こんにちは。

以前にのびのびと歌えないときの対処法として、新聞紙を破りながら歌う、というのをご紹介しました。

https://ameblo.jp/essentiarythm/entry-12479219629.html

先日のレッスンにて、生徒さんにやって頂いたところ、不思議なほど力みが消えました。

とくに破る方に意識を向けてもらうと、その方には効果的だったようです。

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のびのびと歌えない方と出会うたび、わたしに認められるためにレッスンに来てるんじゃないかなあ、と心配になります。わたしの命令に添わなければ、という思いが緊張を生んでいるんじゃないか。わたしの言ったことができなくて、謝ってしまう人も、やっぱり心配です。

レッスンでは、声の自由度が高くなるための技術を身に付けてもらえるようにアドバイスしますし、このブログではボイストレーニングに役立ててもらえそうなことを記事にしてアップしています。ですが、技術を高めること以上に、声で、歌で何をするか、何がしたいか、がとても大事です。

何を成し遂げたいか。

そのために伴走するのがボイストレーナーだと思っています。ボイストレーナーの意に沿うようにするのが目的ではなく、同じ方向を向いて、なりたい未来に近づいて行く、そんな風に在りたいと思っています。

今、レッスンを受けている人は、少し先の未来に、声で、歌で、どんなことが出来るようになっているかを常にイメージしていてください。

そのイメージに向かって、一緒に頑張っていきましょう!