日本界隈はSoIの話題で持ち切りのようだ、ツイート追ってるだけでも気分が明るくなる。五輪王者となったネイサン、世界王者となったしょーまにはそれぞれその立場に相応しい風格が備わったらしくみえる。フィギュア界の未来は明るいね。
同時代にネイサンとしょーまがいるのにはきっと大きな意味があると思いつつ、どういう意味があるのかピンポイント出来ないでいたのだが、一つの回答らしきものを示してくれている記事を見つけた。いつもながら凸ママさんの慧眼には舌を巻く。
とても興味深い記事だ。大方もう既読されてると思うが、もしまだの方があれば是非全文参照されたい。
ここでは一部(とは言えメインの部分だと思うが)抜粋して引用させて頂き、それに自分なりの愚考を付け加えてみたいと思う。
(ブログよりの引用=斜体)
宇野昌磨選手のフリーと、その結果の勝利を見て思った。
「これからは、高難度の四回転ジャンプを使いこなす時代がやってくる」と。高難度ジャンプを跳べば、数を増やせば勝てるという時代は多分終わった。高難度ジャンプを跳んだうえで、なおかつ他の部分も磨き上げ、観客の興奮を最後までかきたてる、そんな演技こそがトップ選手に求められる演技となった。
それは平昌五輪後の四年間、ネイサン・チェン選手が進み続けた方向である。それが評価されていたからこそ、ネイサン・チェン選手は常に高得点を獲得していた。
ただ、一人だけが行ってもそれは単なる「ネイサン・チェン選手の取り組み」でしかない。競技の方向性を決めるのは、一人では駄目なのだ。
ここでネイサンがファーストペンギン、しょーまがセカンドペンギンという話になる。で、どうやらそういう事象が実際に確認されているらしい。
組織から見たペンギン理論の興味深い記事紹介。
ファーストペンギンとは『リスクのある新分野に最初に挑戦する人』を指し、もちろんその存在は大きいのだが彼だけだと『ただのトリッキーなペンギン』で終わってしまう。組織の為には彼に続くセカンドペンギンこそ重要という話だ。この存在があって初めてその他のペンギン達が後に続き、組織全体の発展に結びつく。
そう。ファーストペンギンであるネイサン・チェン選手は、ある方向へと先頭に立って歩いていった。
そして宇野昌磨選手は、セカンドペンギンであることを選び取り、その方向性を進むことで自己の道を開いた。
その二人の動きにより、新しい時代が拓かれたのだ。
なるほど!と膝を打ったが、ここが面白いところで。これってたまたまモンペリエワールドで彼が勝ったからそういう流れになっただけで、別にしょーまでなくても良かったんじゃない?と思わない?なんたって昨シーズン以降ずっとファーストペンギンの後ろにピッタリつけていたのはゆーまだ。彼がセカンドペンギンでも全然問題ないんではない?確かに5クワド+2×3Aは一歩先んじてるけど、ゆーまだってそっちを目指して上げてる最中だし安定性ではネイサンと並ぶ程。更にちょっと時間が掛かるかもだが技術力安定性共に底なしに見えるイリア・マリニンがいる。彼らの内誰がセカンドペンギンになっても同じことでは?
・・ないんだな、これが(笑)
『セカンドペンギンであることを選び取り』と表現されてる事からして凸ママさんもそういうご意見なんだろうと想像するが(違ってたら御免)
おそらくセカンドペンギンになるのは『意識的選択』である必要があるんだと思う。勢いでよいしょではなく飛び込むことの意味をよく理解した上で敢えて飛び込むのでなくては意味がない。(ファーストペンギンの方は押されてうっかり飛び込むケースもあるそうだが
)
元々しょーまにはファンがもどかしく感じるほど謙遜で自分を必要以上に下げる傾向がある。そう、某先輩とはほんと何から何まで真逆なんだよねえ
。この対極の二人が長年日本を引っ張ってきたというのにもなにか深い意味があるように感じるのだが、それはひとまず置いといて。ともかくそんな人なので幼い頃から競い合ってきた自分より実力が上と感じる年下の選手に対し、悔しいとか負かしてやりたいとか思うより先に素直に感嘆して・・ファンになってしまったという
(笑)。いや、私彼のそういうとこがすっごく好きなんだよね。あの飾らない実直さとか純粋さってほんとに稀有で尊い。この素敵な性格を曲げなければ勝てないんなら勝たなくても良いじゃんとさえ思ってた。ところが運命の不可思議さ、よりによってそんな彼が様々な紆余曲折を経て、ある瞬間ファーストペンギンの後を追うという孤高の決意をするに至った。ずっとネイサンを間近で(オタの真剣さで
)見てきた彼にはそれがどれほど大変なことか誰よりも分かっていた筈、分かったうえで決意した。だから半端じゃない。まさにセカンドペンギンの王道だ。ゆーまやイリアは将来次のファーストペンギンになり得る資質を持った選手だと思う(多分セカンドPタイプではない)。その次世代に、同時代のファーストペンギンが開拓した贈り物をしっかり手渡すのがしょーまの役割。彼が仲立ちしなければ、ネイサンと次世代選手は直結しない。表面のテクニックを越えるだけでは第二のネイサンにはなれないのだ。しょーまが必死になってネイサンの後追いする様をゆーまが間近く目撃することになったのも、思えば不思議な巡り合わせだ。少なくとも彼はしっかり受け継いだと思うよ、ネイしょま時代の伝統。
歴代3位の点数を叩き出し、世界王者の称号をファーストペンギンから譲渡された時点でしょーまのセカンドペンギンとしての使命は達成された。ほんとにやっちまったよ、しょーま~怖い子![]()
![]()
『1羽目が結果的に勇敢なリーダーになるかどうかは、2羽目以降が続けるかどうかにかかっている』
ネイサンを真のリーダーに押し上げたのは他ならぬしょーまだってことだ。オタ冥利に尽きるとはまさにこのことね(うらやま~
)。
安定した多数クワドを駆使して芸術性も極めようとするペンギンが大量に出現する時代がこれから始まる。何故ならそういう道を開いたファーストペンギンと、続いて決意し同じレベルまで昇って見せたセカンドペンギンがいるから。
では、いよいよ次シーズンから始まる真正空中戦時代のイメージ映像をご覧ください
↓
ああ、二人とも、新時代になっても遠慮することはないよ。「まだやってるのかと言われるまで」続けて末永く若手の前に立ちふさがっててください![]()
無敵の絶対王者を追って海に飛び込んだ勇気あるセカンドペンギンが日本の選手だったこと、スケ連はもっともっと感謝するべきだよね。
以上、凸ママさんの趣旨からはかなりはみ出してしまったかも
何卒ご容赦のほど![]()