消化を助けたり、代謝を上げてくれる酵素ですが、その働きをよくするためには、温度が重要になってきます。
前回、酵素は熱に弱いという話をしましたが、逆に温度が低くてもダメで、低くいとうまく働きません。
よく働かせるには、36.5℃あたりが一番いいと言われています。
そのため、低体温な人は酵素がうまく働かず、代謝酵素が不活性になり、いつまでたっても低体温が改善されないという、負のスパイラルに陥ってしまいます。
そこで、まずは体温を上げるようにしましょう。
生の魚に含まれる、DHAやEPAなどの良質な油は、血流を良くして体温を調整してくれる働きがありますので、生の魚や、寿司などから栄養を摂って体を温めることを心がけるといいでしょう。
また、運動する、ゆっくりお風呂に入る、温かい物を摂るなど物理的に体を温める事も大切です。
冷え性の方は特に気をつけて下さいね。