こんにちは。



寒い日が続いていますね。



寒さで身体が冷えると不調が出やすくなるので、身体があたたまるような飲み物やお料理を積極的に摂るようにしています。



どこかが冷えるとお腹がキューとなり、下しはしないものの、ストーマだからか?敏感になっていて、まるで



冷感センサー


のようだなぁと、面白く思いながらも、そんな私の繊細ちゃんな身体に感謝しています❣️






さて、今日のタイトルの



緩和ケア


このことばを見聞きすると、まだまだ病状が末期を迎えた患者さんが受けるもの。という誤解をされている方が少なくないような。



私もそうでした。



去年の夏に緊急入院をして、その大学附属病院の消化器外科で、年に2.3件あるかないかの大手術をすることになりました。




「仙骨合併骨盤内蔵全摘手術」

大動脈周囲リンパ節郭清、人工肛門・人工膀胱造設 



という、長ったらしい!?凄そうな手術でした





緩和ケアは、入院してからわりとすぐに朝の消化器外科、婦人科の病棟回診時にチームで診ていただけることになりました。



最初、緩和ケアチームの回診も毎日することになると聞いた時には



「大手術だから、もし何か起きたりしたり、うまくいかなかったりした時のためなのかな?」



と、勝手に勘違いをして、軽いショックを覚えたのでしたショボーン



が、初めての回診の時にチーム長(現在の緩和ケア外来の主治医)の先生に



「身体の痛みを少しでも軽くする為の専門チームです。」



「あとは、精神的に辛いとか、痛みによる気持ちを、少しでも楽になるようにケアします。」



と、やさしく、ゆっくりと穏やかに、目をしっかり見て、お話しくださったので、いきなり入院になり、大手術をすることになり、心細かったので



緩和ケアチームの存在が、それから私の



心の拠り所・オアシス✨


になっていました。






そして、今日のタイトルの内容は



緩和ケアで診てもらっている私の感想"感謝の気持ち"を綴るものになります。




人によっては、婦人科でお薬も処方してもらえるし、主治医とよいコミュニケーションがとれているから、それだけで十分‼️



という方もいらっしゃると思います照れ



なので、あくまでも、私は!の場合であり、通っていらっしゃる病院に緩和ケアが導入されていないから、それがよくないとか、そういうことではありませんので、その旨ご了承くださいませ。


 




では、実際に、どのような感じで診てもらっているのか?を、入院当時からの状況や感想などを書いていきますね!






入院中、毎朝、緩和ケアチームの先生方と看護師さんは、いつも5名ぐらいで回診してくださっていましたが、全員が本当に優しくてフレンドリーで

 



"この人達は人間の姿を借りた神さま?仏さまなの?"



と、思えるようなほどに、笑顔が本物!?(笑)で、常にニコニコとして、本当に本当に思いやりに満ちて、やさしい先生&看護師さん達なのでした‼️爆笑ラブおねがい




いつも笑い声が病室から溢れていて、楽しい回診の時間でした♪



私より少し若めの男性の医師は、ソファーにかけていた横浜キヤノンイーグルスのひざ掛けを見つけられて



「ラグビーのファンですか?」



と、声をかけてくださり、息子さんが大学時代にラグビー部だったそうで、それからいつもラグビーの話をして盛り上がっていました🏉

(その当時、ラグビーワールドカップ パリ大会が開催されていた)




もちろん 痛みの緩和 の、痛み止めの種類や量なども、病状や痛みを感じる時間帯、効いている時間などによって細やかに調整してくれています。今現在も!




最初は、痛み止めの点滴と医療用麻薬の注射タイプでしたが、途中からロキソニンと医療用麻薬のオキシコンチン、急に痛みが増した時用の医療用麻薬のオキノーム飲み薬に変えてもらえました。



飲み薬の方が、点滴も外れて心身ともに身軽になって、痛みからもだいぶ解放されたような感じでした。



こんなに細やかに痛みの状態に合わせて対応してくれて、そして、入院中も今もありがたいと感じているのが



"痛いのは我慢しなくていい"



ということが、長年の呪縛!?から解放されたことだと感じています。



やはり、痛くても薬を飲むことに対して



⚫︎身体によくない


⚫︎薬に依存してしまうのでは?


⚫︎根性(忍耐力)なさすぎ?(笑)



などと、どうしてもネガティブに思ってしまいがちで、多少痛くても、このぐらいで飲んでいたら、この先ずっと飲み続けることになり、肝臓や腎臓が弱ってしまわないか?



と、思ってしまわれて飲むのを我慢してしまう患者さんが多いそうです。(私もでした😅)



でも、先生は 




"痛いのを我慢して、薬を飲まずに、動けなくなったり、外出したりという日常生活を送ることができなくなり、身体が弱っていってしまうことの方が、むしろよくない"



と。本当にそうだな!と感じています!



痛みを感じて、動くのが億劫だなぁと感じたら、すぐに痛み止め(私の場合は、1日3回のロキソニンの他の緊急用の医療用麻薬のオキノームを飲む!)を、飲むことが大切!だそうです!



そうすることで、痛みがなくなり、動けて、活動的になり、引きこもったり、寝たきりにならないようにする!というのが、




緩和ケアの痛みを和らげて、QOL(生活の質)を上げる!



という目的のひとつだそうです。






説明が長くなりましたが、病院によっては緩和ケアが導入されていないこともあるし、あったとしても私が以前通っていた病院のように



緩和ケアがあったとしても、実際には、医師が中々予約を取ること、"繋げてくれること"に消極的(面倒臭いのでしょうか?)だったり、横の連携がうまくいっていないようなことも😥



なので、そういった事を知らずに病院を決めてしまって(私のように)、同じ病気で治療するのに、緩和ケアで診てもらえるか?そうでないか?では、



QOL(生活の質)や、予後に大きな差が出る出るのではないかと、私は感じています。



かといって、今から転院することの方がリスクがある場合もあるかもしれませんし、勇気もいるし、緩和ケアがある病院が近くにない場合もあるかもしれませんので一概には言えないけれど。



転院前の病院では、緩和ケアを受けていなかったので、痛みを訴えても、痛い時に痛み止めを飲むだけで



痛み止めを常用(毎食後に服用する)したり、その当時は腫瘍痛!?というのが結構あったのですが、緊急用の強い痛み止めや、"医療用麻薬"を処方されたことはありませんでした😢






私の場合は、たまたま転院(卵巣がん体験者の会の片木さんが私の病状に合う病院と医師を紹介してくださり💖)した病院にラッキーなことに、緩和ケアがあり、積極的に導入してくださったということでした。



卵巣がん体験者の会スマイリー






週一でお世話になっている訪問看護(こちらも入院中に看護師さんから強くお勧めされて今に至ります)の看護師さんが




「緩和ケアで診てもらって、痛みのコントロールが上手くいっていて、あんなにすごい大手術をした人で、 


こんなに痛みで苦しまずに、寝たきりにならずに、元気で動けたり、ラグビーを観にいける人って見たことないですし、中々いないと思いますよ!」




と、真顔で言われました❗️




そして、緩和ケアの主治医の先生がすばらしいのは・・・




診察時の会話(世間話や家でのすごし方や趣味など色々!)から、私の気質、行動範囲や家事や散歩で身体をどのくらい動かしているか?、精神的に痛みがあると、どのように感じるか?などを



総合的に本当に細やかに診て、痛み止めの量や、違う薬へ変更をしてくださるのです!



そのお陰で、尾骨や仙骨辺りの痛み(尾骨を切断、削っているわけですから💦)が完全にないわけではありませんが、痛みを感じない時も多く



痛みに支配されずに暮らせている



状態ですおねがい




何度も言いますが、本当に本当に



緩和ケアで診ていただけていて、本当にありがたくて、幸せ!




これからも、緩和ケアで痛みのコントロールをしていただき、元気に家事をしたり、ラグビーを観にいったりして、生活の質をよりよくして暮らしていきたいと感謝し、願っています✨



願わくば、痛み止めを飲まなくても日常生活を送ることができるようになりたいです‼️






長くなりましたが、最後までお読みいただきまして、ありがとうございます❤️



治療中の方の痛みや苦しみが緩和され、癒されますように祈り、願っています💖







P.S.  


モモちゃんと私は、なぜかお昼寝のタイミングやポーズが一緒な仲良しですウインク💕





痛くて横になっているわけではなく、いつもの食後にお腹と心が満たされて!?眠たくなって、食後30分後からのお昼寝タイムです💤

(食後20〜30分は消化活動をしているから横にならずにいて、それから横になっています。入院中に教えてもらいました。)



あっ!食べすぎてはいませんので、ご心配なくウインク