それまで、名前と住所くらいでしか私の中で認識されていなかったものが、実物で目の前に出てきた、という衝撃以前に
「えっ?なんで、よりによって、コレを選んだの?ホントに、あんたって、こんなのにしか相手にされなかったんだね」
というのが、正直な感想。
興信所の人も「・・・決して、きれいな人ではないと思いますけどねぇ・・・」と言葉を濁していた。
ぽっちゃり体型で、二重あご。
真っ赤な細かいフリルのミディアム丈のスカートをはき、ピンヒールのサンダルで家から出てくる時は、ヒールがつぶれやしないかと、そっちに集中してしまったくらいだ。
33歳なのに、平気で何か飲みながら歩いたり、パンを歩きながら食べたりしょっちゅうしている。
10代の子ではあるまいに、みっともない。
さらに恐ろしいことに、後姿、つまりお尻が大きいところは、私とそっくり。
ジーンズをはいている映像のお尻なんて、以前の私かと思うくらい。
(今は残念ながら10キロほど体重が落ちてしまったため、あんなに肉はない)
しばらく2人の新婚そのものの生活ぶりを見ていて気づいたが、不倫相手は、元夫のお母さんに似ているのだ。
それに気がついたことも、ああ、この人とは別れよう、と決断した一つの理由かもしれない。