最近、何かと忙しくて更新サボっておりました。。。
なのでちょっと前の出来事になりますが、先日民放の深夜映画で
「黄昏」が放映されてたので、つい観てしまいました。
静かな感動でした。見た後に温かい涙がこぼれました。
哀しくて泣けたのではなく、本当に温かい感動の涙でした。
老夫婦がひと夏を過ごすため、湖畔へ。そこへ彼らの娘がパートナーと息子を連れてやってきます。 娘は父と確執がありますが、父と打ち解けないまま息子を置いてパートナーと共にロスへ。 孫と老夫婦は次第に打ち解けあい、やがて娘が息子を連れに戻ってきます。 娘は父と向き合い、父も娘を抱きしめ和解していきます。
実の父娘で実際に不仲な親子だったらしく、娘のジェーンが父に贈った作品だとも云われている
そうです。この作品でジェーン親子の確執も解け、父ヘンリーはこの作品で賞をもらい
この世を去ったそうです。
やはり人の心を動かす作品って、何年経っても作り手の想い入れが伝わるもんですね。
景色も音楽も美しくて、久々に心が洗われた作品を観ました。
私が印象に残ったのは、娘が父を侮辱した言葉を述べた時に、母役のキャサリーン・ヘプバーンが
娘の頬を打ち、「あなたが愚弄した人は、私の夫なのよ!!」と怒るシーン。
あぁ、本当に御主人を愛してんだなぁ、とジーンとしました。
結婚って家庭を築くだけじゃ駄目なのね、夫婦関係が一番大事なんや~とシミジミ。
やはり結婚って難しい。簡単にしちゃいけませんネ。