このハマナスの香りは、フローラルの中に少しスパイシーな香りが混ざっています。
また、ハマナスの主成分である香りは、2-フェニルエタノールとシトロネロールで、この二成分だけで全体の約75%を占めます。
その他成分としては、シトロネリルアセテート、リモネン、リナロール、ゲラニオール、ゲラニルアセテート、ベンズアルデヒド、2-メチルペンタナール、フェニルアセトアルデヒドなどが含まれます。
これらの香り成分が一つとなりハナマスの香りを構成しています。
その前に、植物は何のために香りを作っているのか。
おそらく、その答えは、単純で生きていくために香りが必要だったからだと思います。
私たちは、植物が作る香りを、好きだとか嫌いとか、甘いとかスパイシー、フルーティーなどと情緒的な表現をしますが、植物にとって、香りとは、ただ生きるために必要な道具なのだと思います。
ペパーミント
では、この香りの正体が何で、植物にとって何故?必要なのかを何回かに分けて考えていきたいと思います。
ありがとうございました。
つづく