分達の体験を語ろうという気持ちになったことを聞きました。
なぜそうなったのか。
それは彼女達が、私の本を読んで、結婚生活が救われたからであり、夫を赦して、全てを過去のものとすることができたからです。」
ムーアはホール夫妻の結婚生活とロンの人生を救った。
ムーアはホームレスで、よくデビーが彼のホームレス仲間の女性達の足を洗い、ネイルをしてあげているのを目にしていた。
ムーアはデビーに心捉えられたが、名前を教えることは拒んだ。
最終的に、デビーは、夫をムーアの友人にしようと彼を、ムーアのもとに送った。
デビーが癌と診断された時から、ムーアが毎日訪れて、彼女が亡くなるまで、夫婦を励ます知識の言葉を語ってくれました、とロンは語っている。
「私は妻デビーが亡くなる直前と亡くなった後、よく椅子に座りながら、
どのようにして神様が、この最も危険で、汚いぼろぼろの服を着た男性を選んだのか、
どのようにして彼が街のゴミ箱で寝泊まりした後、毎朝私達の玄関に現れて、
新鮮な、そして私達夫婦の状況に関係したメッセージを伝えるようにしたのかと考えては驚いていました。
どうしてこんな事が起きたのだろうか?
私達には学識的な信仰があったし、私達のところに来て祈ってくれる、学識のあるクリスチャンリーダー達がいました。
でも、私達の人生で最も暗い19か月の間、最も慰めてくれたメッセージを伝えるために神様が選ばれたのは、アフリカ系アメリカ人の読み書きができない前科があり、統合失調症で薬中、一晩中、街のゴミ箱の中で寝泊ま りしているホームレスの人でした。
彼こそが私達を最も慰めてくれた人だったのです。わー!神様らしいな、って思いました。」
デビーが亡くなった後、ムーアはロンの家に引っ越してきて、2人は教会や聖書研究会で講演するためにアメリカ中を共に旅した。
ムーアはロンの信仰と神に対する見方を全て変えた。
今はムーアも天国に帰ったが、ロンはメッセージを伝え続けている。
「なによりもまず、デンバーは私に、決して裁くことをするなと教えてくれました。
彼らがクリスチャンであろうとなかろうと関係なく裁くことをしない、そんな人生とははるかにかけ離れた私の人生全般にたいする見方を、彼は変えてくれました。」
「彼は私の父についてもこのように教えてくれました。
私は父がクリスチャンではないと確信していたのですが。
彼は私に言いました。『彼を裁くんじゃなくて、示してあげるんだ。』
『デビーの中におられたキリストが俺にとっての栄光の望みとなってくれたんだ。
デビーは、イエス様の名前を語るより先に、1年間俺にキリストの愛を示し続けてくれた。
彼女が持っていたものを俺も欲しくなったんだ。
だから彼女が俺に希望を与えてくれた最初の人だったんだ。
イエス様について語るんじゃなくて、キリストの愛を示してくれたんだよ。
俺は、彼女があそこにいた女性達、ホームレスの女性達の足を洗って、足と指にマニキュアをしてあげて、髪の毛を洗ってあげているのを見たんだ。どれ も路上でだよ。
彼女がそうしているのをよく目にして、それで思ったんだ。
「おい、あれこそイエス様が今この地上を歩いていたら、することだ。」って。
俺を君たちの家に連れて行ったのは、俺にとって栄光の希望となられたデビーの中にいたキリストなんだ。』」
ジェセリン・ジャスティスは、カリスマニュースのオンライン版のディレクター。アラバマ州の牧師家庭で生まれ育ち、リー大学とワシントン・ジャーナリズム・センターで学ぶ。
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