こんにちは。


年末年始のご挨拶もできずにおりましたが


昨年中は、ブログにご来訪くださいまして


誠にありがとうございました。





実は、父が昨年の12月28日に他界いたしました。










前回のブログで、何度目かの発作が起きて、熱が出て、お見舞いに行って、父に"頑張って!"と言った次の日に、静かに逝ってしまいました。




最後に会った日に、熱がまだ下がらずに、手を握ったら、いつも冷たい手の時が多かったのに、あたたかい手でした。



一生懸命話そうとして、咳き込んでしまい、痰が出て、そばにいた看護婦さんに痰を吸引してもらっていましたが



吸引が、苦しくて嫌だと言っていた父は、顔をしかめて辛そうにしていて



入院した当時は、吸引された後は




もう嫌だよ。疲れたよ。




と、言っていたそうです。(私は、その頃入院していたので、その後の安定した容体の父しか知らないのでした。)




何度も発作が起きて、その度の吸引で、もう疲れてしまったのかな?



楽になりたかったのかな?お父さん。







亡くなった当日の朝、私の携帯に、父からLINEのビデオ通話の着信があり、出ようとしたら、すぐに切れてしまい、すぐに掛け直しても応答はありませんでした。




私は、お父さん!お父さん!どうしたの?大丈夫?




と、何度もかけ直しましたが、応答はなく・・・。





その時は、いつも、そんな感じで、電話してきたり、ビデオ通話してきても、出てくれなくて、しばらくしてから、ようやく繋がると、ケロッとしていて、




"何でもないよ!間違えて電話したのかな?"




と、いうことが度々あったので、またかな?と、思っていました。







家族に見送らせてくれずに、静かにひとりで逝ってしまった父。





年明けに、ケアマネジャーさんと会って、退院して自宅に戻ってきてもらう準備を相談して決めようとしていたのに・・・。





自宅に帰りたい。猫達に会いたい。





と、言っていたのに。






でも





きっと






自宅で、母や私や妹に、介護をさせるのは、申し訳ないと思ったのかな? 

 



年明けから、私は、抗がん剤治療が始まるのですが。それは知らせていなかったのだけれど、なんとなく感じていたのかな?





それと、娘達に下の世話をしてもらうのは、カッコいいお父さんとして最後までいたかったから、避けたかったのかな?




その両方だろうな。きっと。




昔から、人に迷惑をかけることを申し訳ないと思っていたからなぁ。




そんなの家族なんだから、迷惑でもないし、親孝行をさせてほしかった!!










年末で急だったので、12/31に近親者だけで告別式をすることになりました。




朝一番の時間帯しか空いておらず、そこにしたのですが、それも、父の望みで、本当に家族や親交の深かった人達だけで、ひっそりとお別れしたかったのかな?と。





それにも関わらず、参列してくださった親戚や友人、母の仕事仲間や、妹達の友人などに参列してもらい




献花も、葬儀場の方が驚くほど、家族葬にしては、たくさんいただきました。



自宅にもお供えのお花を送ってくださった私や妹の友人達。



心より感謝しています。ありがとうございます。




前日の納棺の際に、父がよく来ていたネイビーのブレザーにグレーのスラックス




母と三姉妹でハワイに行った時に、留守番をしてくれた父にお土産にしたエルメスのパイナップル柄の黄色いネクタイ。お気に入りだったなぁ。





棺には、岩合さんの猫の写真集や、好物のプリン、マルセイバターサンド、チョイス、バタースコッチキャンディー、南部煎餅などを入れさせていただきました。






遺影は、私が一度目の抗がん剤治療を終えた直後の私のお誕生日の食事会で、父とツーショットを撮った時の笑顔でピースをしている写真にしました。



自分のことのように喜んでくれた父でした。




それから、残念ながら再発してしまって、そして、9月の緊急入院があり、心配させてしまったんだなぁと。




私が緊急入院した翌日に発作が起きて、救急車で運ばれて入院して・・・。




本当に、心配させてしまって、ごめんね。





手術が成功して、退院後に、父に会いに行くと、とても喜んでくれました!




前にも書いたかな?私が退院してまもなくお見舞いに行きたいと言っていると妹が父に伝えたら




"何もお構いできないし、まだ早いから来なくていいよ"と。




妹達には、そんなこと、お構いなんて言わないのにと、妹達は冗談で怒っていました。(笑)





父と私は、家族の中で、馬が合うというか、よく似ていて、仲が良かったので。





二人でジャズやクラシックのコンサートに行ったり



テレビでラグビーを観たり、クラシックコンサートを観たり



二人とも最近は少食だったので、デザートの大きめのケーキやプリンを半分こして食べたり






音楽の趣味も似ているところがあり




私が選曲して作ったCDを、いつのまにか聴いていて



"このCDどうしたんだ? すごくいい曲ばかりだね!最高だよ!"



って、興奮気味に聞いてきた時は、お父さんに気に入ってもらえて、とっても嬉しかったのを覚えています。



私の好きな曲を集めたCDを、大好きな父も気に入ってくれたから。







もっともっと、父とのエピソードはありますが、書ききれないし、涙が止まらなくなるので、今回はこの辺にしておきます。










家族旅行で訪れたバラ園で、休憩中の父。



"ルイ"というニックネームを、私の友人がつけてくれました。(笑)






父は、大好きな家族や友人達に見守られて、天に旅立っていきました。




途中、虹の橋で、先に逝った猫のミャーちゃん、アレックス、アンディーと会えているはず。





まだ実感がなく、今でも、父は入院中なような気がして、お見舞いに・・・なんて思ってしまったり。




でも、毎朝、お気に入りの猫のマグカップにお水を入れて、ご飯とお菓子などをお供えしていますけれどね。





お父さん


ありがとう!



お父さんの娘に生まれてきて、この家族でよかったよ!今も幸せだよ!お父さんのお陰です。



ありがとう!!!




天国で元気で楽しくすごしてね!





私は、まだまだ猫達のお世話もあるから、そちらには行けないけれど、いつか会えるから、それまで幸せにすごしていてね!





お父さん、大好きだよ!!!