どぅもです。
年度の終盤に中学生11人制に向けた6年生大会が行われました。
6年生7名と5年生7名の構成で挑みました。
例年のことながら、この時期のこの大会はチームが仕上がってくる一番収穫期を感じる時期の大会となっております。
目標は優勝。
その上で美しいプレーで魅せて勝つ。
という目標を掲げましたが…結果、優勝はかないませんでした。
指導者として、悔いと反省しかありません。
ですが、ここまでどの試合や大会よりも選手達は熱く戦えました。
これまで攻撃から守備への切り替えが遅いことや、球際の攻防での弱さを常に弱点として晒していました。
そこを彼らなりに克服できたことを今後の育成に活かすべく軌跡として挙げたいと思います。
切り替えの遅さは精神面や身体面もありますが、予測力が育ったことにより彼らなりの改善を見せてくれました。
技術力の進歩により視野が拡大し、立ち姿に余裕が生まれたことにより、トレーニングでもダイレクトプレーが生まれ出したことで自然と育ってきたものと考えております。
球際の弱さは身体面の改善ではなく、ボール感(ボールの芯と身体の芯を感じる力)を磨くことによって、自分は芯を保ったまま相手の芯をずらせるように改善していました。
ここは某友好クラブから選手指導者ともども学び取らせてもらいました。
そして大会における試合内容においては、すべてのゲームで高いテクニックを持ってボールは掌握出来たと思います。
残念ながらベスト8でゴール数が届かない試合もありましたが、もちろん相手チームも必死に頑張った末のことですので、両者の健闘を心から称えます。
大会において、チャンスもピンチもそれなりの数はありましたが、ゴールシーンにおいては各個人の持つキャラクターが色濃く反映される中で、3人以上が絡む細かな連携からの美しい得点が多く見られました。
ピンチにおいては、全員がゴールを必死に守りました。どんなにゴールラインが迫っていようとも、冷静に繋いだりドリブルでかわしながらいなせたのはここまで個人技を積み上げられた結果でしょう。
今年度のチームの総決算として、チームメンバー全員の個性が出ていたことが何よりの収穫です。
余談ですが、大会中に隣のコートで4年生ぐらいの違う大会が行われていました。その大会中の指導者の大きな声が聞こえてきました。
「もっと自分を表現しろー!サッカーは自由なんやー!お前自身を爆発させろー!」
まさにその通りだと思います。
私も言い続けてきました。
その通りに彼らは自分の個性を表現してくれて、楽しい試合をたくさん見せてくれたことに感謝しております。
しかしながら課題も色濃く残りました。
シュートを打つこと。決めること。
サッカーにおいて、最もシンプルで難しいことかもしれません。
逆にゴール前まで運ぶところは最も上手く運べていたと思われます。
しかし優勝するにはこれが足りませんでした。
最後に彼らを最も褒めてあげたいところがあります。
負けて泣かなかったこと。
必死に堪えているのはわかりました。
心底悔しかったでしょう。
私も奥歯磨り減るほど悔しかったです。
でも私とのこの大会での約束通り、悔しさを己の中で閉じ込めて男らしく胸を張って帰ってこれました。
この時に閉じ込めた悔しさは、腹の中で暴れまわるでしょう。
そして自分を許すことのできず、満たされることのない渇きを生むと思います。
「負けは負け。」
それを本気で鍛錬する原動力に変えましょうよ。
ここまでも大きな結果や栄光とは縁遠くきました。
それでも諦めずに日々トレーニングしてきた。
仲間が入れ替わり不安定な時も、大敗を喫し続けた時も、カウンターを浴び続けた日々も、身体的な不利も、技術不足も、全て言い訳なしにやってこれたから、ここまで一人一人上手くなれたんでしょう。
よく泣かずに笑顔で居たな。
ロッカールームで話していた時も良く耐えたと思う。
泣かないのは私との約束。
怒りと理不尽を押し殺した必死の笑顔。
一つ大人になった。
決して、負けた自分たちを許すなよ。
だからもっと練習するぞ。
今もし自分を許して横になったら、違う大人になるよ。
ではまた。
