物件もですが、ちゃんと選びましょ
第2834日
みなさんこんばんは!
ここのところ、立て続けだった市街化調整区域の話。
市街化調整区域というのはなかなか難しいところなんだ。
これは、僕のブログを読んでくださっている物好きな方にとっては、もう、耳にタコができるくらいですよね。
僕も、すでにもう口が酸っぱくなっています。
ただ、そうしてでも書くのは。
あーあ。。。
と思うことが多いから。
僕が、ここのところ何度か『宅地建物取引士』の登録実務講習の担当講師をさせていただいているお話をしていますよね。
そこで、1時間目の一番最初にお話をすること。
それは、
「みなさん、これから『宅建士』として活躍されるわけです。あまり注目されることはないかもしれませんが、みなさんはこれから『士業』の方々です。正真正銘、その道の専門家です。」
ということ。
もちろん、全員が最初から百戦錬磨とはいきません。
わからないことはたくさんあります。
が。
わからないことはわからないとして、ちゃんと調査して伝えないといけませんよね。
そこで、先日あった案件。
今現在賃貸している事務所で、とある許可を取ろうとしたが。。。
そこが「市街化調整区域」であって、許可が取れるかどうか?
という問い合わせでしたが。
結局、よく調べたら真っ黒な都市計画法違反の違反建築。
許可をとるどころか、そこで営業すること自体が。。。
これ、今のオーナーは元々の所有者ではなく、途中で購入した方。
と、いうことは、この、「物件を購入した際」にも都市計画法違反が発生しています。
そして、それを賃貸に出した際にも、都市計画法違反が。
ここで残念なのが、そのそれぞれのタイミングで両方とも、不動産業者が関与していること。
そしてしっかり、「重要事項説明書」が発行されています。
ということは、意図的なのか意図せずかはわかりませんが、
都市計画法違反だということを説明できていないことになります。
これは問題。
不動産業者の存在意義に疑問符がつくレベルで問題だと思います。
「プロ」「士業」と名乗れるのか。
人間だから、エラーが起きることはあります。
が、このパターンはその責任が重く。
次回の意味も込めてになりますが、市街化調整区域に関しては本当に、特に気合を入れて、微に入り細に入り、調査をしておかないといけないと改めて。
いい物件を気合を入れて探すのはもちろんですが、いい不動産業者さんを選ぶのも同じくらい大事ですからね。
今は真面目で優秀な不動産屋さんがたくさんいらっしゃいます。
ちゃんと、その説明に納得がいくのかどうか、冷静に選びましょう。
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今日も、温泉から帰ってきた日ではありましたが、天気の様子を見て、改めてジョギング。
温泉でも、たくさん食べましたからね〜〜^^;
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