「メロスには政治はわからぬ。けれども邪悪に対しては、人一倍に敏感であった。」
最近、走れメロスの中のこの一節に触れる機会がありました。
そのすぐ後に、あの一報を受けました。

政治を理解する、ということの意味は何でしょうか?

スタンドプレイのうまい奇人変人は、そう嘲られはすれども、その言葉を誰がきかずとも、結果として、その引力に、社会は従った。

だが、誠意ある凡人の言葉は、だれにも、届かなかった。

政治とはなにか。
邪悪とはなにか。

その答えを、国民ひとりひとりが真っ向から考えない限り、この国はこんなことを永遠に繰り返すんだろうな。
…いや、繰り返し続けられるなら、まだいいけど。
その前に日本が終わるか、人間が終わるか、世界が終わるか。

…いずれにしても、大したことじゃないね、きっと。

非凡を尊び、凡庸なるものを粗雑に扱うのは人の常かも知れませんが。
非凡を尊ぶのは、基本的に自分がラクをしたいから。考えたくないからです。

…せめて、そのツケが最後に誰にまわってくるのかくらいは、考えるべきではないですかね。