明日の研修準備をしている歯科専門 接遇講師の久保 佳世子です。
今週は歯科以外のお仕事です。
明日が千葉の動物病院、明々後日が横浜のリサイクルブティック。
年始早々からフル回転。
ありがたいです。
歯科業界のお仕事が圧倒的に多いのですが、歯科医院は予約制なのにナンデ事前準備がしかっり出来ないのだろうと感じる時があります。
事前準備言っても、器具の準備ではありません。
よくブログにも書いていますが、私は百貨店で紳士服をずっと担当していましたが、一部のお客さましか来店するとご連絡を頂けませんでした。
かなり親しくなったお客さまは売場に電話をかけて下さり、私の出勤日を確認して下さいます。
当時は、今のように携帯電話も普及していませんでした。
来店日時を言って下さると、その時間に待機できます。
社員食堂に行って、昼食を食べようと思った瞬間に売場からお客さまが来られたと電話があり、3分でお昼を平らげるなんてこともありました。
なので、事前に来店を知らせて下さるお客さまがありがたかったです。
ご来店頂ける日が分かっていれば、予め以前購入された商品の確認、今後おすすめする商品、話題の準備ができます。
殆どが、フラリとご来店頂いて慌てて顧客カードを取り出し、購入履歴と前回接客の中で話した会話の内容を確認するのです。
ご来店頂いた際は、必ず前回の会話の中で最も印象に残った事をお話したりお尋ねしたりします。
「北海道にいらっしゃるという事でしたが、いかがでしたか?」
「何を召し上がったんですか?」
「気候はいかがでしたか?」
など、お客さまが聞かれて嬉しい事や、楽しくできる会話をします。
歯科医院は医療ですし、時間も限られていて百貨店のように会話は出来ないでしょう。
しかし意識ひとつで、もっとカルテやサブカルテから患者さんの情報を事前準備できるじゃないでしょうか。
ああ勿体ないと感じる時が多いです!
直接治療とは関係無いと思われる、患者さんのライフスタイルが実は治療を進行する上で重要になっていることも多いです。