もう我々ぐらいの年代にならないと、知っている人も少ないだろうが、 永六輔の遠くへ行きたいという歌をテーマに、旅番組で「遠くへ行きたい」というのがあった。 実は自分でも多分まだ子供の時代で、ほとんどどんな内容か覚えていないけれども、 なんとかそれを意識して。 母が仕事柄ずっとラジオを聴いていて永六輔のファンだったので、その影響で、多分年齢には合わなかったと思うが永六輔の本は随分読んでいる。「遠くへ行きたい」という題名だけど、「いつも行く町でも、その知らない街角を曲がるだけでも旅」というような内容のことを言っており、日ごろからちょっとした散歩でもそれを意識している。
特に名所巡りでもなんでもなく、さらに新しい試みとしては、ただ行ってくるだけではあとで文章にしようと思ってもなかなか億劫で取り組みにくいので、先日武蔵野線の乗ったときにやった方法を工夫して、ChatGPTをメモ代わりに使って記録を残しておくという手段を考えて、その実験。
とりあえず今日は千葉都市モノレールの終点の駅である千城台のあたりを歩いてみた。という記録を作っていこうと思っている。
ChatGPTにはこんな書き出しからスタートした。
書き出しと言っても、ChatGPTの入力欄にairpodsを使っての音声入力。電車の中とか人のいるところでは手入力に切り替えるという作戦。



いつもの散歩とは少し趣向を変えて、今日はモノレールで移動して、動作した先で少し散歩するということをやってみる。
では、ここからはChatGPTの返事の部分は省いて自分で文章にしてみよう。
今、モノレールで向こう辺りの駅に行っているところ。
あと少しで駅というところで、モノレールが通り過ぎていった。ま、急ぐわけでもなし、こうしながらゆっくり持つことにする。
一日中ゲームで過ごして目が痛くなった昨日とはうって変わって、今日はとてもいい天気。 休日のいつもの日課、朝からの洗濯と一緒に、冬用の布団を春用の布団に交換することも依頼されたので、これから使う布団を洗濯物と一緒に干してきた。2、3時間の外出だろうから、今日の天気なら雨の心配はいらなそう。
花粉症用のマスクをして、散歩だという意味で、普段かぶらない帽子をかぶって、この感じだと、普通にただスマホを眺めているような感じで入力ができる。
千葉都市モノレールのみつわ台駅から千城台までの路線は、町なかの車道の上を走るので、車窓風景を撮影しようと思っても、街並みの途切れるタイミングを探すのが大変。一駅だけ扉の前に立ってスマホを構えていたが、あきらめて座った。
午前8時30分、千城台駅に到着。スマホに手入力で記録していてチャンスを逃したが、一駅前で降り手歩くという手もあったかな。
ここで今日の散歩の記録用に使っているChatGPTに千城台について簡単に答えてもらった。
千城台あたりは、いわゆる千葉ニュータウン周辺の住宅地の一つで、比較的計画的に整備された“新しめの町”という位置づけ。団地や戸建てがまとまっていて、駅から少し離れると一気に生活圏になるのが特徴。
もともとは大きな自然や農地だった場所を開発しているので、道が広めで、公園や空きの余白がちょこちょこ入っているのもこのあたりらしいところ。
ということらしい。
さて、ここからは適当に散歩。地図を見ないという選択肢もあるが、そんなこだわりも不要。とりあえず地図で見た大きい公園の方に行ってみる。
数年前に千城台文化センターであった催し物に出席したことがあって、千城台はその時に一度来たきり。その時は家から自転車を使った。自転車で来ても全然問題ない距離。
その時は本当にすぐ前を通り過ぎただけなんだけど、大きなショッピングセンターみたいなものが駅前にあることには気がついて、一度来てみてもいいなと思っていたので、今日は散歩をして、そこでご飯の買い物をして帰るということを考えている。
こうしてみれば、小さな旅というのを意識して歩いてみるというのは、これまであまりしたことはなかったなと思いつつ、 それにしては、なんだか慣れている気分。
考えてみれば、60歳までは1年か2年に一度の転勤で、その都度知らない町に住み、歩き回り、これは小さな旅というより大きな旅だろうけど、その時の感覚かな。
そういえば、こういう外歩きの場合、外歩きというより49歳から10年ほど乗っていた自転車なのだが、子供のいない夫婦二人の生活。ウチの奥さんは長いこと昼夜逆転の生活なので、いつも奥さんが一晩中起きてて、朝寝付いてから出ていくので、いつもいろいろな所に行くのは早朝から午前中、仮に観光地に行っても開いてない店や資料館ばかりで、建物の前を通り過ぎるだけというパターンが多い。今日は午前9時は確実に過ぎるので、どこかでお店は入れるだろうと思う。
駅から10分程歩くと、お店の数は減ってきて、ちょっと先には団地が見えて住宅地に入ってきたという印象。
今でもこうして外出していて、今日は土曜日で、明日は日曜だから休めるとか考えてしまう。 今は仕事を続けられるのがありがたいくらいで、うっかりするとこの先、いや、うっかりしなくてもか、毎日日曜日状態になってしまう。 わかっていてもそんな考えが頭を過るのだから、習慣というのは恐ろしい。
それを思うと、自転車に乗っていた頃は、奥さんが朝布団に入ってかあ出かけて、自転車で100キロも200キロも走って帰ってきくるというのを、勤務の間の週休の日だけでやっていたんだから、我ながら大したものだと思う。
グランドがあって野球の練習をしてるなと思って見ていたらそこが目的地としていた公園。
スマホの地図を見ながら公園からさらに緑のある方へと調整池の方を目指してきたら、遠くに見えていた団地ではなく住宅地の方に出てきた。おしゃれな住宅がいっぱい並んでいる。
一気に雰囲気が変わってそれぞれの「人の趣味」というのが見えてくる。
新しい住宅街だと思うのだが、その中の路は不規則に入り組んでいる
調整池に沿って一度も曲がらずに進んで行ったが、途中で調整池の柵は切れて左側も住宅になったが、その住宅の庭の向こうはもう畑が広がっている。さらに道なりに進んで行くと、どうやらこのまま元の車道に出るみたいだ。
車道に戻る前の1件の住宅の庭で、鳥の写真を撮影できた。ホントに便利になったもので、鳥の名前など1発で調べられてしまう。近くに公園があったのでそこのベンチに座って調べてみたら、ヒヨドリだった。
ヒヨドリって名前はよく聞くけど、こうしてどんな鳥か確認したのは初めてだ。
歩きながら何かお店があれば寄ってみるのもいいかとは思っていたが、まだ時間が早いせいか、シャッターが閉まっている店が多く、和菓子屋とか魚屋とか、シャッターは開けていても開店準備中。
始めの予定どおり、最後に駅前で昼食や夕食の買い物と思ったが、駅前のビルも10時開店のようだ。 わざわざ開店を待つ必要もなし。今日はこのまま帰ることにする。
千城台は始発駅なので、八社分前、モノレールはすでに停車しており、座席も8割がた埋まっている。狭いところに割り込まず、もうこの歳なら優先席でもいいかと、そこは居直って比較的空いている優先席に座る。
自分ではもうこの歳なら、と居直って座っているのに、段々混んでくると誰でも彼でも普通に座っている。居直っただけ損した気分。
発車のときには結構混んでいて、これでは降りるのも大変かと思っていたら、都賀駅で半分以上の人が下りる。さすがにJRの乗り継ぎ駅、とへんなことに関心しつつ、次はみつわ台。ほんの2時間弱の旅だった。