大島城 | 根多帖別冊 by おしろまん

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おしろまん です。
絵を描いていますので、そちらをメインにしたいのですが、お城の論考を書いたりしており、城関係がやたらと多いブログとなっています。
ブログ内容に即した、皆様の素敵なコメント募集中でございます~

さてGW、諏訪から伊那へとえどっちさんにご案内頂いてます。

一夜の城のあと、駒ヶ根にてソースカツ丼を頂き、大島城ヘ。

CS立体図(ひなたgisより)東に天竜川を背にした所謂「後ろ堅固」

主郭だけで長辺100m、でかい!そして西側城外が結構高い。

 

甲斐武田氏が秋山伯耆を城将に三遠進出の拠点にし、伯耆が岩村城に転出したあと逍遙軒が守ったといわれており、武田流といわれる丸馬出 ↓二重の三日月堀 

や二重空堀など見処たっぷり、図面摂りの血が騒ぐお城です。時間の都合で叶わなかったのが残念ではありますが。是非再訪して縄張図を摂りたいものですが、残りのお城終活のなかでその機会がありやなきや。

主郭南の二重空堀が

西側で90度クランク!凄い!!

ただこれらの防御施設が威力を発揮することはなく、逍遥軒信綱は三位中将の大軍を前に甲斐へ退いたということです。