このような未来しかない子どもとの活動をしていると、常に次世代へ紡ぐことを考えてしまいます。



それにおいて様々な危惧すべき問題はあるわけです。



社会問題としての少子化。

地域のサッカークラブもその煽りを受け、次々にと合併や統合が行われています。


サッカークラブの問題。

実は少子化よりも大きな問題は指導者不足や指導者の高齢化です。



現況地域では、同年代の指導者を見かける数は日に日に減少してきています。


私は34歳となりましたが、対比で見るとまだ若手なんです。

実はもうまぁまぁええ歳なんですがね笑



なので、次の世代へとバトンを繋いでいくべく、クラブにはこれからより多くの若手を起用するつもりでいます。


OB達も次々と社会人、大学生や高校生になってきました。


彼らを起用したいと考えたのにはワケがあります。



それは私自身、コーチになることで様々な経験を経てこれました。


自分が子供の頃のことや家族のこと、また一人一人のその人間性や未来について考えることで、多くの考え方や物事の捉え方に気づきを与えてもらいました。



コーチをして得られる経験は、やがて社会に出た時に、学校で学び磨き上げた情報処理能力よりも遥かに役に立つ経験であると自負しております。



それは如何なる経験かを一口で言うと…
活きた本物のコミュ力です。



相手が何を望んでいて、自分が与えられるものが何で、どうすればもっと楽しくなって好きになってくれるかということを考え表現する経験です。


これは必ずどのような場においても自分を助けます。


上の考え方は全ての仕事に精通した事柄だからです。



そしてカワイイ子どもは素直に教えくれます。

「つまんなーい!」
「いややー!」
「もうサッカーせーへん!」

…これにはごめーん!つぎの楽しいこと一緒に考えよかー!

「めっちゃたのしー!」
「もっとやろーよ!」
「おれ!コーチになりたい!」

…ええか。悪いことは言わん。俺みたいにはなるなよ笑
ほんで、そこはサッカー選手って言えよっ!
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そして子ども達に問いながら、自分へ問う。

「君はどうなりたいんだい?」



インターンや教育実習ではありませんが、その中から次世代を担う本物の指導者や社会人が生まれ紡がれていくことを願っています。





クラブを始めた頃は、目の前にいる子どもだけを育てることに躍起になっていました。
上手くしてやろう!強くしてやろう!やろう!やろう!と…


そして違うなと気づいた。
誰のためにやってんだっけ??
楽しくはないし、上手くもないじゃん。

あ、このやり方はやーめた。



やがて、地域の子ども達や指導者さん達に貢献できることがあるのではないかと考えて、学び、表現、行動してきました。(これにはたっぷりの反感と反対を買いましたが笑)



そして今…我々のような活動を通して社会に貢献できることを見出しました。


一人一人の未来ある子どもたちを共に育て、やがて社会で各分野で切り開き活躍する個育てへとつなげていくことと。




我々のサッカーらしく言うと…



人生を自らのドリブルで切り開き、人と人との小さな連携を大切にしながら、元からある概念の壁(DF)を丁寧に崩しきれ。


これです。





余談…


色んなチームでコーチをされる方の例として、まず第1位が親御さんでしょう。


良い意味でも悪い意味でも熱くも暖かく我が子とそのお友達を元経験者のお父さんが指導するパターン。



この方々のメリットは、子どもをより真剣に近い目線で見続けられることです。


デメリットは子の卒業に向けて、自分も卒業してしまうというところと余りにも近過ぎるところでしょう。



折角、自分の子を真剣に育てるという素晴らしい経験を経てようやく指導者の入り口に立たれたのに、導入編や体験版で辞めてしまう。


もし仮にその後チームに残ったとしても、ハナから子どもしか見る気がなかったのか、もしくは俯瞰的に自分のやってきた過ちを目の当たりにしてしまい、エゲツないモチベーション低下を周りに見せつけて、保護者周りからの不信任案により、経験者というだけで担ぎ出された次のド熱い保護者コーチとタッチ交代してしまう。



このターンオーバー現象を永遠と繰り返して、クラブとしての経験や知識が何一つ残っていかないという大いなる悩みを抱えていることでしょう。



だから…子どものサッカーやスポーツの捉え方を大人が考えましょう。


勝った負けたの一喜一憂も愚かしい行動ながら、悲しいかな親にとっては儚く楽しいものです。


でも…それでも子どもの未来に触れてるわけです。
しゃーなし来てる子も、めっちゃサッカー好きな子も、自分の子も一緒です。



あ、俺がしょーもない関わり方して、未来壊してごめーん!

それに失った時間と機会に対して、補償も保険もないし、誰も出来ないからこそ、もっと真剣に考えるべきだと思います。


もし、そう聞くと…

「だって、俺周りの人に担がれただけやもん。」

「わかってるけど、無理矢理にでも勝たないと保護者や周りが許してくれまへんやん。」

「勝たないと子どもが楽しないって言うし。」


子どもより言い訳しますやん笑


だから、そうなるんやでってことに気づいて欲しいと願います。


負けて泣いてもやっぱり楽しいのがスポーツです。


誰かがおかしな価値観を子どもへ植えない限りは、スポーツはナンボでも失敗が許される遊びであって楽しいものなんですよ。



皆さんで次世代へ向けて、様々な拘りの中で彩り豊かな個を育てましょうよ。



ではまた。