オーストラリアの法律では、不動産仲介業者は売主、買主、両方からコミッション(仲介料)を取ることはできません。 通常、不動産会社は不動産の売主側と独占販売の契約を結び、セラーズ(売主)側のエージェント(代理人)となります。
セラーズエージェントは、売主からコミッションを得るので、売主の利益保護を第一優先とする規則となっています。 ですから、セラーズエージェントは、売主が不利になる不動産の情報は買主には伝えないようにします。
また、伝えなくても法的には問題ありません。だがしかし、買主が求めれば情報は公開しなければなりません。
バイヤーズエージェントを利用するメリットは、バイヤー(買主)側のエージェント(代理人)として、すべての問題点を調査して有利な交渉や手助けをしてくれることです。 その結果、最善の不動産を適正価格で購入することが可能になります。
特にオークションでの不動産販売が多い東海岸の州では、バイヤーズエージェントに依頼して、最適な物件選びから、査定価格調査、物件のコンディション判断から価格交渉までを任せます。
オークション販売の場合は、セラーズエージェントはコミッションを分配するコンジャンクションをしない為、不動産仲介業者は買主側に立ってサポートすることができません。
もし、コンジャンクション出来たとしても、そのエージェントは売主からのコミッションを分配するので、売主の利益を最優先しなければなりません。
実際にあった例として、香港人の家族が購入した物件は、数年前に住んでいたヴェトナム人家族が皆殺しにあったという家だったことが購入後に解ったため、キャンセルを求めて販売した不動産業者を訴えたそうです。
オーストラリアの裁判所で争った結果、売主の不利になる情報を伝えなかったセラーズエージェントは売主の利益保護を優先したので無罪となり、事前に調査を怠った買主はその家をキャンセルをすることが出来ませんでした。
売主はより高く不動産を販売することを目的として不動産販売の専門家としてセラーズエージェントを雇います。
買主は、購入者の100%味方となって働いてくれるバイヤーズエージェントを雇って、より安く不動産を購入することを依頼することをお奨めします。 例えば、相手が弁護士を立てて裁判に挑もうとしたとき、貴方は弁護士を雇わずに裁判を戦いますか?
ここ数年、パースでもバイヤーズエージェントを利用するオーストラリア人が増えてきました。 やはり英語が苦手な海外からの購入者は、徹底的に貴方の味方になってくれるバイヤーズエージェント
を利用することをお奨めします。
特にパースは、クールオフ期間がないので、間違った判断をしてしまうと取り返しの付かないことになります。
今日のエステートクエストはブログランキングで何位くらいだろ?
ちょっと覗いてみてみよう!