雨ばかりの独立記念日の週末のあとは蒸し暑い日が続いています。
アメリカの学校と言えば長い夏休みが有名です。その夏休みも地方によって始まる日や終わる日はまちまちな様です。
アリゾナ辺りの夏休みは5月初めから8月初めまで、ここニューイングランド地方は6月半ばから8月の終わりに終わるのが一般的です。
カリフォルニアの友達の所は財政難対策のため、8週間学校に行き4週間休むなんて言う変則的なスケジュールだと言っていました。
そんな二ヶ月半近くある夏休みですが、この辺は緯度と夏時間の関係で9時ごろまで明るいです。
うちの子達も暗くなるまで家の前の道路で近所の子達と遊んでいます。
中高生の外にいる時間が長くなると、貧困地域では犯罪も多くなります。
昨日のボストン市内で死者1人怪我人複数のギャング絡みの発砲事件があったようです。ニュースに出る様なのは氷山の一角。水面下では殺人事件に至るまでの修羅場らばんばがそこら中で繰り広げられています。
ある程度お金があれば、長い休みを利用して色々な夏のプログラムに入れて有意義な経験をさせられます。
でもそういう地域の子達はその恩恵を受けられず、毎日が危険と隣り合わせな子達も少なくありません。
そう言った学校区では無料のプログラムも多く利用者も多いのですが、英語を話さない、母国語の読み書きができない、二つも三つも職を掛け持ちして家にほとんどいない、あんまり子どもの教育に興味がないなどの親を持つ子ども達は、そう言ったセイフティネットからも漏れてしまって犯罪の犠牲になる事が少なくありません。
以前働いていた学校でも9年生が二人頭を撃ち抜かれたこともありました。幸い命は取り止めましたが、深刻な脳の障害を負い今も後遺症に苦しんでいます。
犠牲にならないにしても危険薬物や犯罪行為に染まってしまう子達が多いのもこの長い夏休みの落とし穴の一つです。
アメリカの歴史を紐解くとこう言った一見近寄りがたい貧困地域は人種差別政策の遺産であることがよく分かります。
ニューヨーク市のハーレムやシカゴのサウスサイド、ボストンの南側などなど枚挙にいとまがありません。
うちの家庭は幸い平和ですが、そういう現実に背を向けず社会正義の為に闘える子ども達に育ってほしいです。
まあそういう地域だからこそ豊かな文化が残されていておいしいご飯もたくさんあるんですけどね。
次回はそんな地域だからこそある現地顔負けのドミニカ料理を紹介します。





