油というのは、昔はそれほど必要とされていないものでした。
身体は、オレイン酸、リノール酸などの脂肪酸を欲しがるのですが、木の実や魚、肉を食べれば、自然と摂取できていました。
日本で使われているサラダ油やゴマ油は、木の実やコーン、ゴマ、シソなどに含まれる油に、化学物質を足して、量を増やしたもので、ほとんどが化学物質。
しかも、これらの油は熱に弱く、加熱すると、発がん物質や活性酸素の元になります。
保存方法も、本来は冷蔵庫で保管しないと、どんどん劣化して、さらに発がん物質などを増やしてしまいます。
一般的には、バターやラードは常温では固体のため、摂取後、体の中でも固体化するおそれがあり、中性脂肪やコレステロールを増加されると言われていますが、体温が36度から37度あることを考えれば、通常、体内で固体化されることはありません。
品質が劣化して、悪性な物質が発生することの方が問題です。
また、常温で液体の油のほうが劣化が激しいため、ガンや高血圧を考えるのであれば、かえって危険とも言われています。
ですから、基本的に、日本で売られている油は、揚げ物に適さないものがほとんどです。
このような油で揚げられた揚げ物を食べる事が、身体に良いわけはありません。
当然、体内では消化吸収させるために、ものすごく多くの栄養素が必要になります。
消化するためのビタミン、ミネラルはもちろんのこと、活性酸素を撃退してくれる、抗酸化サプリメントも必需品です。
揚げ物を食べた日には、ちょっと多めにサプリメントを摂取するようにした方がいいでしょう。