漫画業界はTVと手を切ろう | 大ぬっぽん帝國万歳!!

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私のハンドルネーム「ぬっぽん」とは、民主党政権誕生辺りから政治に目覚め、ネットで政治ネタを漁っていると、愛国心にも目覚め国名を名乗りたかったのですが、おこがましいので「ぬっぽん」となりました。そんなしょーもないおっさんの他愛もない日常を記したブログです。

 

 

 

最近、日本の漫画、アニメが映画化され世界で公開され始めると、大ヒットを飛ばしています。

 

漫画が週刊誌に連載されヒットすると、次はTVアニメ化され、そこでもブームが起こると、キャラの商品化や映画化され漫画が大金を生むコンテンツに育っていきます。

単行本1冊売れると、約100円が作家に印税として支払われ、1億冊売れると、単行本だけで作家は100億を手に入れられ、更に、キャラクターグッズの販売、映画の売上と、天文学的な数字が作家にもたらされます。

 

しかし、これで儲かるのは作家とTV局、広告代理店、映画配給会社でアニメの製作現場は簿給の奴隷労働に泣いています。

 

アニメ制作はまず、電通、博報堂などの広告代理店が製作の権利を押さえ、TV局から降りて来る製作予算、仮に1億あるとすると、半分以上が広告代理店の中抜きで、残ったわずかの制作費がアニメ制作会社へ支払われます。

制作原価はある程度かかるので、一番削られるのが人件費。

アニメの制作会社には正社員は殆どおらず、皆、契約社員です。

 

実は、私の甥がアニメの制作会社で働いていて、アニメ制作の闇を教えてくれました。

大学卒業後、大手の番組制作会社で働いていましたが、アニオタだった甥っ子は、アニメに関わりたい。と、アニメ制作会社に転職。

簿給なので、そろそろ普通の会社員に戻ろうか。と、話しています。

 

近年はネットフリックスやアマゾンプライムなど、ネット配信会社と直接取引出来るようになり始め、収益は随分改善された様なので、自分達の利益追求ばかりで、ドメスティックなTV局や広告代理店とは手を切り、世界へ大きく羽ばたきましょうよ。

日本の漫画、アニメにはそれだけの力があると思います。