住宅序列ランキング2 | 大ぬっぽん帝國万歳!!

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私のハンドルネーム「ぬっぽん」とは、民主党政権誕生辺りから政治に目覚め、ネットで政治ネタを漁っていると、愛国心にも目覚め国名を名乗りたかったのですが、おこがましいので「ぬっぽん」となりました。そんなしょーもないおっさんの他愛もない日常を記したブログです。

 

 

 

昨日は注文住宅と新築分譲マンションに触れたので、今日は建売住宅に触れたいと思います。

 

建売住宅は主に不動産業者や工務店、住宅メーカーが土地を購入し、建物を建て土地建物として分譲販売を行います。

 

分譲販売は、宅地建物取引業者の免許が無いと行えません。

免許を持っていない一般企業や個人が土地を買い建物を建築して販売しても1区画(1戸)だけなら、問題ありません。この場合販売出来るのは1年(1期)1区画(1戸)だけになり、2戸、3戸と分譲する場合は免許が必要になります。

 

どこが違うかと言うと複数の物件を不特定多数の方に分譲販売するには、不動産に関する専門知識を有する、宅地建物取引業者でないとトラブルを招く可能性があるから、規制されているのです。

 

まあ、簡単に言うと知識を有しない素人は、分譲販売してはいけないのです。

不動産業というのはそれだけ専門性を問われる職種なのです。

 

さて、建売住宅ですが、注文住宅とは異なり、購入者の希望や好みを住宅に取り入れる事は無く(例外もあり、建物建築前、土地の段階で購入すれば、ある程度希望は伺えます)分譲販売を行う不動産業者、工務店が間取りや仕様を決めていきます。

 

一般的な2階建ての住宅であれば、30~33坪(100㎡から110㎡)の建坪の中に、リビングと和室、洋室3室の4LDKをプランし、その中に今の流行りものを採り入れて詰め込んでいきます。今の流行りものと言えば、ウォークインクロゼットに、シューズインクロゼット辺りでしょうか。パントリーや家事室等も詰め込んでいきたいところですが、詰込み過ぎると、何かを削らなければなりません。上手く、効率よく詰め込んでいくのがプロの仕事です。

 

建売住宅はどんな方が買うのか分からないので、基本冒険はしません。カラーやデザインは誰にでも受け入れ易いコンサバが基本です。

デザインされたモノが良ければ、注文住宅に行って下さい。

奇抜な家を造り、売れ残ると売るのが大変なんですよ(笑)

 

まあ、素人があれこれ考えた家よりも、プロが仕切った家の方が間違いなく住み易く、使い易いと思います。

 

一言で言えば、建売住宅とは、プロが企画した住宅の規格品とでも言いましょうか。

 

車でいえば、注文住宅がレクサスの様な高級車なら、建売住宅はカローラの様な大衆車。車好きなら、スポーツカーや高級SUVが欲しいけど、家賃払う感覚で支払い出来て、普通に使い易いカローラで充分。と言う方が購入層でしょう。