O2:周防大島を最外縁コースで1日に2周回。
内回り(反時計回り)で、ついに達成。

写真:2周回達成時の記念?撮影


前々から、やってみたいことリストには挙がっていたものの、挑戦する機会がなかった。


最外縁部を1周で95kmほど。
獲得標高は700mほどある。

それを連続2周。
まさにドMの諸行である(笑)


写真:1周目、志佐付近

朝8時、みmonda師匠と合流し、周防大島入り。
周防大島2周に、島までの行き帰りを含め、200km超と長丁場。強度はLSD(の予定)で。


この日は明け方、自転車に乗れるかも怪しいほどの強風が吹き荒れていたが、日が昇ってからは、走れる程度には落ち着ていた。


とはいえ、風はかなり強い。
旗艦機のエアロロードでは、横風サンドバッグになるので、サブのGIOSで出撃する。


(中略)


写真:(photo by みmonda師匠)


南岸を進み、伊保田港までノンストップ。
時折、爆向かい風に見舞われるも、想像したほどの風の影響はなかった。


伊保田港で休憩を済ませ、大島大橋へ向かう北岸は、これでもかというほどの爆追い風。平坦を50km/hで走っているというのに、負荷なし三本ローラー並みの感覚(笑)


写真:伊保田港(1周目)


ただただ淡々と走っていただけなので、これといって面白いネタがない(笑)

北岸はその後も概ね追い風。

あっさりと大島大橋を通過し、2周目へ。
ここからはふたり、既知の世界の未知の世界。


(中略)


写真:中華そば+いなり2個


昼食は久しぶりの、たちばなや。


サザンセト名産の「いりこ」がベースの出汁を使ったラーメンは、やはりここが元祖であることに異論はないだろう。


初めてここにきたのは高校生のときだったか、周防大島の友人の案内だったと記憶している。古びた建物もさることながら、マスターご夫婦も歳を重ねたなという印象。


いつまでも変わらないでほしい景色のひとつだ。


写真:たちばなや


後日、とある方から聞いたのだが、この たちばなや に、裏メニュー?なのか、「うどん」があるらしい。


同じ安下庄の隠れ家的うどん屋「のち」と混同されている可能性もあるが、壁の見えにくいところにメニューとして書かれているらしいので、これは次回の調査案件としたい。


(中略)


写真:裏街道、別荘地の入江(2016年3月)


周防大島、観光客は多けれど、片添ヶ浜から和左、星の波止場より奥地の南岸地帯は、知る人ぞ知る場所。

本日2度目の光景だが、このあたりから徐々に疲労の足音が聞こえ始めた。

写真:この日2度目の伊保田港


トンネルを超え、伊保田港で再び休憩。
みmonda師匠に補給食をお裾分けいただき、残りはおよそ60kmほど。再び追い風の北岸へ。


ここまで、LSDと言いながら、軽めのテンポ走くらいの強度で走り続けてしまった代償か、追い風、横風、アップダウンの波状攻撃に、徐々に体力も限界へと近づく。


追い風の影響か、ひとたび高速巡航モードに入ると、抑えが効かなくなるのは宿命。


写真:白濁した汗…体調不良?飲みすぎ?


低血糖になったのだろう。
空腹感を通り越し、手脚が痺れ、全身に力が入らなくなっていく感覚。


190km地点、椋野漁港の手前で、ついに千切れ、最後は気力だけで大島大橋まで辿り着いた。


(中略)


写真:みずほちゃん家 謹製のマーマレード


周防大島2周回。
終わってみれば思いのほか、メンタル的には大したことなかったな…という印象。


そもそも、周防大島を走るとなると、トレーニングかデスライドというのが定番だったので、とても2周するなんて…と食わず嫌いをしていたのだろう。


このたびは「走りきる」というのが念頭にあったので、モチベーション的な意味では、集中力を切らさずに走ることができたのかもしれない。


まあ、死んだコトには変わりないのだが(笑)