肉じゃが発祥の地論争、舞鶴VS呉 | 大ぬっぽん帝國万歳!!

大ぬっぽん帝國万歳!!

私のハンドルネーム「ぬっぽん」とは、民主党政権誕生辺りから政治に目覚め、ネットで政治ネタを漁っていると、愛国心にも目覚め国名を名乗りたかったのですが、おこがましいので「ぬっぽん」となりました。そんなしょーもないおっさんの他愛もない日常を記したブログです。

 

 

 

 

 

どちらの街も元祖を主張し、譲らないうちに論争自体が名物になったそうですw

 

元々は日本海軍の英雄「東郷平八郎」がフランスで食べたビーフシチューが忘れられず、軍の料理人に再現を命じられ、レシピが分からない料理人が、東郷氏から聞いたイメージを元に再現したところ、醤油と出汁の肉じゃがになったそうです。

 

これレシピを当時から軍港であった、舞鶴と呉で出自を争っていたのですが、論争自体が面白く、論争を定番化させたそうですw

 

毎年それぞれのレシピで味を競い、舞鶴が勝つと呉側が「お前ら汚いぞ!煮崩れしない様に、レシピ通りの男爵ではなくメイクイーン使っただろうが」と、プロレスの様な言いがかりをつけたりw

 

まあ、どちらが元祖でも良いのですが、我が故郷呉は軍港、港町で、街の規模は大きくありませんが、街を歩くと港町の匂いを感じることが出来ます。

 

今では観光地と化しましたが、呉で洋食と言えば「いせ屋」確か創業が大正時代だった様に記憶しています。

大正時代に庶民が食べる大衆食堂が、洋食屋だったとは港町っぽいなと思います。

デミカツ丼が有名ですが、個人的な感想を言えばあまり好きではありません。大正時代にこれを出せば、洋食慣れしていない当時の民は驚き、美味いと感じたかもしれませんね。

しかし観光シーズンに店まで行けば、観光客で行列が出来ています。

 

続いてお土産で頂く饅頭には大してうまいモノはありませんが、これは美味しい!

天明堂という老舗の和菓子屋が作る「「鳳梨萬頭(おんらいまんとう)」

 

パイナップルの餡をバターの香る生地に包んだ中華風饅頭なのですが、コクのある生地に甘酸っぱいパインの餡が良く合っていて、美味しいです。

老舗の和菓子屋ですが、HPも無いのでいつ頃から売っているモノかは分かりませんが、私が物心ついた頃にはありました。

恐らく戦前からあったのではないかと思います。

戦前からある和菓子屋さんが造る、バターやパインを使った銘菓が中華風と言うのが、港町っぽくないでしょうかw

 

あ、忘れてはならないモノが!

呉名物といえば、海軍カレー!

軍艦で一度海に出れば、曜日の感覚を失いかねないので、毎週金曜日のミリ飯はカレーで曜日感覚を養ったそうです。

この海軍カレーは、各軍港毎にレシピがあり、舞鶴や横須賀、佐世保とはまた別のカレーだそうです。

https://www.mod.go.jp/msdf/kanmeshi/tip2.html

 

まだまだ紹介したいものは沢山ありますが、負傷中の右手が痛くなって来たので、続きはまたいつか~