こんにちは。

今日も歌が上達する為のTips(=アイデアやヒント、コツ)をシェアしていきます。

ボイストレーニングレッスンを受けていると、先生にいろんなことを言われ、のびのびと歌えなくなることはありませんか?アドバイスを意識しすぎるあまり、がんじがらめになることもあると思います。

そんなときの対処法を3つ挙げておきます。

①チューイングメソッド
これは、何かを食べながら声を出す、歌う、というものです。
武田梵声先生の『こどものための究極☆正しい声のトレーニング キッズタレントへの近道』という書籍で詳しく紹介されています。
これを実施した回数は少ないので、全員に効果があるかはわかりません。
ですが、過去にこのトレーニングをした生徒さんは、何かを咀嚼しながら声を出すことが自然な発声に繋がるようでした。

②新聞を破りながら歌う
歌は、アドバイスされたことを意識すればするほどできなくなってしまうことがあります。他の事に意識を逸らすことで、過度に身構えてしまうのを防げる効果があったりします。新聞を破りながら歌うという手法は、『うまく歌える体の使い方』(川井弘子さん著)からの引用です。きっと良いヒントになると思います。

③「わたしは歌わない」と声に出して言ってから歌う
これも②の『うまく歌える体の使い方』(川井弘子さん著)からの引用です。
歌おうと意気込めば意気込むほど、望む声から遠ざかることがありますが、「わたしは歌わない」と宣言してから歌うとスラっと良い声が出たりします。

うまくいかないなあ、と負のスパイラルに入りそうになったら上述の3つを試してみてくださいね。

それでもうまくいかなかったら、他の練習に切り替えて「明日の自分に期待する」というのも一つです。わたしはかつて「できるようになるまで頑張る」主義でしたが、こだわって前に進めなくなるなんて時間のムダ。さっさとその場を立ち去りましょう。

心を柔軟に。おおらかな気持ちでいてくださいね。