子どもを伸ばす極意②『オフ・ザ・フィールドの子育て』コーチのコーチ・中竹竜二氏インタビュー! | エッセンシャル出版社のブログ

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『オフ・ザ・フィールドの子育て』著者・中竹竜二さんインタビュー!
「人を伸ばす人を育成する」プロが、「子どもを伸ばす極意」について語ります!
 

(後編)です!

 

 

 

 

本 出版記念講演会を行います!
 

9月15日(火)【Zoomライブ配信】

中竹 竜二 × 高濱 正伸   「子どもを伸ばす親の6ヶ条」

 

”コーチのコーチ” 中竹竜二さんと、教育界の革命児で、花まる学習会代表 高濱正伸さんが、子育ての極意について語り合います!


ピンと来られたら、是非、ご参加くださいませ!

 

 

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2019年のラグビーワールドカップ。試合の様子はもちろん、試合外での選手たちの様子も注目を集めました。

 

ラグビーは、ほかのスポーツとは一味違い、足が速くなくても、パスが苦手でも、活躍の場所がある「どんな個性も活きる」スポーツです。これは社会の理想の姿かもしれません。
 

そんなラグビー界で「コーチのコーチ」として活躍する中竹竜二さんが語った、人育て=子育てとは?


『どんな個性も活きるスポーツ・ラグビーに学ぶ オフ・ザ・フィールドの子育て』のスピンオフとして行われたインタビューを公開します!


 

 

 

 

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前編はこちら

 

 

 

(前編よりのつづき)

―この本で特に注目してほしいポイントは何でしょうか。
 

特に、タイトルの「オフ・ザ・フィールド」に注目してほしいと思います。人は何かと、自分の興味のある点や、試合やテストなどの結果に目を向けがちです。しかしその結果が出るまでに、どれだけ練習したかや、どれだけ議論を重ねて信頼関係を築いたかなど、皆の注目が集まる場所の周辺、つまり、「オフ・ザ・フィールド」がとても大切なのです。この周辺的な事柄こそが、人を育てる軸になっているのです。


親子の関係にしても、子どもと離れている時間に目を向けてほしいと思います。そこでいかに自分を省みることができるかが、その親子が成長する鍵です。たまに、「私は子どものことを24時間考えています!」と堂々と言う親御さんがいます。それくらい子どもを大事に思う信念自体はいいですが、その時間の半分は、自分のことを考えるべきです。「私は子どものことをとても大切に考えているので、私自身が成長すること、私自身についても考えています」ということが、賞賛されるようになるといいのではないかと思います。

 

―コロナの影響で、時代に変化が見られます。中竹さんは、「全員がリーダーになることが必要な時代」とおっしゃっていますが、その意味するところをお聞かせいただけますか。
 

まず、「リーダーの概念」を変えてほしいと思います。


それは、「自分を自分の力で引っ張るのもリーダーである」ということです。親御さんも子どもを引っ張るだけでなく、自分を引っ張るのです。そうすれば子どもも、誰からも引っ張られることなく、「私の今日は私が引っ張る」という風になっていきます。

それはもちろん、仲間も引っ張ることができればいいですが、なかなかそうはいきませんから、「オセロやゲームはだめだけれど、野球では引っ張ることができるな。」などと、自分が引っ張れることを見極められることが大事です。子どものうちから、自分を引っ張るのも、仲間を引っ張るのもどちらもリーダーだ、というのを、分かっていて欲しいと思います。
 

そして最終的には、「リーダーを引っ張るリーダー」が生まれてほしいです。影響力のある人に、新しい視点を投げかけて、一定の決められた方向以外を提示ことができたら、豊かですよね。

 

―本書の第1章では、「インナドリーム」という考え方についても書かれています。
 

「夢」というと、例えば、アメリカンドリームのように、誰にでも分かりやすい明確なものを思い浮かべますよね。
褒められることや、勝利、評価や感謝などです。

しかし、これは、「結果」の段階になってはじめて手にすることができるもので、この結果が得られなかったら、次のアクションを起こす原動力がなくなってしいまいます。だからこそ、「内側から湧き起こる」ドリームが必要です。これさえあれば、私は没頭する時間や幸せを得ることができるというものです。

例えば、野球でボールを打ったときの、カーン!という音、サッカーでボールを蹴った感触、陸上でスタートする瞬間、難しい問題に向き合っている時間など、結果によらないものです。これが見つかった人はとても強いです。辛いことがあっても、ここに立ち戻りさえすれば、幸せが待っているのですから。

でも、このインナードリームは、トップアスリートでも認知していないことが多く、そういう人は、辛いときに戻ってこられないでいます。

一方、トップアスリートのなかでも本当に世界で勝っていく人は、自分のインナードリームをしっかり認識しています。試合で負けてしまっても、翌日大好きなプレーをすることで、「よし、今日も頑張ろう!」となるのです。

このインナードリームは、早いうちから見つけられるといいですね。

 

―本書の中で、「子どもを伸ばす親になるための6カ条」の項目も興味深いです。その中から、親が「本当に安心できる居場所になる」というメッセ―ジの真意を教えてください。
 

正直でいられることは大切です。親や先生は自分よりすごい、と子どもは思っているはずですが、必ずしもそうではないですよね。親にもダメなところがあるのだ、と分かっていれば、子どもも正直に失敗を報告することができます。そのためにも、ダメな親の姿をさらけ出すことが大切です。人生規模でダメなところをさらけ出すのは、頃合いを見計らっての大切な日にしてほしいですが(笑)、日常のちょっとした失敗や後悔は、「今朝は言い過ぎてごめんね。別のことでイライラしていたものだから…」という様に、正直に伝えてよいのです。

これも、親も子も成長する、素敵な姿のひとつですね。

 


―中竹竜二( Nakatake Ryji )

 

 

株式会社チームボックス代表取締役
日本ラグビーフットボール協会理事


1973年福岡県生まれ。早稲田大学卒業、レスター大学大学院修了。三菱総合研究所を経て、早稲田大学ラグビー蹴球部監督に就任し、自律支援型の指導法で大学選手権二連覇を果たす。2010年、日本ラグビーフットボール協会「コーチのコーチ」、指導者を指導する立場であるコーチングディレクターに就任。2012年より3期にわたりU20日本代表ヘッドコーチを経て、2016年には日本代表ヘッドコーチ代行も兼務。2014年、企業のリーダー育成トレーニングを行う株式会社チームボックス設立。2018年、コーチの学びの場を創出し促進するための団体、スポーツコーチングJapanを設立、代表理事を務める。
ほかに、一般社団法人日本ウィルチェアーラグビー連盟 副理事長 など。
著書に『新版リーダーシップからフォロワーシップへ カリスマリーダー不要の組織づくりとは』(CCCメディアハウス)など多数。

2020年、初の育児書『どんな個性も活きるスポーツ・ラグビーに学ぶ オフ・ザ・フィールドの子育て』

を執筆。

中竹さんは、「フォロワーシップ」の概念を提唱し、スポーツだけでなく、組織マネジメントやビジネスの世界でも注目されているコーチのコーチ的存在です。

youtubeでは、「ニューノーマルの学びを考える」というテーマの、今回とは別のインタビューも公開されています。
ご関心のある方は、こちらもオススメです。

■「これから一番必要な『変化対応力』をどう身に付ける?」

 

 

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