こんにちは、こやまです。
80代女性の患者さんからお悩み相談を受けました。
内容は、僕が解決できるような事ではない相続についての事です。
だけど、お話をひたすら聞く事にしました。
その方は、60代になる実の娘さんとその旦那さん(婿養子)と一緒に暮らしています。
地元ではちょっとした資産家でマンション、アパート、テナントビル、駐車場をお持ちなのですが、今後その資産を婿養子さんには相続せずに、お孫さんへ託したいとのことなのです。
「ちょっと!!Yさん!それ僕に話す話じゃないと思うけど...」とお伝えすると、、
「あんたは孫みたいなもんやから話きいてーな」と実の祖母のような空気感を出してきた
笑
Yさんにはお孫さんが三人いらっしゃって、口を開けばお孫さんの話やひ孫さんの話をするくらい優しいおばあちゃん。
だから、孫やひ孫が苦労しないように自分のものを相続したいと、娘の旦那さんに伝えると「お母さんはいつも甘やかしすぎ!その考えはない!」と一向に話を聞いてくれない。
80代にもなって終活を考えて動き出したいのだけれど、なかなか動けないと気をもんでいらっしゃいました。
それに対して僕は明確な答えが出せるはずもなく、ひたすら話を聞くだけしか出来なかったけれど、帰り際には「先生!なんか気が軽くなったわ!」と言ってくださったので安心した。

Yさんが帰った後「お義母さんは甘やかしすぎ!」というお婿さんの言葉が妙に引っかかった。
なぜなら、なぜ甘やかしてはいけないのだろう? と疑問だったから。
事実、お婿さんもYさんの資産による恩恵を受けている。
だって、住んでいる家はYさんのものだし、Yさんの娘さんと結婚した時から家賃も食費も全く出していない。その上、教育費や子どもの結婚資金も一切援助せずにYさんが払ったといつも嬉しそうに話していたから。
なぜ、お婿さんはそんなに恵まれた環境にいるのに喜ばないのだろう?
結婚によってお金持ちになったことが男として許せないのだろうか?
60代後半の男性ならばそう考えるのが普通なのかな?
年代は違えど同じ男として、その辺はわかる気がする。
お婿さんの気持ちは、たぶんこんな感じ。
「甘やかしてはいけない」っていう人は、誰かに甘えたいのだと思う。
「甘やかしてはいけない」っていう人は、いつも一人で耐えてきたのだと思う。
そして、自分の力で勝ち取った実感のない資産を手に入れる事は、手に入れていないのと同じなのだと思う。
だから、自分が感じてきた負い目を息子たちには味わってほしくないのだと思う。
その結果が「お義母さんはいつも甘やかしすぎ!」の一言に凝縮されているのだと感じた。
ここまで想像がつくのだけど、あえて一言言いたい。
「甘やかしてはいけない」なんて間違っている
甘やかせれる環境があるなら大いに甘やかしていいと思う。
だって「甘やかせれる」って親にとっては夢だと思う。
俗っぽい言い方だと、「甘やかせれる」って一つのステータスだと思う。
甘やかしてあげたいのに、時間が無い、お金が無い、余裕が無いから厳しくしてしま大人があふれている中で、それが出来るって本当に恵まれていると思う。
それに、甘やかされて育った人って、やっぱり人に優しい。
あえてハッキリした言葉でいうけど、お金持ちの家庭で育った友人は優しかった。
世間で言う「いい人」「育ちの良い人」たっだので良い思い出しかない。
「甘やかされた」という表現がネガティブなだけで、正しくは「恵まれた」であると思う。
今回はYさんとの会話がキッカケで、自分を内観出来た事と教育について考えるいいきっかけなった。
今日は、子どもたちをたくさん甘やかしてやろうと思う
このブログを読んでくださった方が明るく元気になることを願っています。