アメンバー記事にも書きましたが、


私の大切なお友だちが、旅立たれました。



3年前、あるオフ会で、初めて、彼女に、お会いしました。


当時、私も治療を終えて、仕事にちょうど復帰したところ。

再発率が8割といわれながらも、再発予防の抗がん剤などの治療がなく、毎日グルグル悩んでいたときでした。

彼女は、乳ガン。
抗がん剤治療をしながら、仕事をバリバリされていて、クールで、オシャレ。
とても、抗がん剤治療中のガン患者には見えない、本当に、すてきなハンサムウーマン。

彼女は、決して、ご自身の意見を押し付けるのではなく、皆さんのお話を丁寧に聞きながら、ご自身の意見もお話される、とてもステキで、聡明な方でした。


お互いに、治療をしながら、仕事や、家事を、やりくりしていたこともあって、オフ会の後も、時々、お会いして、ランチやお茶をご一緒させていただきました。





彼女は、最初に病気がわかったとき、顔を見ずにモニターばかり見て治療の説明をする主治医の態度に不信感をいだき、標準治療を受けることに迷っていたときに、

『抗がん剤は毒』とし、標準治療を否定し、代替医療を強く進める知人の意見にふれたことをきっかけに、標準治療ではなく、代替医療の道を選ばれたそうです。



その後、体調不良が進んだため、標準治療にもどられましたが、

標準治療を行わなかったうちに、原発部位は切除不能、転移もあるという状況まで進んでしまったため、抗がん剤治療をすぐに始められました。

実際に、抗がん剤治療を始めてみて、副作用どころか、腫瘍が小さくなったおかげで、浸出液もとまり、体調もよくなり、仕事もバリバリ、お母さんの介護もしっかりして、趣味や、お友だちとの時間もしっかり、楽しめるようになるまで回復されました。




でも、現実には、無治療の期間があったことで、病気が進んでしまったのは事実であり、


もっと早くちゃんと標準治療を始めていれば、という想いから、

その選択を悔いて、同じように苦しむ人を少しでも減らしたい、救いたいって。

自身の体験から学んでほしいって、ご自身の経験をブログに書かれていました。
 


自分のイノチをかけた選択を振り返り、過ちを認めることって、ものすごく勇気がいることだし、辛いことだと思います。


でも、それ以上に、救えるイノチを救いたい。

決して、すべての無治療を否定しているわけではないのですが、

ご自身のブログを通じて、

治療法があるのに、厳しい言葉に耳をふさぎ、耳障りの良い言葉にひかれて、無治療の道を選ぶことによる結果を、よく考えて治療の選択をしてもらいたいと願って、書かれていたように思いました。





そんな、彼女のブログの最後は、『償い』という言葉で締めくくられています。


イノチをかけた選択を誤ったという想い、後悔から、書かれた言葉だと思いますが、

この言葉を選び、この記事を書いた、彼女の気持ちを思うと、切なくて、悲しくて仕方がなく、涙がポロポロこぼれます。




私自身、彼女と、知り合ったきっかけは、ガンだったけど、いつも前向きで、責任感が強くて。仕事大好きで、いつも一生懸命な姿は、すごくクールでした。

また、料理も、山も、読書も、、いろんなことに興味があって、物知りで、話題の引き出しが多く、チャーミングな笑顔がかわいらしくて、お話していてとても楽しく、病気とは関係なく、一人のお姉さんとして、憧れていました。



だから、

何も償うことなんてないです。

あなたは、あなたの信じる道を、ただ真っ直ぐ
信じて、一生懸命、進んできただけ。



麻央さんも言っていたけど、

確かに、ガンの治療を思うと、残念だし、悔しいですが、、

らむままさんは、らむままさんであって、
ガンは、らむままさんの人生を代表する出来事ではないはずですよね。



らむままさんには、抗がん剤治療をしながらも、毎日遅くまで仕事を頑張って、仲間に慕われ、一生懸命、やりとげたたくさんの仕事があるし、

どんなに疲れていても、介護を頑張ってきたお母さんもいる。

たくさんの優しいお友だちとの絆もあるし、

職場の仲間にもたくさん慕われて。

いつも心配してそばにいて、支えてくれた弟さんもいる。

かわいいぴょんちゃんだって、ママの帰りを待って、たくさん癒してくれたじゃないですか。


ガンは、らむままさんを、たくさん、苦しめたとは思いますが、らむままさんの人生から見れば、ほんの一幕にすぎません。


らむままさん、あなたには、私が知らない、もっと、もっとたくさんの人生を彩った出来事があると思います。


そして、何より、あなたの勇気あるブログで、悩める大勢の乳ガン患者が救われたし、これからも、このブログを読む方が、立ちどまって、考えるきっかけになり、救われる方も多いことでしょう。

これからも、ずっと。



だから、

償うことなんて、何ひとつ、ないんです。

ないんですよ!





らむままさんの旅立ちは、

悲しくて悲しくて仕方ないけど、、



今ごろ、痛みや、苦しみから解放されて、

久美子ママさんといろんなお話ができているといいですね。



らむままさんのご冥福を心からお祈りいたします。