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エッセンシャル出版社のブログ

本質を共にワクワクしながら探求し、共にワイワイと創造していく出版社です。主に育児・教育・子育てに役立つ内容をアップします。「今までにない新しい視点」の本、「自分と対話する」ための本、「人生が変わるきっかけ」としての本を生み出すことを目指しています!!

教育の本質って何?
教育は、この世界に、「奇跡の物語を生み出せる力」を持っている。

 

 

エッセンシャル出版社の自称・うさぴょん編集員(うさぎ年生まれのウサギ好きです)です。

 

先月、米国ウィスコンシン州で、黒人の男性が警官に背後から銃で撃たれるという事件がありました。
そのニュースを聞いて、、私は、その根っこの部分に、「教育の問題もあるのではないか」と感じてしまいました。

 

事件について言えば、その3ヵ月まえにも、ミネソタ州で黒人の男性が警官に拘束されて死亡するという痛ましい事件があったばかりです。こうした状況を受け、テニスの大坂なおみ選手が、試合への出場をボイコット(のちに回避)するなど、全米で人種差別に抗議する大規模なデモが発生するのも当然のことだろうと思います。

 

1992年に世界的なニュースにもなった「ロサンゼルス暴動」も、きっかけは黒人の男性が白人の警察官から暴行を受けたことでした。

 

デモや抗議行動がすみやかに行なわれるのは、ある意味、市民の意識がそれだけ高いという側面もあるのだと思います。
しかし、状況はなかなか変わっていきません。
人間の感情の奥深くにある、受容と変容への耐え難い拒絶感が、変化や変革を阻むのだと思います。
じつに根深いです。

 

差別、あるいは区別の意識というのは、人間であれば誰もが潜在的に持ち得る感情でしょう。それをことさらに嫌悪したり、あるいは擁護したりするだけでは、なかなか状況は変わっていかないのではないかという側面もあるのかなと思います。

「そういうものだ」と受け入れて、自分にも相手にもそれはあるのだと認め合って、その上で折り合いをつけていく道を探していくほかないのではないかと。「それじゃ何も変わらない」と、いわれるかもしれませんが……。

 

ただし、そういうことを「知らない」のと「知っている」のとでは、そこに大きな隔たりが生じます。
おそらく、差別の根底にあるもののひとつは、「無関心」や「無意識(無自覚)」だからです。
そして、そのことに気づかせ、考えるきっかけを与えてくれるのが、

「教育」が本来なすべきことのひとつではないかとも思うのです。

 

さて、どうして、この話をしようかと思ったかというと、先日、ある映画をCS放送で観たからです。

 

■ある新米教師と1冊のノートが生んだ奇跡の物語

 

2007年の米国映画『フリーダム・ライターズ(FREEDOM WRITERS)』は、ロサンゼルス暴動から2年、LA郊外の荒廃した高校に赴任した新米女性教師エリン・グルーウェル(ヒラリー・スワンク)が、苦難を乗り越え、クラスの生徒たちの意識と行動を変容させていくというお話です。

 

 

弁護士試験に合格したエリンは、「法廷で子どもを弁護するのでは遅過ぎる。教室で彼らを救うべきだ」と教師になりました。理想に燃える女性です。

 

そんな彼女が実際の教育現場で目にしたのは、麻薬、暴力、貧困、そして激しい人種差別がはびこり、白人、黒人、ヒスパニック系、アジア系が徒党を組んで憎しみ合う姿でした。街の在り様がそのまま彼女が担当することになった203教室でも展開されていたのです。まさに、“手に負えない生徒たち”が集められた、吹きだまりのような場所でした。当然、白人女性のエリンは彼らから拒絶されます。

 

エリンは、あの手この手で彼らの懐に飛び込もうとします。しかし、現実は厳しい。

こんな印象的なシーンがありました。

 

授業中にラティーノの少年が紙に絵を描いて仲間にこっそり回します。黒人を揶揄(やゆ)するような絵でした。それが黒人少年のもとに回ったところで、エリンがその絵を取り上げて、言います。

 

「わたしはこんな絵を博物館で見たわ」

 

それから人種差別について彼女はまくし立てます。
ホロコーストはこんな絵から始まったのだ、うんぬんかんぬん……。

激昂ぎみに語るエリンに、ひとりの生徒が遠慮がちに手を挙げて尋ねます。

 

「先生、そのホロなんとかって何?」

 

エリンが、「ホロコーストを知っている人は?」と訊くと、白人の生徒ひとりが手を挙げました。

「銃を向けられたことがある人は?」と訊くと、その生徒を除く全員が手を挙げます。

絶句するエリンを尻目に、生徒たちはゾロゾロと勝手に教室を出ていく――そんなシーンです。

 

エリンは奮起して、「アンネの日記」を教材として生徒たちに読ませようとしますが、ベテランの女性教師に「予算の無駄」と一蹴されます。はなからエリンの生徒たちを見下しているのです。それでも彼女はめげません。用意したのは、人数分の日記帳でした。もちろん自費です。

 

「なんでもいいからこれに毎日思ったことを書いて。誰にも見せなくていいから。でも、もしわたしに読んでほしいと思ったら、この棚に入れておいて」と。

 

その日記帳に書かれていたのは……彼女のまったく知らない世界でした。どこにも出口が見出せずにもがき苦しむ、生徒たちの魂の叫びです。

 

エリンは、デパートやホテルでアルバイトをしながら資金を捻出し、彼らに本を与えます。

さらに、自費でホロコースト博物館へも連れていきます。
生徒たちは、こうしてエリンに導かれるようにして「命」の尊さについて知り、「知」への欲求を高めていくのです。

彼女はこうして、人種の壁を越えてクラスをひとつにまとめあげていきました。

 

これは、「教育現場だからこそできたことではないか」と私は思うのです。

 

こういうお話は、「こんなの絵空事だよ!」と思った瞬間に陳腐化します。

しかし、このお話は事実に基づいて映画化されたものなので、そうはなりません。

あきらめずに、やればできるということを教えてくれます。

 

エリンは、クラスの出来事や生徒たちが書いた内容をまとめて本にしました。
それが『フリーダム・ライターズ』です。
彼女は現在、自身の教育哲学を広めるために「フリーダム・ライターズ基金」の代表を務めているそうです。

 

 

 

■The Problem We All Live With――私たちみんなの問題

 

私がPCのスクリーンセーバーに設定している画像のひとつに、『The Problem We All Live With』という絵があります。
アメリカの市民の暮らしを描いた、イラストレーターで画家のノーマン・ロックウェル(Norman Rockwell)が描いた絵です。

 

 

 

 

白人の大人たちに守られるようにして歩くひとりの少女。壁には黒人への差別用語が書かれ、憎々しげにトマトが投げつけられています。「KKK」(クー・クラックス・クラン/白人至上主義者の団体)の文字も見えます。

 

この絵のことを知ったのは、もうずいぶん前に読んだ一冊の本からでした。「アメリカ文学の巨人」と呼ばれ、ノーベル文学賞を受賞しているジョン・スタインベックの『チャーリーとの旅』(Travels with Charley)という本で、晩年のスタインベックが愛犬のチャーリーとの旅の様子を綴ったものです。

 

 

 

 

 

時代は1960年頃で、この本に描かれているのは「古きよきアメリカ」が変貌を遂げようとする渦中の姿です。いろいろな場所でのエピソードが綴られているのですが、この絵のもとになった、ニューオーリンズでの騒動についても書かれています。

 

白人だけしかいなかった小学校に、黒人の子どもがふたり通うことになり、それに反対する中年女性のグループが、登下校する子どもに対して毎日罵詈雑言を投げつけました。彼女たちは「チアリーダーズ」などと呼ばれて、その様子を見て喝采を送るために、多くの人びと(もちろん白人)が集まったのです。そのときの様子を描いたのが「The Problem We All Live With」と題された絵です。

 

この絵には、はっきりと醜悪な事象が描かれているわけですが、白いワンピースに白い靴下と白い靴、白いリボンまでつけた黒人の少女が、背筋をピンと伸ばして真っ直ぐに前を向いて歩く姿には清々しさを感じます。ここに作者の強い意志を感じるのです。
少女が向かっている場所はどこでしょう? 

そう「学校」です。

物差しとノートを持った彼女は、勉強をしに学校へ行くのです。

 

この少女の小さな勇気が、多くの子どもたちに「教育への道」を開いたことは確かでしょう。そのことを忘れないようにしようと思います。願わくば、この女の子がエリンのような先生に勉強を教わっていたらいいなぁ~と思います。


✴︎


教育ジャーナリストのおおたとしまささんが、そ著書『いま、ここで輝く。』の中で、子どもたちの知的好奇心を刺激し、彼らの目をキラキラと輝かせる、カリスマ数学教師・井本陽久先生の授業に触れて、

 

「教育とは、『何を教えるかより、誰に教わるか』が大事であることを思い出させてくれる」

 

と書かれています。それは、本当にその通りだなと思います。

 

そして、同時に、子どもたちを魅了する、様々な知的好奇心の中の1つに、
「私たちみんなが幸せに暮らしていけるためには、何が必要なのか?」

というテーマも入っていてほしいということを、私は願っています。

なぜなら、
教育は、教育こそが、この世の中に、「奇跡の物語を生み出せる力」も持っているのですから。

 

 

「いま、ここで輝く」

 

 

 

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身につけていく時代から、思い出していく時代へ。 

答えは外側にはない。 全てはすでにあなたの中にある。
 

 

平成までの「作法」(やりかた、HOW TO)の時代から、
「和法」(あり方、BEING)の時代へ。

人に伝わるものは、DOING/HOW TO(どうやるか)という方法論ではなく、
BEING(どうあるか)という存在論に基づいたものである。

 

自己実現から自己統合へ。


何か別の自分になっていこうとするクリエイティブスタイルから、
あるがままへと自分に戻っていくビーイングクリエイティブへ。

 

身につけていくという発想から、手放し、思い出していくというありのままの姿勢へ。

 

令和だからこその「和法の時代」

 

長年、数々の心に残るCM作品を創り続けてきた、CM制作のトップクリエイター・サトー克也さん。

 

サトー克也さんは、広告という、ある意味、消費社会の先端にある業界で、あえて、「あり方」を通して、

人間や自然の本質をCM作品として表現されているクリエイターです。



サトー克也さんの言葉より。

✴︎

ボクは、企業広告が上手いと言われている。
日立マクセル企業広告でグランプリを獲得して以来。

企業広告をつくれば、つくるほど、これは世間に向けて、というより社員に向けていることを感じた。

広告を見た家族から『パパの会社って、すごく人のためになっているんだね!』などと言われて、改めて自分の会社を好きになる人が多発するのだ。すると不思議と業績も向上する。

ボクの会社の名前が『ダイコク』だからか、ボクは、その企業に福を届けると思われている。
自社に自信を持てるようになると、その企業は活性化され、売り上げが伸びる。豊かになる。

それって、人にも当てはまるのではないだろうか。アウトサイダーたちは、みんな自信に溢れているではないか?!

どうやら『ジブンLOVE』が人生を開花させ、運命を開くコツのようだ。

 

『ジブンLOVE』が人生を動かすのだ。


『好きになる』ことで、最高に和することができる。

好きになれないならば、『感謝する』ことで、相手と和することができる。

自分を好きな奴は、全てを好転させる。
奴らは、周りのものを全肯定できるのだ。

みんな!自分大好きになれ!
みんな!自信満々になれ!


自信が運命を動かすのだ。

相手と和するには、お客様と和するには、
世界と和するには、まず、己を愛すことだ。

 

『ジブンLOVE』が人生を動かすのだ。

 

それを『法人格』であてはめると、自分の会社を好きになることが、

経営者から見れば、自分の会社を好きにさせることが、会社を向上させる根源的エネルギーとなる。

 

中小企業も大企業も全て、そうなんだ。

 

企業広告は、むしろターゲットは世間ではなく、社員であり、社員の『自社LOVE』を醸成することが、その目的でもあるのだ。

社長の訓示も、法人目標も、そこを目指すことが大事なのだ。

 

ヒントは日本の知恵だった。

 

『和を以て貴しと成す。』

 

そう、スティーブ・ジョブズも禅を学んでいた。

 

『和法』とは、あり方なので、特定のジャンルに限るものではなく、全てのジャンルにおける根底を成すものである。

言うなれば氷山の見えている部分だけではなく見えていない海の下、土台部分である。


✴︎

 


サトー克也さんの最近のCM作品です。

 

 

■早稲田アカデミー「15のキミへ」
15歳のありのままの想いが込められた、PV200万回を超えた15歳への応援ムービーCM。

観る人が、それぞれ自分の15歳の頃を思い出してしまうような、心が動く作品です。

 

 

 


サトーさんの代表作の1つに、カンヌなどで多数の賞を獲得した、日立マクセル「ずっと、ずっと。」シリーズがあります。

生徒数3人、卒業式で休校を迎える100年以上続いた鹿児島の小学校の最後の一週間を追ったドキュメンタリーCMです。

 

■日立マクセル「ずっと、ずっと。新留小学校編」

 

生徒のあるがままの自然な様子は、観る人の心になぜか響いてきます。
サトーさんは、いきなり撮影を始めたりせず、まずは、しばらく学校内にただカメラだけを置いて、生徒がカメラがある状態になれるようになってから、特別な演出などもせず、ただ、生徒の方々のあるがままの姿を映像に残していったそうです。

サトーさんの優しい眼差しが作品全体に溢れていて、従来の方法論や映像のテクニックなどではなく、「あり方」で制作しているからこそ、このCMも長く人の心に残る作品になっているのではないでしょうか。

■大塚食品「クリスタルガイザー」
シャスタ山の一年を映し出した美しいCM。
自然のありのままの姿そのものこそが、人の心に深く共鳴するメッセージなのだということを感じます。

 


■「和法」サトー克也

 

https://www.amazon.co.jp/dp/4909972064

 

数々の名CMを生み出し続けるトップクリエイターが語る、
 「感動を生み出す表現の創り方」とは?
そのヒントは日本の知恵にあった。
仕事と人生に役立つ「令和をクリエイティブに生きる」ための10の法則=「和法」。

サトーさんの真髄がこもった一冊です。

もし、ピンときましたら、ご一読いただけたらと思います。

【サトー克也】

 

 

クリエイティブ ディレクター。心に響くインパクトのある広告表現で、数々のCM話題作を世に送り込む、CM界のトップクリエーター。主な演出作品に、日立マクセル「ずっと、ずっと。」、コスモ石油「ココロも満タンに宣言」、東京メトロ「すすメトロ!」、大塚食品「クリスタルガイザー」、読売新聞「編集手帳」、大阪ガス「さすガっス!」「ガ、 スマート!」他多数。カンヌ国際広告祭銀賞、ギャラクシー賞、ACC賞他受賞多数。


■ワクワクする方にススメ!(サトー克也さんインタビュー)

 

サトー克也さんのインタビューより

三井のリハウス、テプコひかりなど、常に人間の本質を突き、見る者の感情を刺激するテレビCMは、
「広告がいかに人の生活に一輪の花を咲かせられるか」という独自の哲学で生み出されている。

日立マクセルDVDのキャンペーンでは、昨年のカンヌ国際広告祭でシルバーライオンを獲得。今年は1度だけオンエアされたテレビCMが、ACCグランプリをはじめ、数々の広告賞を受賞した。廃校になる小学校の最後の卒業式までの7日間を、徹底的にリアルを追求して撮影した計8分間の映像は、ユーチューブでも話題になり、多くの人の涙を誘った。 

「ずっと残しておきたかったものが目の前で終幕を迎えるわけですから、たぶん切ないドキュメンタリーが撮れるとは思っていました。いつか大事なものがなくなってしまうからこそ、今を大切に生きることの尊さに、無意識にでも気づいてもらえればうれしいですね」

いつも心の奥には両親への感謝の思いが、強くある。家族をテーマにした企画が多いのも、リアルな自分をそこに投影できるからだ。

読売新聞の夕刊キャンペーンでは、オリジナルキャラクター「だっち君家族」のドタバタ劇を描くことで、読者にも平和な家庭をベースに、楽しく生きて欲しいとの祈りを込めている。 「企画の中に必ず自分がいることが大切なんだと思います。リアルな経験や感動を表現したときに、その広告は説得力のあるものになると思うんですね」 

95年、『地球村宣言』を著した高木善之氏や、船井幸雄氏の講演を聞いて、このまま経済至上主義が進むと地球がダメになることに気づいた。地球市民としての意識が芽生えると同時に、企業の「売らんかな」の欲望に応えるだけの広告づくりにも疑問を感じ始めたという。

「その企業や商品が人をどれだけ幸せにできたかが、ブランドの信頼感になって積み重なっていく。世の中に存在するものには、必ず人を幸せにする愛情が隠れているはずで、それを抽出して表現してあげるのが僕の役目だと思っています」

 

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「成功の秘訣は、諦めないことです」という話はよく聞きます。その通りだと思うのですが、どこかで「やっぱり、私には無理かな…」と弱気な心が出てくることがあります。
「どうして、この人は諦めないのだろう?」と思う人の共通点を見つけてみました。

 


こんにちは!エッセンシャル出版社の小林です。
 

【プロフィール】
大学卒業後、年中~小学校6年生までの子を対象とした塾、花まる学習会に入社。将来メシが食える大人になること、魅力的な人になるということを教育理念の事業で、授業や野外体験の引率などを行う。授業など子どもたちに関わる傍ら、広報部、講演会事業、ブロック責任者などあらゆる業務にも携わる。現在はエッセンシャル出版社で、本づくり、広報など、出版業に関わる全てに携わる。
エッセンシャル出版社: https://www.essential-p.com/


書籍を出すくらいの志・想いがある著者の方には、この「諦める」という言葉が辞書にない方が、多くいらっしゃると感じます。

1、本気であること

10万人の行動を変容させてきた伝説のメンターである大久保寛司さんは、著書『あり方で生きる』で、こう述べられています。

なぜ、徹底できないのか、変えることができないのか。
分析しても意味はありません。
本気ではないから、変わらないのです。


NPO法人GLOBE JUNGLEの吉田(加藤)南美さんは、本気でカンボジアのために人生を捧げているお一人です。

 

 

 

 

 

吉田さんは、10代の頃、東南アジア諸国への一人旅がきっかけで、カンボジアの孤児院の子どもに出会い、目を輝かせて夢を語る子ども達に感銘を受け、カンボジアでの支援活動を開始します。その後、貧困女性の自立支援を行う「NATURAL VALUE」を設立し、現在はNPO法人GLOBE JUNGLEにて、貧困女性の貧困脱却への職業提供支援「NATURAL VALUE PROJECT」の統括リーダーとして活動中です。

彼女は、カンボジアでの支援を”させていただく”ためには、まずは信頼を得ることが必要だと考え、身の危険も承知で村に入ったり、片道2時間半かかる道のりを半年間に渡り、ほぼ毎日、技術を教えてもらうお願いに行ったり、されてきたそうです。

支援を”させていただく”という思いの元、様々な理不尽な要求に対しても文句を言うのではなく、柔軟に軽やかに対応する圧倒的な行動は、目的を達成することに本気だからこそ、何の疑いもなくできるのだと思います。


2、愛と知恵と推進力
 

また、大久保寛司さんは、こうも述べられています。

何か事を成す時には、前に進めるエネルギー、推進力というものも必要になります。

この愛と知恵と推進力、全てが整った時に、事を成すことができます。

知恵と推進力だけでは、温かさが失われることがあり、
間違った方向に行くこともあります。

愛と知恵と推進力、この3つを揃って、
初めて何か事を成すことができる。


合羽橋にある人気料理道具店「飯田屋」さんの6代目は、料理道具をこよなく愛する料理道具の申し子とプロフィールに書かれています。

https://kappa-iida.com/


この方は料理道具をこよなく愛し、研究し、最高のものをお客様に提供するという信念を持って、道具店を経営されています。

更に従業員がお客様のことよりも会社の利益がちらついてしまうと、いい接客ができないとの思いから、売上・ノルマ・目標というものをなくしたそうです。これは、一つの知恵だと思います。

また、従業員には、「何回、質問してもいいよ」という曖昧な表現ではなく、「2万回まで聞いてOK」という明確なルールを設けた。数字を示してあげることで分かりやすく伝えているとのこと。

普通、「何回聞いてもいい」とは言っても、いざ、自分が忙しいと、「昨日も教えたよね?」とか「メモは残っていないの?」という言葉が出てくる可能性もありえます。

しかし、目的は、お客様に正しく、より良い情報をスムーズに伝えるためだと理解されているからこそ、「2万回」まで聞いてOKというルールが生まれるのだと思います。
これも、また、一つの知恵だなと思います。

やはり、「愛と知恵と本気で進める!」という推進力があるからこそ、素晴らしいお店を経営され、事を成していけるのだと感じます。
 

 

3、天職につくこと
 

ユーチューバーのヒカルさん(2020年8月現在、登録者数413万人)も「諦める」という言葉を知らないお一人だと思います。

ヒカルさんはユーチューブ界でトップを取るということ(自分が行きたい場所という言い方もしているので、本人の中では、明確な何かがあるのかもしれないです)を目標に掲げています。

ただ、ここまで夢中になれたのは初めてのことで、かつては、学校の先生にも「あなたには工場務めかニートしか道はない」と言われていたそうです。
ニートの選択肢はないということで、工場勤め後、ある社長の元で営業の仕事をしながら仕事とは?お金をいただくとは?などの仕組みを教えてもらい、独立して自分で仕事をするようになったそうです。

すぐに成功したわけではないそうですが、それを失敗とは思っておらず、若いうちにいろいろな経験をさせてもらっている、成功するための経験と思っていたそうです。

そして、YouTubeという世界を知ったとき、「これは自分に向いている、自分は成功できる」と思ったそうです。(それが6年くらい前のことなので、先見の明もあったのだと思います)

ヒカルさんは動画の中で「ユーチューブが好きだから、仕事が好きだから、企画もどんどん思いつくし、自分が怠けている隙に他の人が面白いことをやっていると思ったら悔しい…だから、絶対に毎日投稿はやめないし、動画のクオリティも落とさない」ということを語っています。

この発言から、「好きだから頑張れる」という言葉だけをチョイスしてしまうと、「私も、YouTubeの動画をとったり、企画したりするのが好き」と考えてしまう人は、数多くいると思います。

でも、ヒカルさんの場合、「好き・本気の度合い」が突き抜けています。
ここにポイントがあると思うのです。

私が、著者の方のお話や、様々なインタビューなどを聞いていて、「よく諦めないで、ここまでやっているな…」と思う方は、皆さん、「思いが桁違い」です。

この思いが桁違いで、突き抜けた本気度を持って働いている人を見ると、「天職」という言葉が思わず浮かんできます。

傍から見ていて、この人にとってこの仕事は天職なのだろうな…と思う人に共通しているのは、「働いて生きているのではなく、生きるように働いている」というイメージでしょうか。

生きるように働いている場合、「諦めようかな…」という迷いはないのです。
「この方法は辞めておこう」とか「やり方を変えよう」という試行錯誤はあっても、その志を諦めようかな…とは決して思わない。

そういう強い意志を感じるのです。


書籍『全員参画経営』の著者:簑原麻穂さんもその一人です。

簑原さんは、社員の働きがい・やりがいと事業・業績の向上をミッションとした組織風土改革をする会社であるスコラ・コンサルトで、プロセスデザイナーというお仕事をされています。彼女の「働いている人の幸せと、企業の業績を向上を両立させる」という信念をもったお仕事の様子を垣間見ていると、プロセスデザイナーとは、簑原さんにとって、まさに「天職」なのだろうなと感じます。

簑原さんは、お父様が会社を経営しており、子どもの頃から、経営者のあるべき姿と大変さを間近で見ていただけでなく、経営につきものである好不況の波のようなものを子ども心に感じて、「明日は、お父さんの会社が倒産するかもしれない」という恐怖心を味わったこともあるそうで、「女性も手に職を付け、自分で食べていく時代になる」と言われて育ちました。

社会人となって、航空会社であるJASに入社後、JALとの経営統合を経験したことが、「どうしたら、皆が幸せに仕事を継続でき、プロジェクトもうまくいくのだろうか?」ということを考えるキッカケになったそうです。

その後、スコラ・コンサルトに入社し、今のプロセスデザイナーの仕事こそが、育った環境と、経営統合の経験を通じて、本気で向き合える、自分の使命感を果たせる仕事だと確信されています。

(まとめ)

本気であるからこそ、達成したいことや、向かっていく道に必要な知識を、積極的に、得たり、学んだり、技術を獲得したりできるのでしょう。
だからこそ、元々もっている才能もさることながら、さらに貪欲に伸びていけるのだと思うのです。

「天職なんて一握りの人しか見つけられないでしょ」と思うかもしれません。でも、天職の見つけ方も人それぞれです。

加藤南美さんのように、初めて、カンボジアに降り立ったとき、着いた瞬間に、「この国が大好きだ!」と血が騒ぐ感じで本気になれるものを見つけられる方もいれば、飯田屋の6代目のように、生まれ育った環境もあって、仕事を「こよなく愛する」ということになった方もいます。
簑原麻穂さんのように、育った家庭環境や職場での経験から、使命感を持つようになられた方もいます。

本気になる道筋は、人それぞれですが、天職を見つけたとき、その人の辞書からは、「諦める」という言葉が消えるのかもしれません。

「夢中は楽しい」
「夢中でやれることがあって、幸せ」
「本当に毎日が楽しい」

こんなことを言っている人を見ると、
「私は、今、夢中ですか?」と自分自身に問いかけずにはいられなくなります。

私も、今、夢中で「出版社のミライ」について考え、行動し、実現していけるよう、諦めず、日々、試行錯誤を繰り返しています。

そして、エッセンシャル出版社では、「夢中に生きている著者」の方を、応援していきたいと思います。


お読みいただき、ありがとうございました!

 

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