豊後国小藩分立就多城郭 | 根多帖別冊 by おしろまん

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おしろまん です。
絵を描いていますので、そちらをメインにしたいのですが、お城の論考を書いたりしており、城関係がやたらと多いブログとなっています。
ブログ内容に即した、皆様の素敵なコメント募集中でございます~

以前ここで、「豊後は『お城県』…というのはおこがましいが、『城下町県』というにふさわしいのではないか」 ということを記した。

ところが、ツイッターのフォロワーさんが、「大分県と福島県はお城に関して見どころが多い」 というお話をしておられた。

 

昨年春から毎週開催されていて、80回記念のお話をされたのは小城小次郎さん。

「TVチャンピオン」 のお城選手権準優勝者!。

 

小城さんは、大分県に近世城郭が多いことについて、「文禄の大友氏改易後に小大名が配された」 ことに起因すると語られた。

こういった万人が認める城好きの名士の方に、我が故郷が 『お城の特異点』 として紹介されたことは嬉しい限りである。

まあ、十万石以下の城ばかりなので、規模の面では兵庫県や滋賀県にはかないまへんわ。

 

ひと言付け加えるなら、大分県域の中世城郭も素晴らしいですよ。

お薦めは、一ッ戸城 副城 佐田城 鶴賀城 天面山城 鹿鳴越城

あれ?あまりないや。(各所リンクで飛べます。)

ぼくが未踏の分では、玖珠郡の岐部城・野田城には多くの畝状竪堀があるらしいです。

 

因みに福島県に関しては、蒲生氏の入封による支城構築に因を求めておられます。

長沼・猪苗代・鴫山・久川・塩松・守山など…どれも未踏ですが行きたいな~。