今の段階では私はただ合格出来ましたよ、という段階なんです。
IFA認定セラピストを名乗るのであれば、色んな提出物が必要になります。
1つは救急救命講習受講終了証明が必要となります。(あとは合格証、セラピスト保険の証明など)
本当は去年行くつもりが、校内試験や症例とりでナカナカ行けずじまい。
絶対受からないと思っていたんで、今年、気長に応急手当普及員講習(3日間)でも受けようと
思っていたのですが…あらあら合格。そんな訳でバタバタと申し込んできました、上級救命講習。
9時から17時までの講習で、福岡市消防局へと行ってきました。
住まいと職場が福岡市の方であれば、福岡市消防局での講習が可能なんです。
私の住まいは田舎なんで、年に数回しか行われていません(哀)。
なんとIFA同期のコも来ていてビックリでした。でも心強かったな!
今回受けてみて、やっぱりもっと早く受講すれば良かったわー、と思えた内容でした。
成人、小児、乳児の救命法、そして筆記・実技試験がある講習です。
日本では119番して救急車が到着するまでの平均時間が6分。
渋滞なんかしていたらこれ以上の時間を要します。救急車が到着するまでの間、発見者となったら
もしかしてもしかすると、人命が救われるかもしれないのです。
実際に人工呼吸や心臓マッサージ(胸骨圧迫法)を実習でやりましたが、これが意外と難しい!
消防局員のおいちゃん達に丁寧に教えていただき、ようやく要領がつかめました。
メディアだけで見た心臓マッサージを鵜呑みにせず、実習受けて正しい方法を知れて良かったです。
心臓マッサージって掌底(手の平のつけ根)で行うんですが、力が結構いるんですね。
肘を伸ばし、人に対して垂直に圧迫する状態で行わないと力が入らず、マッサージとはいえなくなる。
人工呼吸もこちらの肺活量が関わってきそうで、私、思わず咳き込んでしまいました…。
アメリカ・シアトルではこの救命講習を成人人口の80%が受講しており、救命率は40%であるとの事。
福岡市は2015年までに受講率を40%目指しているそうです。
福岡市の救急車は25台。救急隊は25隊。私の住む愛す街はもっと少ないのだと思います。
家族も友人もほとんど同じ街に住んでいる。今度はその愛すべき人達と一緒に、街の消防局で
応急手当普及員講習(3日間)を受けれたらイイなぁ。
福岡市でこの応急手当普及員講習(3日間)はキャンセル待ちが出るほどの人気らしいです。
なんて喜ばしい。多くの方々の受講、望みます。救命処置すれば、約30%の救命率だそうです。
あなたの家族や友人が目の前で倒れたら…あなたは救急車がくるまで何もしないでいられますか?
早い119通報→救命(心肺蘇生)、AED(平たく言えば小型電気ショック)処置→救急車→病院搬送という
救命のリレー。放っておけば、目の前のその人の助かる可能性が低くなるかもしれません。
知っておいて良かったです。会社休んでまで受けた甲斐がありました。