おはようございます。



6月、水無月に入りましたね。って、もう上旬が終わりそうですが😅



6月5日は、天国にいる 父のお誕生日でした。








父のお誕生日だけではなく、祖母のお誕生日にも故人を偲んで、残された家族で主役がいないお誕生日会をしています。



お誕生日会と言っても、そんなに大袈裟なものではなく、祖母や父の好物を作ったりして、ケーキ(妹の手作り)でお祝いするというものです。





今年の父のお誕生日のお食事には、好物の中から、ビーフシチューにしました♪



いつもよりちょっと大きめで上質な牛肉の塊肉を買ってきて、フライパンで焼き目をつけてから赤ワインでコトコト数時間煮込みました。



丁寧にアクを取りながら、お肉が柔らかくなってきたら、ソテーした玉ねぎ、人参、マッシュルームを加えて少し煮たら、蒸しておいたジャガイモを加えて、ルーを入れて、茹でておいたさやえんどう🫛(ブロッコリー🥦の時も)を添えたら完成!




父は、母がつくる市販のルーを使ったビーフシチューが好きでした。(クリームシチューは、市販のルーではなく、ベシャメルを手作りのものです。)




お肉がとろけそうに柔らかくなっていて、とっても美味しくできました!写真を撮るのを忘れてしまいました😅




父の父、私の祖父は、フランス料理のシェフでしたので、父は、兄弟の中で1番その素養があったようで、よく祖父が作ったお料理を食べて育ったので、舌が肥えていて




私達が作った家庭料理のメニューでも、調味料に何を使ったか?いつもと何が違うのか?食材の質などにも敏感に反応して、美味しくできた時には、ちゃんと言葉にして褒めてくれました。  




そして、いつもより少しゴージャスだったり、旬のものを丁寧に作ったり、テーブルセッティングなどもエレガントにしたり、父の好物だらけ!?(笑)にした食卓を見ると必ず




「すっばらしい!!」



と、両手を広げたゼスチャー付きで、褒めてくれたのでしたおねがい



きっと祖父の真似ではないかなぁ?と、私は思っています。




食べることが大好きで、好物がたくさんあった父だったから、これからもお誕生日のメニューは飽きることなく、色々とつくることができます♪




デザートなども大好きで、ケーキの時の飲み物も、そのケーキによって、紅茶かコーヒーをマリアージュのように合わせて、リクエストをしていました。




例えば・・・




苺のショートケーキや、モンブランには紅茶🫖


オペラなどのチョコレートケーキにはコーヒー☕️




そして、今年のケーキは、妹1の手作りの








レモンパイ🍋


でした! レモンが大好きで、お料理にもよく添えたり、絞ったりと使うので、きらさないようにしていました。







はい!レモンパイには紅茶です🫖




食器やカトラリー🍴も美しいものを好んでいた父で、ケーキやプリンを食べる時のスプーンやフォークはシルバーのものをご所望していました。




テーブルフラワーも、バラを好んでいて、毎日とはいきませんでしたけれども、庭のバラや、わいわい市から連れてきたバラを飾ると嬉しそうに微笑んでいました照れ





そんな父のことを知った姉妹共通の友人が、父に



ルイ



というニックネームをつけてくれました!(笑)

王様っぽいからだそうです。👑まぁ確かに。それから、私たちも父のいないところでは、普通に父のことをルイと呼ぶようになりました。ウインク






話をレモンパイに戻すと・・・



ちなみに、甥っ子もママがつくるレモンパイが大好物で、珍しく自分で冷蔵庫から出して、お皿とフォークを用意して、ナイフでカットして食べているようです。(笑)



いつもは、テーブルに出されたものだけを食べていて(甘やかしすぎ?)自分で切り分けたりすることはないそうです。




父と甥っ子は、食の好みが似ているのですよ。

名前に"た"の音があるという共通点もあるからかもしれないなぁ。




ということで、ロウソクの火を吹き消す主人公がいないので、ロウソクは立てずにケーキを美味しくいただきました。




それから、父が好きだったブラームスやベートーヴェン、ピアニストの反田恭平さんの音楽を流していました♪



クラシック音楽も大好きでした❤️



週末には、テレビの


「題名のない音楽会」→「食彩の王国」を、私と一緒に見るのがいつからか?習慣になっていました。



それを観てから、その日に特集された音楽家の曲を流したり、取り上げられた旬の食材を用いたお料理をお夕食に作ったりして楽しんでいました。






そして、ラグビーをテレビ観戦するのも好きだった父🏉



私と妹がスタジアムに観戦に行くと、テレビ中継を観ながら、私たちが映らないか?と、画面にへばりついて観ていたそうで、たまに映ったりすると、嬉しそうに喜んでいたそうです‼️(笑)




帰宅すると




「映っていたぞー!」




と、教えてくれて、録画を観て確認すると、まるで自分が撮ったように自慢げに教えてくれていました。可愛いルイだったなぁ😍






父は、ルイと呼ばれていましたが、何も高級でグルメなお料理だけを好んでいたわけではなく、旬のものを丁寧に真心を込めて作ったお料理や



季節感やその時のムードに合わせた・・・調和させた暮らしを愉しんでいたのではないかと思うわけです。




なので、季節のイベントなども大切に楽しみにしていました。その中でも、特に好きだったのは




クリスマス🎄



でした! 11月に入ると



「ツリーは飾らないのか?いつ飾るんだ?」



と、私に催促するように聴いてきました。(笑)

母や妹ではなく、必ず私に聞いてくるのです。父と同じように、季節のイベントが好きだから❤️




三姉妹の中で、私のことを"パパっ子"と、呼ぶ人が多かったのも、そういうところが似ていて、よく2人で楽しそうにしていたと言われていました。




確かに。



季節のお花をアレンジしたリビングで、クラシックやジャズを流しながら、美味しいデザートを、時には大きめのケーキやプリンなどは半分こして食べていました。




デザートを用意すると




「すっばらしい!ありがとう!」



と、言って、嬉しそうにニコニコしてデザートを堪能していた父だったなぁ。




今は、もう大きめのケーキなどを半分こして食べてくれる父がいないので、半分をお皿に入れてラップして冷蔵庫に入れるので、それがなんだか寂しいというか、変な感じがいまだに慣れなくて困っていたり。ショボーン




母と妹2と3人暮しになってから、仲良く暮らしているけれど、父がいないと、性格というか趣向的!?に、2対1となり、味方がいないような寂しさも感じているのも確かだなぁ。



クッキーとかを食べる時に、父と私は必ずお皿やナプキンを使うけれど、母と妹2は、ティッシュを使うから大丈夫🙆というので。なんだか1人でお皿とナプキンを使うのが肩身が狭いとまでではないけれど、なんかねぇ〜。😅  





いまだに、テーブルに父の好物が並んだり、ケーキや和菓子をいただく時に



「お父さんが好きだったよね?」



と、誰かが口にしています。

もちろんお供えをしていますけれどね。





父のお誕生日会をしながら、いつも以上に父の不在を寂しく感じる今日この頃なのでした。😿





最後までお読みくださいまして、ありがとうございました❤️



父も喜んでくれていると思いますおねがい





皆さんのお父さまはご健在ですか?


そうでしたら、ぜひ仲良くして、お誕生日などもお祝いして、楽しい思い出をたくさんつくってくださいね♪









P.S. 




バラ園を堪能して嬉しそうだったルイ🌹


天国でもバラを愛でているのかな?