久々にブログ更新します。

東京も桜がやっと開花したようですね。

これは梅っす。マクロ撮影しました~。

$Blue in Green
先日12日、丸の内 Cotton Club で Jeff "Tain" Watts のライブ(2ndステージ)を観てきました。

メンバーは、

Jeff "Tain" Watts (ds)

David Kikoski (p)

James Genus (b)

Marcus Strickland (ts,ss)


サックスのStrickland以外のメンバーは、昨年リリースされたWattsのアルバム”Family"の

メンバーと同じです。アルバムではサックスはSteve Wilsonが起用されていました。


各メンバーともWattsとの付き合いは長く、

WattsとKikoskiは、Kikoskiのリーダー・アルバムを初め数多くの作品で共演しています。

この二人は殆どコンビで活動していると言っても良いくらいですね。

年齢的にもほぼ近くお互い馬が合うんでしょうね。


今回のライブは勿論Wattsのプレーがお目当てなのですが、

もう一人、Stricklandも非常に楽しみにしておりました。

今回のメンバーの中では最年少の32歳です。

ちなみに Watts 51歳、kikoski 50歳、Genus45歳 です。

かなり以前からStricklandには注目しており、一度生でプレーを聴いてみたいと思っていました。

WattsはStricklandを若い頃から目をかけており、

2002年(当時23歳)には Jeff 'Tain' Watts Quintet に参加させていますし、

その後のライブでも彼を度々起用しています。

アルバムでは、Detained at The Blue Note (Live), Folk's Song で彼を起用しています。

また、ドラマーのRoy Haynesも彼をライブでは数多く起用しており、アルバムにも参加させています。

ドラマーうけするサキソフォンプレイヤーの一人なんだなと言う認識で僕は捉えており、

今回のライブでその辺りを確認したいと思っていました。

実は2007年にもStricklandは、Wattsの来日メンバーとしてとコットンクラブに出演しています。

その時はベースがChristian McBrideでピアノは勿論Kikoskiでした。

僕はChristian McBrideも大好きなので、この時のライブに行きたかったのでが、

どうにも行く事が出来ず、悔しい思いをしたので、

今回は是が非でもと言う思いで足を運びました。


今回はGenusがベースですが、Kikoskiのアルバムを含むCriss Crossレーベルでも活躍しており、

Jeams Carter、小曽根真のアルバムにも参加していたので、

彼のプレーは以前から何度となく聴いています。

ミュートなどを多用してタイトな音で、グルーヴ感をコントロールするタイプで、

McBrideほど強靭な音で全面に出てきて煽る感じではないが、

やはり力強くテクニックと安定感を持ち合わせたベーシストだと思っています。


さて演奏はと言いますと、さすがWattsです。

昔に比べれば大人しくなったと言われていますが、

なんのなんの。火のついたWattsはまだまだ凄いです。

手数もですが音も凄い。もうパワーショット炸裂! 

ピアノとベースは音が打ち消される程の迫力でした。

やはり僕の中では Jeff "Tain" Watts は最高のドラマーです。


そして全体を通してStricklandを煽る、煽る(笑)

負けずとStricklandもそれに応える、応える。

曲の途中ピアノとベースがブレイクして、

WattsとStricklandの二人だけのプレーがあったのですがそれはもう圧巻でした。

言葉でどう表現して良いかわかりませんが、もうその凄さに心底嬉しくなり、

顔がにやけっぱなしになってしまいました。

Stricklandはアルバムでのプレーも良いですが、

やはりライブでこそ本領発揮出来るプレーヤーなんだと確信しました。

煽られれば煽られるだけ、応える事の出来る素晴らしいプレーヤーです。

感動とかと言うより、心底嬉しくなる。

そんな一夜でした。



ただ、残念な事がありました。それは客席です。。。

僕の席はほぼ中央の席だったのですが、前には通路を挟んで若い女性4人組、

直ぐ後ろには年配の女性2人、かなり離れたボックスシートのカップルの女性。

これらの女性客が演奏中に会話するんです。

馬鹿笑いしたり。。 演奏に負けないくらいの声で会話したり。。

演奏前でも後でも会話は出来るでしょうし、そんなに我慢出来ずに会話をしたいなら、

ライブなど観なくてもJazzの流れるカフェかバーで十分なのでは?

どうぞ今後はそちらに行ってください。

演奏聴く気がないなら、来ないで欲しいです。

マジ迷惑ですから。

勿論、全ての女性客がそうだと言うわけではありません。

お一人で来られて黙って演奏に耳を傾けている方も居ますしね。

殆どのお客さんは決して安くはない料金を払って、演奏を聴きに来ているのですから。

同じ系列の青山のブルーノートや他のジャズクラブには何度となく足を運んでいますが、

いままでこんなに酷い事はなかったです。

そう言えば、先日もNYのクラシック・コンサートでも男性客の携帯が鳴り出して、

演奏を中断したと言うニュースがありました。

ほんと、マナー守りましょうよ。


素晴らしい演奏だったので、非常に残念でなりませんでした。
今年も早い物であと数時間となりました。

で、今年発売され購入したJazzアルバムの中から独断と偏見によるベスト3を選んでみました。


まずはなんと言ってもこれです。

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VOICE / 上原ひろみ


今年は東京JAZZでの熊谷和徳とのコラボ、今月の頭にはトリオ・プロジェクトのライブも

観る事が出来、個人的に上原ひろみイヤーでした。

テクニックもさることながら、コンポーザーとしても素晴らしい才能をもっている彼女の

今後も注目して行きたと思います。


次は

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JAMES FARM

Joshua Redman (ts)、Aaron Parks (p)、Matt Penman (b)、Eric Harland (ds)

によるユニット作品です。

Joshua Redmanはこの10年は試行錯誤の連続だった様に感じてました。

このユニット作品によってまた一つの方向性を得たのではないかなと思ってます。

その力となったのは、Aaron Parksを初めとする他のメンバーによる力が大きいと思います。

互いに刺激し合い、2倍にも3倍にも膨れ上がった演奏だと思います。

ユニットと言うより、一バンドとしての音楽性も出来上がっているように感じました。

今後もこのユニットで活動をするのかわかりませんが、

是非とも次回作を期待したいと思います。

ちなみにJAMES FARMと言うユニット名はメンバーの頭文字からきているそうです。


最後は、

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Faithful / Marcin Wasilewski

ECM発のポーランドのトリオです。

今年発売された欧州ジャズの中では注目度ナンバー1だったと思います。

18年間トリオを組んでいるだけあって

トリオとしての完成度は何も言う事はありません。

ポーランドという国の背景とジャズが融合した素晴らしい作品だと思います。


以上3作品です。

期せずして日、米、欧 と3組のアルバムとなりました。

それぞれの地域の文化が音楽に現れているかなと思います。

そしてなによりこの3作品は、ユニットとしてのバランスが良く完成度が高い事です。

時間が無く簡単にしか紹介出来ませんでしたが、

また機会がありましたら、各アルバムレビューなり書きたいと思います。


今年一年ありがとうございました。

皆様にとって来年が良い年となりますように

心から願っています。