エッセンシャル出版社のブログ -2ページ目

エッセンシャル出版社のブログ

本質を共にワクワクしながら探求し、共にワイワイと創造していく出版社です。主に育児・教育・子育てに役立つ内容をアップします。「今までにない新しい視点」の本、「自分と対話する」ための本、「人生が変わるきっかけ」としての本を生み出すことを目指しています!!

こんにちは!エッセンシャル出版社の小林です。

 

私たちが、”本づくり”をしていく上で、日々、どのようなことを考え、どのような目的で本をつくっているか、記事風に残していきたいと思います。
 

エッセンシャル出版社は、理念に「本質を共に探求し」「共に創造していく」ということを掲げています。

今回は「共に創造する」という点について、考えていきたいと思います。

 

 

 

【プロフィール】

大学卒業後、年中~小学校6年生までの子を対象とした塾、花まる学習会に入社。将来メシが食える大人になること、魅力的な人になるということを教育理念の事業で、授業や野外体験の引率などを行う。授業など子どもたちに関わる傍ら、広報部、講演会事業、ブロック責任者などあらゆる業務にも携わる。現在はエッセンシャル出版社で、本づくり、広報など、出版業に関わる全てに携わる。
エッセンシャル出版社: https://www.essential-p.com/

 

本は、今の時代に大変「コスパが悪い」と言われる商品です。いろいろな人が、ものすごく長い時間をかけて作るのです。その時点で「共創」と言えば「共創」なのですが、編集者は基本的に1人のことが多いのも特徴です。(漫画を除く)

 

一人の編集者が、企画立案から著者とのやりとり、各部署、デザイナーとのやりとり、販促案なども基本的には全て一人でやります。

 

各部署やデザイン事務所・編集プロダクション・校正者・印刷所などと一緒に作っているともいえるのですが、自転車操業が業界の常となっている現在、とにかく、少数で書籍を仕上げるということがメインになっているようです。

 

私自身は、他の出版社で働いたことがないのでわからないですが、自転車操業から抜けにくい仕組みの出版業界なので、想像に難くありません。

 

その業界の仕組みから脱却するために、エッセンシャル出版社が取っている方法は、「編集者」が複数いて、著者も含めたチームで書籍を制作するという方法です。

 

効率という面で見るとたしかに劣るのですが、より良い本づくりということを考えたときに、複数の編集者がいるという方法を採用しています。

 

たとえば、漫画の編集などは、著者が行き詰ったときなど、複数の編集者と著者がストーリーや見せ方についても検討して練り上げていきます。また、アニメーションを作っているピクサーでは、3チームくらいの制作チームがいて、場面ごとにどのような見せ方がいいか、それぞれの絵コンテを持ち寄って、監督が、その中からベストの場面を、その都度、採用していくという方法をとっています。

 

この方法は、1つのアニメーションをつくるのに、3本分(3倍以上)の労力をかけているとも言えます。しかし、より良いものをつくるという点で考えてみると、それぞれのチームが切磋琢磨することで、成長を促す、多様な考えや視点を導入しやすいことで、作品の質は高まる、少数に依存しないことで、自由で新しい発想を取り入れやすいなど、良い方法なのではないかと思います。

 

エッセンシャル出版社が、複数の編集担当者を採用している理由は大きくわけて2つあります。

 

1つ目は、チームでつくることによって、よりブラッシュアップされた作品になるという視点。

2つ目は、ひとりひとりの凹凸の凸の部分を伸ばしやすいからという視点。

 

どういう意味かというと、書籍の制作過程には本当にいろいろなことがあります。たとえば、コンテンツの方向性や概要が決まっていたとしても、どのような目次構成や表現としてまとめていくか、タイトルは、キャッチコピーはどうするか、写真やイラストを入れるとしたら、どんな写真やイラストがいいか、用紙はどのようなものを使うか、どんなデザインのトーンでいくか、どんなフォントを使ってページデザインはどうするか、表紙はどのような印象を与えるものがいいかなどなど、制作における思考・選択・決定のプロセスは多岐にわたります。

 

しかし、これらひとつひとつのこと全てに、100%の判断基準を持っている編集者は少ないのではないでしょうか。

「私は「この部分」には絶対にこだわっている」ということは、編集者それぞれによって違います。
タイトルに強いこだわりがある編集者もいますし、用紙やカバーの紙質に強いこだわりを持つ編集者もいます。
つまり、編集者によって、強みや特性は違うのです。
それが悪いわけではないのですが、逆に言うと、1人の編集者が全てを判断しなくてはいけない体制では、その編集者がこだわりのないことについては、「これだ!」という決め手がないままに、時間に追われて、決めざるを得ないこともあるのです。

複数の編集担当制の場合、一緒に担当している編集者同士が、それぞれ別の部分にこだわりを持っているとしたなら、各自が、自分の強味・こだわりポイント=凸部分に特化して、より注力できるということになるのではないかと思います。

共創することの価値とは、単純に「分業しましょう」ということではありません。

 

「共創」とは、自分らしく、自分を生きるためにもあるのです。
 

つまり、エッセンシャル出版社にとって、それぞれが自分らしく、自分の強味をより活かして本づくりをするための「共創」なのです。

(まとめ)

 

共創とは、
1、チームで創ることによって、自由で多様な視点で、より良いものを生み出していくこと


2、それぞれが自分らしさを活かし、自分の凸を伸ばし、自分を生きること


「共創」というと、ついつい、人と共にどう価値創造していくかということの方に視点はとらわれやすいですが、実は、「共創」には、自分の凸=強み・個性を活かし、それぞれの多様な凸を受け入れていくという視点もあると思います。


今後も、エッセンシャル出版社では、これからの時代、ますます必要になってくる「自分らしさを大切にすること」「自分を生きることの喜び」「多様で豊かな社会の実現」を出版を通して実現していくためにも、「共創する」ことの意味を探求していきたいと思います。

 

お読みいただき、ありがとうございました!

 

■エッセンシャル出版社LINE公式のご案内

 

 

エッセンシャル出版社の公式LINEです。
今、エッセンシャル出版社のLINE公式に登録していただくと、

「風の時代を先取りする生き方」を実践しているギフトを生きるアーティスト・石丸弘さんの電子書籍をプレゼントしています。
その他、無料プレゼントや、オススメの情報、イベント情報などを配信しております。

是非、ご登録くださいませ。

 

様々な疑問や悩みに、真逆から考えてみる「人生にスイッチを!Q&A&S」
 

Q  子どもが健康に育つためには、何をしたらいいですか?

A  親が少しの知識を得て、まずは親が元気になることです。





このシリーズは、『子育てスイッチ』の著者である、天才歯科医の川邉研次先生が、一長一短のある方法ではなく、体全体を考えたときの視点を教えてくれる企画です。不定期で更新です。

真逆で考えてみる視点を持つことで、皆さんの子育てが、人生が、より楽しくなりますように。

 

【人生にスイッチを!】

Question.子どもを健やかに育てたいと思っています。何をしたらいいですか?

Answer.親が少しの知識を持つことと、まず親が元気になることです。

Switch.子どもの健やかさ、元気というのは親が身体の成長に関する知識と親自身が元気であるということが、まず重要です。

【スイッチ解説】

 

親は自分のことを犠牲にして子育てを頑張ろうとしがちですが、自分のことを『この子の未来』だと考えて、大事にしましょう。

まずはあなたが元気な親であることが、子どもに幸せな未来を示すことになります。




今の人生をより最高のものにするのが、子育て。赤ちゃんは家族の幸せのために生まれてきてくれるのです。
「あ~子育て最高!」と言ってみよう! そして「ありがとう」を言える人生にしよう。
「はい」という受容の言葉と「ありがとう」で人生は面白いくらいに広がります。

悩んでいるのは親であって、言葉がない世界を生きている赤ちゃんや、子どもは悩んでいません。
親が勝手に悩まない。悩むくらいなら、自分が幸せになる。子どもの発達のためのトレーニングを応援してあげる。


 

 


心も身体も、全ては相関関係にあって、常につながり、補い合って、バランスを維持しています。

全てはつながっているのですから、どれか一つが正しく高まっていけば、他も高まっていくのです。


それが、かわべ式芋づる式解決法の基本的な視点です。

 

 

 

 

 



―未来歯科 川邉研次(Kawabe Kenji)
 

 

かわべ先生


1953年、愛知県半田市生まれ。歯科医師として、噛み合わせ治療や顎関節治療において、歯を削ることや抜くことに疑問を感じる。自身の交通事故による顎関節症で整体に通うなかで姿勢に着目。その後、数々の試行錯誤の末、世界初の予防歯科システム「姿勢咬合によるメソッド」を開発。削る治療から削らない治療へ、そして薬の臭いの無い歯科医院を目指し活動する。現在は、口腔内にとどまらず、全身疾患の根本的原因を捉えるトレーニング、解決を図るためのセミナーを積極的に行っている。また、20年以上の長きに渡りホワイトニングの研究・セミナーを続けており、これまでに受講した歯科医師数は、のべ1,700名以上、1,500件以上の全国の歯科医院でその技術が導入されている。著書に、「知っておきたい「最新歯科医療」」、「「身長伸ばし」5分間ダイエット」、「かわべ式 願いをかなえるハッピーノート」、「手相を描けば幸せになれる!」など多数。累計約100万部。
2020年、これまで培ってきたメソッドをまとめた
『かわべ式 子育てスイッチ 〜生まれた瞬間からグングン発達する88の秘訣〜』を上梓。

 

◆子育てスイッチの紹介◆

本書はオールカラー!そして読みやすいペタ―っと開くコデックス装。
月齢ごとに必要なメソッドを見開きでわかりやすく紹介。
抱っこの仕方やおっぱいの与え方、泣かせ方、歯が生える前の歯磨きの方法、お口ぽかんにならないための姿勢から親が元気でいるための秘訣まで。
赤ちゃんも親も笑顔で成長するためのメソッドが満載です!

 

Amazon部門別ベストセラー1位!

 

■エッセンシャル出版社LINE公式のご案内


 

エッセンシャル出版社の公式LINEです。
今、エッセンシャル出版社のLINE公式に登録していただくと、

「風の時代を先取りする生き方」を実践しているギフトを生きるアーティスト・石丸弘さんの電子書籍をプレゼントしています。
その他、無料プレゼントや、オススメの情報、イベント情報などを配信しております。

是非、ご登録くださいませ。

 

 

 

【こころのスイッチ】 プロローグ・・・ニッポンの心を忘れない

 

 

ニッポンの心を忘れない。

今、私たちに必要なもの=それは、「こころのスイッチ」という「道標」(みちしるべ)。


生きる道標としての言葉のスイッチ。
これからの時代に、大切なことは、日本の文化・言葉・習慣の中にある。

collaboration with NPO法人「日本道徳道標協会」

●良い人を増やす
●良い社会を築く
●社会貢献を通じてステークホルダーとの 新しい関係性を築く

これからの時代に必要な道徳道標学を提唱する。

 

PROLOGUE

『ニッポンの心』

江戸から明治の時代、日本に訪れた多くの外国人が日本人の素晴らしさを絶賛してきました。
彼ら曰く「日本人は、幸福そうな笑顔を持ち、陽気でよく笑う、礼儀正しく親切、子どもが大切にされている、動物と共生し、仕事や生活そのものを楽しむ」
それが多くの外国人の共通した意見で、その日本人の特徴は一部の地域や階層だけではなく、庶民の隅々まで行き渡っていたということにあらためて驚きます。


大正時代に来日した、かのアインシュタインも日記に
「厭味もなく、疑い深くもなく、人を真剣に高く評価する態度が日本人の特色である。彼ら以外にこれほど純粋な人間の心を持つ人はどこにもいない。この国を愛し、尊敬すべきである。もし、地球上に大異変が起きたときに、唯一残したい国は日本国である」と綴っています。

 

 

かつて日本では、他人同士が、相対立するのではなく、無関心に勝手にことを進めるのでもなく、同じ目的を持つ家族のような存在として、自然に協力体制が生まれていく関係が営まれていたはずです。

「足りないものをマイナス」とはとらえず、「足りないものを新しい可能性」として積極的にとらえていく土壌があったはずです。

「まつり・寺小屋・連・長屋」といったコミュニティを通して、年齢層に関わらず、つながりまじりあい、一生、学び成長することを良しとする文化があったはずです。

いただきます、ごちそうさま、おかげさま、お稽古、おすそ分け、道場、足るを知る、もったいない、持ちつ持たれつ、わかちあい、おもてなし、おたがいさま、気くばり、お天道様が見ている・・・などなど、
 


日本人が本来持っていた『ニッポンの心』を忘れないための、「こころのスイッチ」。

シリーズでお伝えします。

 

■日本人は、一人一人の人生を通して、この時代に「祭り」と「宴」を生み出せるはず。

 



日本は、四季折々の季節を通して豊かな自然に恵まれている国です。
日本人は、その自然と共存しながら、多彩な文化を生み出してきました。

日本には、ざっと数えられるだけでも、約60万の祭りと踊りがあると言われています。

豊かな自然とわかちあい、 人と人を通して、様々な地域と地域、国と国を結ぶもの・・・それが日本の祭りです。

祭りの際、古より必ず行われてきた無礼講。地位も身分も取り払って楽しむ宴を日本人はずっと大切にしてきました。


だからこそ、日本で行われる様々なイベントや催し物、行事などは、本来、祭りと宴の精神で、主役も脇役も黒子も観客も皆が一緒になり、性別・国籍・思想信条・健常者と身障者などの垣根を越えて、日本の「無礼講」の精神を発揮することができるはずです。

 

■日本人は、あり方を通して、「心意気」を世界に発信できるはず。

 

 



「困っている人がいたら、どうしたらいいか工夫しよう。理由などない。強制されなくても、進んでやろう」
それが日本人に長く培われてきた「心意気」という文化です。


「たった1人のために心をこもったものを創ろう。難しい注文にも誇りと遊び心を持って応えよう」
それが日本の誇る「職人魂」です。


「わけへだてない、本当の優しさ」が日本では大切にされてきました。
それが日本の「底力」の源です。


だからこそ、例えば、日本で共用品というユニバーサルデザインが飛躍的に発展してきたように、「人のため、それが、また、自分のため」利他=利己のスタンスで、日本は底力を見せることができるのです。

 

■日本人は、自分の居場所を通して、あらゆるところに、「美しい場」を表現できるはず。

 

 



日本人にとって、「弱さ」とは「強さ」の欠如のことではありません。

うつろいやすいもの、儚いもの、小さいもの・・・日本人は、そこに「わびさび」を感じ、「美」を見出し、「あはれ」を表現し続けてきました。

この日本の繊細な感覚は、「ジャパネスク」「クールジャパン」「ジャポニズム」などと呼ばれ、世界が憧れ、世界に影響を与えてきたのです。


だからこそ、どんなに苦しい最中でも、一見、弱者に思われてしまうような時にこそ、日本は、きっと、真の美しさを表現することができるのです。

 

 

■エッセンシャル出版社LINE公式のご案内


 

エッセンシャル出版社の公式LINEです。
今、エッセンシャル出版社のLINE公式に登録していただくと、

「風の時代を先取りする生き方」を実践しているギフトを生きるアーティスト・石丸弘さんの電子書籍をプレゼントしています。
その他、無料プレゼントや、オススメの情報、イベント情報などを配信しております。

是非、ご登録くださいませ