相変わらずなりふり構わずKちゃんにアタックしていたあの頃は、学生の時のようなアタックすることへの恐怖がなかった。

自分に気づいてしまった学生の時は、他の人にばれないようにそういう行動は避けていたはずなのに、なぜKちゃんには人目を気にせずアタックしていたのか・・・。


一つは、ばれない自信があった。当時私には彼氏がいた。(もちろんカモフラージュのための彼氏だけど汗)

彼氏の事は周りにも公言していたし、これで怪しまれるはずがないと思っていた。


もう一つは、Kちゃんは必ず私を拒否するから。

拒否されると辛いのだけど、どこか安心していた。受け入れられないと関係は成立しない。

周りから見ればただじゃれているとしか見えないだろう。


拒否されると知っていてKちゃんに甘えていた。


もちろん自分の中にものすごく葛藤はあった。

私の事を受け入れて欲しい、分かって欲しい、振り向いて欲しいと強く願う一方で、周りにはばれたくない、きっと理解してくれない、嫌われてしまう・・・だから拒否して欲しいとも思っていた。

今までに感じたことのない葛藤が内容を変えながらずっと続いていた。


ある時事件が起こる。

私があまりにしつこいせいでKちゃんを傷つけてしまった。正確にはその事件で私は初めてKちゃんを傷つけていたことを知った。


にぶい私は本当にその時までKちゃんがそこまで私の事が嫌いで、しかもそのことで心を痛めていたなんて知らなかった。


ショックを受けた。大好きなKちゃんをそこまで追いやって、しかも気付きもせずに、私は何をしてるの?

その場をどう収めたらいいのか分からなくて思わず「今までの事は全部ウソ汗Kちゃんの反応が面白かったから、からかっていただけだよ」と言ってしまった。


その場しのぎの最悪のウソだった。Kちゃんをさらに傷つけて、自分にまでウソをついた。

どんどん現場の雰囲気は悪くなった。

どうしたらいいのか困っていると、その場に居合わせていたSちゃんがその場を収めてくれて私は帰った。


帰りの車で運転しながら泣いてしまった。

Kちゃんを苦しめていたこと、最悪のウソをついたこと、これからのこと。


その日からまた違う自分に変わらなきゃ・・・と思った。