味蕾の成長、または老化 | 上原和音の似非随想 -Esse Essay-

上原和音の似非随想 -Esse Essay-

心に浮かぶよしなしごとをそこはかとなく書き連ねるつもりの、エッセイじみた企画をば。あやしうこそものぐるほしけれ。

一時期、高校2年生ぐらいの頃でしょうか、紅茶にはまったことがあって、とは言え何種類かのティーバッグを飲み比べして喜ぶ程度のもんでしたけども、あの時確かに紅茶っておいしいなぁと思ったのでした。

何かこう、4種類ぐらいのティーバッグが各5袋入ってるような箱のやつが家にたまたまあって、最初に飲んだのが確かオレンジペコーでした。

一番癖がないやつですね。

その後アールグレイも好きになりましたね。

あのベルガモットでしたっけ、柑橘系の香りが非常に気に入って、今となっては紅茶を飲むといったら大抵アールグレイ系統の味を所望します。


まぁそんな感じで完全に紅茶党だった上原ですが、今は気付いたらコーヒーを飲んでいます。

某コーヒーショップや某カフェチェーンに居座ることもしばしば、たまに気が向くとうまいコーヒーを求めて色々なお店を探しにいきます。

中学生ぐらいの頃はあの苦味がもうてんでダメで、一口啜るたびに身体がぶるぶるっとなったものですが、こうも味覚というのは変わるんですねぇ。


お寿司とかも、小学校中学年ぐらいを境にレパートリーがグッと広がったような気がします。

あとはやっぱりあれですね、ビール。

何せ苦くてしょうがない、なぜこんなのを喜んで飲むのかと本気で思っていた時代はどこへやら、今では風呂上がりの一杯、なんてことも。

これを大人になったととるか、老けたととるか。

ちなみに、日本酒と焼酎は未だに苦手です。